映画:ゼロの焦点(2009年)

「ゼロの焦点(2009年)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

サスペンス映画

【承】– ゼロの焦点(2009年)のあらすじ2

ゼロの焦点(2009年)のシーン2

画像引用元:YouTube / ゼロの焦点(2009年)トレーラー映像

佐知子の運転する車で室田の自宅に行った禎子は、憲一の2つの家の写真のうち、瀟洒な館が室田邸だと知りました。

佐知子は「6日の夜に3人(儀作&佐知子&憲一)でお別れ会をした」「その時にも不審な点はなかった」と言います。

禎子は館で、美大を出て絵を描いている佐知子の弟・享を紹介されました。まだ若い享は家で姉・佐知子の絵を描いています。

金沢市では先月市長が死に、現在は市長選挙のただなかでした。佐知子は女性の立候補者・上条保子の後方支援に、積極的に取り組んでいます。

当時はまだ女性の地位はかなり低く、もし保子が市長になった場合には、女性初の市長ということで全国的に話題になります。

しかし女性の地位向上を快く思わない者もおり、保子の選挙事務所には投石など妨害活動もありました。

ところで禎子は、儀作と佐知子夫妻と会った日に、金沢の町でタクシーに乗り込む兄・宗太郎の姿を見かけます。宗太郎は京都に出張中で、仕事が終わり次第金沢に向かうと言っていました。

夜、旅館にいた禎子は、母からの電話で「若い頃の憲一は、立川署に勤務する巡査だったことがある」という情報を得ます。そういったこともすべて初耳で、禎子は夫・憲一のことを知らないのだと改めて思い知らされました。

翌朝、義兄・宗太郎が「たった今着いた」と言って禎子の旅館を訪ねます。憲一が巡査だったことを聞いた禎子は、宗太郎から「憲一が復員(戦争から戻ってきて)してすぐのことで、1年も勤めていない」と聞きました。

その宗太郎が、鶴来(つるぎ)にある料理屋・加能屋で殺されました。頭にネッカチーフ、赤いコートにサングラス姿の女性が宗太郎と一緒におり、直後に立ち去るのを料理屋の仲居が目撃します。

宗太郎の死因はウイスキーに混ぜた致死量の青酸カリでした。宗太郎はやはり土曜の朝に金沢に着いており、禎子が見たタクシーに乗り込む男は宗太郎でした。宗太郎には1日間の空白があります。

立ち去った女性の姿のことを、後輩・本多が「パンパンみたいだ」と言います。パンパンとは、終戦直後にアメリカ兵を相手に夜の商売をする女性の俗称でした。

宗太郎の葬儀のため禎子は一旦東京へ戻りますが、ふと「受付嬢の沼田久子が喋っていた英語は、米軍相手のスラング(実地の英語)だった」と気づきます。見送る本多にそれを告げ、調査依頼をお願いしました。

約束した本多は、久子の夫も最近投身自殺したと突き止めますが、久子宅を訪問した翌日、刺殺体で見つかりました。久子が最重要容疑者と目されます。

義兄・宗太郎の葬儀を終え、再び禎子は金沢に来ました。久子が一緒に暮らしていたのは曽根益三郎という内縁の夫で、久子は若い頃に東京で働いていたことも知ります。

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