映画:ゼロの焦点(2009年)

「ゼロの焦点(2009年)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

サスペンス映画

【転】– ゼロの焦点(2009年)のあらすじ3

ゼロの焦点(2009年)のシーン3

画像引用元:YouTube / ゼロの焦点(2009年)トレーラー映像

久子の家に行った禎子は、そのボロ家屋が憲一の荷物にあった2枚目の写真だと知りました。家屋の中には、上野駅で憲一が持っていたキャラメルの空き箱があります。曽根の死亡日は、憲一の失踪日と同じでした。

夫・憲一は曽根益三郎として暮らしていたのだ…憲一と曽根は同一人物だと禎子は思います。

久子の家には曽根の遺書があり、憲一の筆跡と一致しました。久子宛に遺書を残したのに、なぜ自分宛には遺書がないのか、禎子は打ちのめされ、佐知子が慰めます。

東京に戻った禎子は納得がいかずに、立川署勤務時代の憲一を調べました。当時の同僚の葉山は、昭和23年に憲一が風紀係をしていたと言います。

風紀係…戦後間もなくの時代にアメリカ兵相手に売春をする、パンパンの女性を取り締まる仕事でした。MP(進駐軍の憲兵隊)が絶対権力で、手先にしか過ぎない風紀係の仕事を憲一が悩んでいたことも、葉山から聞きました。

戦争から生きて帰った憲一は、人生をやり直したいと強く願っていました。死んでいった人たちのためにも、もっと意義のあることをしたい、そう考えていたのです。

禎子は自分と同じように、2日前に同じことを聞き込む人物がいたと知ります。それは、佐知子の夫・儀作でした。

さらに当時のパンパンが数多く住んでいた大隈ハウスに行った禎子は、そこで久子が「エミー」と呼ばれるパンパンだったと知ります。

クリスマスパーティーの集合写真を見た禎子は、そこに「マリー」と呼ばれる佐知子の姿も認めました。佐知子も元パンパンだったのです。そして儀作も同じ事実を突き止めました。

…昭和23年、佐知子と久子は立川で、米軍相手に身体を売って稼いでいました。久子は戦争で両親を亡くしたため金がなく、佐知子も女子大まで行ったインテリでしたが、弟・享が肺病を患って金が必要になり、大学を辞めて身を売っていたのです。

久子と佐知子は風紀係から逃げた際、夜の小学校に逃げ込みました。黒板に書かれた文字を読めない(知らない)久子に、佐知子は読んであげます。北原白秋の詩の童謡『この道』でした。

佐知子は歌って聞かせ、久子は「それなら知っている」と2人でくちずさんで笑い合います。

「いつかみんなが安心して学校へ行って、楽しく笑い合う日が来ればいい」…佐知子が言った言葉を物陰で聞いた憲一は、2人の逃亡の手引きをしました。久子も佐知子も、憲一も覚えていました。

金沢へ向かう列車の中で、禎子は推理しました。憲一と佐知子、久子の3人が再び金沢で会ったのが悲劇の始まりだと。

2年前に金沢へ憲一が転勤になり、半年後に元パンパンの久子と再会し、戦死した戦友の名を騙って一緒に暮らし始めます。義兄・宗太郎は久子の存在を知っていたので、空白の1日間で久子に会っていたのでした。禎子の推理は当たっています。

次のページで結末を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「ゼロの焦点(2009年)」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×