映画:ソウ(SAW)1

「ソウ(SAW)1」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(9件)

ソウ(SAW)の紹介:2004年公開のアメリカ映画。密室に閉じ込められ、ゲームを強要させられた2人の男性を主軸に話が展開する。意表をついて翻弄する技巧的なストーリー展開で好評を博し、シリーズ化された。

あらすじ動画

ソウ(SAW)1の主な出演者

ローレンス・ゴードン(ケイリー・エルウィス)、アダム・フォークナー(リー・ワネル)、デイビッド・タップ(ダニー・グローヴァー)、スティーブン・シン(ケン・レオン)、アリソン・ケリー(ディナ・メイヤー)、アマンダ・ヤング(ショウニー・スミス)、ジョン・クレイマー(トビン・ベル)

ソウ(SAW)1のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①巨大な浴室で2人の男性アダムとゴードンが目覚める。2人の脚は太い鎖で繋がれており、部屋の中央には死体、与えられたのはテープ、タバコ、着信用の携帯電話、銃弾1発、のこぎり。 ②ゴードンはジグソウことジョン・クレイマーに、末期の脳腫瘍を宣告した医師。アダムは元刑事タップに雇われてゴードンを尾行し撮影していた。

【起】– ソウ(SAW)1のあらすじ1

ソウ(SAW)1のシーン1

画像引用元:YouTube / ソウ(SAW)1トレーラー映像

(原題『SAW』は3つの意味がある。「のこぎり」「見る(see)の過去形」「ジグソウ(映画の中の殺人犯の名前)」)

若い黒髪の男性アダム・フォークナーが目覚めた瞬間、自分が浴槽の水の中にいると気付きます。

溺れかけたアダムは、パニックになりながらも浴槽から身を起こしました。

バスタブの栓を抜いて、水を流しながら起き上がると、光る何かが穴に落ちて流れていくのですが、アダムはさほど気に留めませんでした。

(この「流れていく何か」はラストで明らかに!)

部屋は真っ暗で、何も見えません。

アダムが「助けてくれ」と暗闇に呼びかけると、「叫んでも無駄だ。灯りをつけたいのだが…待て、スイッチがあるぞ」という声が聞こえます。

やがて照明がつけられ、部屋の全貌が明らかになりました。

古くて汚い、大きなバスタブの中に、アダムともう1人の男性ローレンス・ゴードンが対角線上に拘束されています。

アダムもゴードンも、右足首を鎖で繋がれていました。鎖は太いので、容易には外せそうにありません。

部屋の中央には、頭部が血まみれのうつ伏せの男の死体がありました。血だまりができており、死体は左手に拳銃を握っています。

右手には、小型カセットテープレコーダーが握られていました。

状況が呑みこめないアダムは、混乱します。

ゴードンはアダムよりも先に目覚めており、多少冷静でした。

ゴードンは記憶があるかと質問し、アダムは「部屋で眠っていた」と答えます。ゴードンは、病院からの帰宅途中で気付いたらここへいたと言いました。

犯人の目的が分からないので、アダムは寝ている間に臓器を抜かれたのかもしれないと考えますが、その疑惑はゴードンがすぐに否定します。

部屋の隅に新品の時計が設置されていることを、ゴードンが指摘しました。何かを示したいのだろうと言います。

ドアが開かないかとゴードンが試し、アダムは使えるものを持っていないか、自分の身体をまさぐりました。

アダムのポケットから、小さなテープが出てきます。ゴードンのポケットにも同じものがありました。

ゴードンの方には、銃弾と何かのカギも入っていました。

カギで鎖を外せないかゴードンは試しますが、駄目でした。アダムに放り、アダムも試しますが、駄目でした。

部屋の中央にある死体の、レコーダーをアダムが取って再生します。

テープには男性らしき声で、アダムへ宛てた内容になっていました。覗き屋家業をするアダムが、今日ここで死ぬか逃げ出せるか試すというものです。

ゴードンも自分の持つテープの内容を聞きたがりますが、アダムは「投げて寄越せ」と渡すのを拒否しました。ゴードンがテープを放ります。

ゴードンのテープを再生すると、「6時までにアダムを殺せ」という内容でした。

中央にある死体は、血液中に遅行性の毒を盛られた男性のもので、毒が回って死ぬのを待つよりも、先に死を選んだようです。

テープには、各々の罪を咎める内容でした。アダムには他者の秘密を暴いて生きる罪、ゴードンには、患者に死を宣告した罪があるとのことです。

ゴードンの方のテープでは、「Xに宝物が隠されている」、アダムには「ハートに従え」と言われていました。

ゴードンがアダムを6時までに殺さない場合、妻・アリソンと娘・ダイアナが死ぬとも言われています。

制限時間は、およそ7時間半でした。時計は10時半を示しています。

ゴードンが、アダム側のトイレのタンクに描かれた、ハートのマークに気付きます。

タンクには、2つののこぎりが入っていました。

アダムはのこぎりを使って鎖を切ろうとします。

ゴードンも要求し、アダムが投げて寄越しました。ゴードンも切ろうとしますが、鎖は太いのでとても短時間では無理です。

バカらしくなったアダムがのこぎりを投げると、鏡が割れました。

ゴードンは、のこぎりの意味に気付きます。

鎖ではなく、「足首を切って逃げ出せ」という意味なのです。

同時に、2人を拘束した犯人の目星もついたと、アダムに言いました。

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