「チェイサー(2017年)」のネタバレあらすじと結末の感想

チェイサー(2017年)の紹介:2017年製作のアメリカ映画。アメリカで多くの被害者が出ているという、児童誘拐を題材にしたアクションスリラー。息子を連れ去られたシングルマザーの壮絶な追跡劇が展開する。

予告動画

チェイサー(2017年)の主な出演者

カーラ・ダイソン(ハル・ベリー)、フランキー・ダイソン(セイジ・コレア)、マーゴ(クリス・マクギン)、テリー・フィッキー(リュー・テンプル)、デイヴィッド・ダイソン(ジェイソン・ウィンストン・ジョージ)、クマ男(クリストファー・ベリー)、デル(カーティス・ベッドフォード)

チェイサー(2017年)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①アメリカ、ニューヨーク郊外の公園でカーラが少し席を外した隙に、息子のフランキーが誘拐された。カーラは犯人の車を見つけ追跡を開始する。 ②執拗に追跡したカーラは犯人のアジトを見つけ、息子のフランキーだけでなく少女2人も救った。これにより国際的な誘拐組織が検挙された。

【起】- チェイサー(2017年)のあらすじ1

アメリカ・ニューヨーク州北西部のジェファーソン郡。

カーラ・ダイソンは夫と離婚して、6歳の息子・フランキーを女手ひとつで育てています。
食堂のウエイトレスをするカーラの暮らしは、裕福ではありませんでした。それでもフランキーを愛しており、大事に育てています。
その日は食堂のウエイトレスの仕事が終わった後、息子のフランキーを公園に連れて行く約束でした。しかし交代するはずの女性・アグネスが来ないため、カーラはフランキーをカウンターに待たせて接客します。
オーナーの計らいでやっと店をあがれたカーラは、息子を車に乗せて公園に行きました。

シティ・パークという大きな公園は、ちょっとした遊園地です。
そこで催し物を見ていたカーラは、ジャクソン弁護士から電話を受けました。
離婚した夫・デイヴィッドは不動産業者で、恋人の女性・シェリルは医者です。
通話の内容は、元夫のデイヴィッドが親権を要求しているというものでした。
込み入った話になりそうだったので、カーラは息子のフランキーに、そこでじっとしているよう言い聞かせると、席を外して弁護士と話をしました。

通話をしている間も、カーラは息子のフランキーがいるか気にして、合言葉「マルコ」と時々声をかけます。
カーラが「マルコ」と言うと、フランキーは「ポーロ」と返してくるのです。
通話の途中でも、息子はちゃんと「ポーロ」と返答していました。
ところが席に戻るとわずかの隙にフランキーはいませんでした。
カーラは急いで「マルコ」と連呼しながら、フランキーを探します。

しばらくすると、少し離れたベンチに、フランキーが持っていた録音機のオモチャがありました。
さらにカーラは、フランキーの赤と青のしましまの服を目にします。
太った女性がちょうど、フランキーを車に押し込んでいるところでした。
カーラはその車にしがみつきますが、振り払われます。
この時、カーラの携帯電話がポケットから落ちました。
フランキーを奪われたくないカーラは、無我夢中で車のロックを解除すると、車で追跡を開始します。

犯人の車は緑色の1980年旧型のフォード、マスタングGTです。
カーラの車は赤いステーションワゴンです。
犯人は男女の2人組なのですが、それが分かるのはもう少し先です。

犯人の車は高速道路に入りました。カーラは追跡をしながら携帯で「誘拐だ」と通報しようとしますが、携帯を落としたことに気付きます。
執拗に追跡していると、犯人の車はトラックの陰に入り、フェイントで分岐から別方向に出ていきました。カーラも夢中でバックし、出ていきます。
さらに追跡を続けていると、犯人はカーラの車の前で工具を落としました。次にタイヤを落とし、タイヤがぶつかった別の車が事故を起こします。

カーラは追いながら「これだけの事故が起きたのだから、事件になったはずだ」と、カーラジオで聞いてみました。
パトカーが対向車線を走りますが、事故現場に向けてです。

【承】- チェイサー(2017年)のあらすじ2

追跡を続けていると、犯人の車は並走し、窓越しにナイフを出して「追跡を続けると、フランキーを刺すぞ」というアピールをしました。
仕方なくカーラは、犯人が手で示す通りに、別の車線に移ります。
分岐になり、カーラは犯人の車とは違う方へ移動しました。

一旦は別車線になったカーラですが、フランキーを取り戻すことを決意し、再び追跡を開始します。
警察が捜査を開始しますが、まるで違う車のことをラジオで告げていました。
イライラしたカーラは、車の特徴を覚えておこうと録音機に録音しようとして、そのオモチャが録音状態だったことを知ります。

再生すると、フランキーの誘拐当時のことが分かりました。
女はマーゴと名乗り、母が呼び出していると巧みに車中に誘いこんでいたのです。
マーゴの声を聞いたカーラは、息子を取り戻す決意を新たにします。

犯人の車に追いついたカーラは、白バイも見つけました。
白バイの前で目立つよう駐車のハザードランプをつけながら、蛇行運転します。
白バイの警官が追ってきて、停車の指示をしました。警官にカーラは「誘拐されて、前の車に息子が乗っている」と必死で訴えますが、警官は言うことを聞いてくれません。
(聞いてくれないだけではなく、車のエンジン音がうるさくて聞こえにくいというのもある)

すると犯人の車が減速し、カーラの車と自分の車の間に、白バイ警官を挟みました。
白バイは橋梁にぶつかって転倒し、警官は倒れます(はっきりとは分からないが、死亡したのではないか)。
カーラと犯人の車も、はじかれて停車しました。
カーラは犯人の車に近づきます。

すると運転手の男が車から降りました。帽子をかぶった少し長髪の男性です。
男はバタフライナイフをポケットから出すと、やみくもに走ってきました。驚いたカーラは、思わず後退します。
後退したものの、歩行者である運転手を怖がる必要はないと思い、前進しました。今度は犯人が走って逃げます。
運転席に乗ったままで、カーラは犯人の男に「要求は何? 金?」と聞きました。
自分の財布を放ると、キャッシュカードの暗証番号も言い、その代わりに息子を返せと要求します。

男は財布を拾い、車に戻っていきました。
しかし今度は太った女性・マーゴが財布を持ってやってきて、車に乗せろと要求します。
「1万ドル(約107万円)用意できる?」と聞かれ、金を取りに行こうと言われました。
マーゴに指示されるまま、カーラはマーゴを後部座席に乗せます。
犯人の車についていく形で、カーラはマーゴを乗せて移動しました。

【転】- チェイサー(2017年)のあらすじ3

真後ろに座られたので、運転している間は、カーラの方から手出しはできません。
トンネルで急ブレーキを踏んだカーラは、ハンドルを握ってきたマーゴと戦いました。
首を絞められたカーラですが、シートを倒して首の拘束を外し、車外にマーゴを落とします。ジャケットだけが車に残りました。
トンネルを出た時、カーラはマーゴのジャケットを着てごまかします。

しかし「金が手に入ったら、彼に電話をして息子を返す」とマーゴが言っていたことからも分かるとおり、マーゴは電話で犯人の男テリー・フィッキーに告げたようです。
(テリーの名が分かるのは後半だが、先に記載させていただく)
しばらく走ると、テリーはまた走行中にドアを開け、フランキーを落とすアピールをしました。
やむなくカーラは、追跡をあきらめます。

海沿いで断念したカーラは、釣りをしていた親子に「通報して」と告げます。
道が分からないながらも前進を続けていると、煙が上がり渋滞ができているエリアがありました。
「まさか」と思いながら車線外を走って近づくと、犯人の車がトラックと衝突し、乗り捨てられていました。
事故の主は逃げたとトラックの運転手から聞いたカーラは、近くにあるペンシルベニア州チェスターの保安官事務所に駆け込みます。
自分の息子が誘拐されたことを女性保安官に告げたカーラは、保安官事務所に貼られた、大量の行方不明の子どものポスターを見て、こんなにも誘拐が多いのだと気付きました。
じっとしているだけでは、息子は取り返せないと思ったカーラは、また車に乗って捜し始めます。

近くを捜索していると、ごみ箱に犯人の上着を見つけました。
ごく近くにいるのではないかとカーラが注意していると、そっと出てくる黒いボルボがありました。カーラは、その車に犯人が乗っていると確信します。
テリーは駐車場にいた女性を撥ね、そのまま立ち去りました。カーラは回避します。
女性が意識もあり大丈夫そうだと確認し、カーラはまた追跡を再開しました。

ガス欠が近いと思ったカーラは、思い切ってボルボに追突します。
しかし間に合いませんでした。車はガス欠で停車します。
立ち往生したカーラは、後続のトラックに両手を振り、停車するように頼みました。乗り込むと「通報して」と頼みます。
「この先は行きどまりだぞ」と運転手の男が言った直後、戻ってきたテリーの車にぶつかられて、カーラも運転手も気絶します。

気絶から目覚めると、隣にいた男性が死亡していました。
テリーの車も停車していましたが、銃で撃ってきました。カーラは自分の車に隠れます。
テリーが近づいてきたのを見計らい、カーラは腕を掴んでそのままサイドブレーキを解除し、後退して樹木にぶつかりました(坂道だった)。

【結】- チェイサー(2017年)のあらすじ4

瀕死の重傷を負ったテリーに「息子はどこ?」と聞きますが、カーラの質問に答えず、テリーは亡くなります。

亡くなったテリーの所持品から、カーラは男がテリー・フィッキーという名だと知りました。
住所がすぐ近くの77号線の125番地だと知ったカーラは、ナビに入力しておおよその場所を知ると、徒歩で移動します。
日が暮れる頃に家に着いたカーラは、そこに途中で下車させた女・マーゴがいるのを知りました。マーゴとテリーは夫婦のようです。
マーゴは仲介役の相手と、固定電話で話をしていました。通話の後、小屋へ移動します。

マーゴが小屋に入ったのを確認し、カーラは固定電話から通報しました。台所で包丁を手に入れます。
今度は警察に対応してもらえましたが、到着まで7~10分ほどかかると言われました。
警官はその間、通話状態を保って隠れて待っているようにと指示しますが、マーゴが小屋から出てくるのを見たカーラは、通話を切ります。

小屋から戻ったマーゴは、テリーが戻ってきたのかと呼びかけ、それから車で出かけていきました。
小屋から持ち帰ったものが、ピザとジュースの空だと見つけたカーラは、小屋にフランキーが監禁されていると気付きます。
小屋に急いで行くと、屋根裏にいました。しかし屋根裏は施錠されて開きません。
呼びかけていたカーラは、誘拐、監禁されているのがフランキーだけでなく、ルーシー、リビーという2人の少女もいることを知りました。愕然とします。

パイプ管を破壊してフランキーを助けたところで、マーゴが帰ってきました。
やむなくカーラは、少女2人に「必ず助けに来るから、騒がずに待っていてくれ」と言います。
マーゴも異変に気付きました。飼っている猟犬にあとを負わせます。
湖に移動したカーラは、ボートに乗っている振りをして動かし、その実、桟橋の下に隠れていましたが、マーゴは猟犬の吠える声で気付きました。
カーラはマーゴの足をつかんで湖にひきずり込むと、包丁で刺して溺死させます。

犯人を退治してほっとしたカーラが少女たちを助けようとすると、そこへ銃を持った隣人男性・デルが「何をやっている」と現れました。
カーラは自分の息子が誘拐されたことを告げ「ほかに何人も誘拐されてるの」と答えますが、隣人・デルは「彼ら夫婦とは14年の付き合いだ。そんなわけがない」と断言します。
ところが本当に小屋の屋根裏に人がいると気配で知ると、デルは驚きました。
「2人の少女がいるなんて」と答えたことから、カーラはデルもあやしいと気付きます。
「人数言ってないわよ、性別も」と指摘すると、カーラはデルにシャベルを振りおろしました。
その時に警察が到着しました。

パトカーは大挙してやってきます。
カーラは少女たちとともに、警察官の前に現れました。

マーゴやテリー、デルたちが国際的な誘拐組織のメンバーでした。
カーラの活躍とその後の警察の調べで、フランス・パリ、アメリカ・ニューヨーク、イギリス・ロンドン、ドバイの4か国で誘拐していた組織を検挙しました。

みんなの感想

ライターの感想

なんと94分の、ほとんどが車の追走劇という話。
カーチェイスのシーンがとにかく続く。
「母は強し」と言いたいのだろう。とにかく、母・カーラの執念がすごい。
途中のポスターにもあったけど、身代金目的とはかぎらないもんね。
わが子を見失ったら最後、もう会えない可能性もあるのか。
必死な気迫はすごくよく伝わってきた。

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