「ディーバ 殺意の水底(みなそこ)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【結】– ディーバ 殺意の水底(みなそこ)のあらすじ4

ディーバ 殺意の水底(みなそこ)のシーン4

画像引用元:YouTube / ディーバ 殺意の水底(みなそこ)トレーラー映像

CM撮影をする日、イヨンは飛び込みの調子が振るいませんでした。2回やって2回とも飛び込みに失敗します。撮影を完了したいスタッフらは、似た背格好の別の選手を探してチョアに飛び込ませます。チョアは1回で成功させました。チョアの演技にイヨンの顔を合成すればいいという話になり、撮影は終わります。

スポンサー側はそれで納得しましたが、イヨンは焦りを感じました。自分がうまくできなくても代わりがいると受け取り、水が張っていないプールに落ちるイメージを想像します。

スジンがいなくなったので、チョアがイヨンとシンクロを合わせます。上達めざましいチョアが水のなかでスジンに見えたイヨンは、「もしやチュ・ヘリョンに会った?」と嫌味を言いました。イヨンの挙動がおかしいのでコーチが病院に連れていこうとしますが、イヨンは拒絶します。

2020年になりました。

イヨンはやはり情緒不安定なままです。焦りを覚えるイヨンは、スジンの荷物のなかにあった白い錠剤を服用していました。精神安定剤のつもりです。

それを知ったコーチは心配しますが、イヨンは「平気よ」と答えます。

チョアの活躍はめざましく、イヨンは苛立ちます。イライラするたびにキズをかきむしるので、いつまでも額のキズが治りません。

競技会場へタクシーで移動しようとしたイヨンは、事故に遭った崖を車が通ろうとしたので思わず下車しました。精神状態はずっとぼろぼろで、競技大会でもイヨンは飛び込みに失敗します。

控室で薬を服用しているのをコーチに見られ、「スジンのよ」と言い訳します。コーチと揉めて突き飛ばしたところ、コーチは頭を打って動かなくなりました。イヨンは怯えてその場を逃げるように去ります。

そのまま車を運転して移動したイヨンは、チョアが練習しているプールへ行くと、チョアを飛び込み台から突き落とすと自分も飛び込み、水中に沈めました。チョアを殺したあとプールサイドに腰かけて、イヨンは笑います。

どこからが現実でどこからが幻想なのか混乱しそうなイヨンは、自分を呼ぶ声を聞きました。目を上げると、そこにはコーチもチョアも生きていました。イヨンが思いを巡らせて記憶を辿ると、事故の当日のことを思い出します。

イヨンとスジンの車の事故の日。イヨンは運転前に缶ビールを飲んでいました。

あの日、イヨンはスジンが薬物を摂取しているのを知って、やめるようにと注意していました。スジンは「薬を服用することで、怖さを軽減できる」と認めたうえで、「いっしょの状況だったら私と同じ選択をしたはず」とイヨンに言います。

イヨンはスジンから薬を取り上げようとして、揉み合いになりました。そのときにスジンが頭を打ちます。スジンが額をケガしたので、イヨンが運転して病院へ連れていこうとしました。その途中で事故に遭ったのです。

スジンの遺体がようやく見つかりました。それを聞いたイヨンは、遺体の損傷が激しいから見るなと制止されたのを振り切って病室に入ると、声をあげて泣きます。

…イヨンは思い出していました。事故に遭って車が海に落ちた際、スジンはシートベルトが外れないイヨンを手伝っていました。車のガラスが割れて水が入り込み2人は外へ脱出しますが、ケガをしていたスジンは弱っていました。イヨンは、自分の手首を掴んで離さないスジンを見捨てて、足でけり飛ばして自分だけ水面に脱出していました…。

やっとすべてのことを思い出したイヨンは、後日、飛び込み台に立っています。イヨンのそばには、いないはずのスジンが立っているように見えました。少女時代の、楽しそうにじゃれあいながら走る2人の姿が映し出されます…。

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