「デスノートLightuptheNEWworld2016年」のネタバレあらすじと結末の感想

デスノート Light up the NEW worldの紹介:2016年10月29日公開の日本映画。名前を書いた人間を死なせる事ができる死神のノート〝デスノート〟を巡っての攻防を描いた人気コミック「デスノート」。同作の実写映画版の続編。キラとLとの対決から10年後を舞台に、6冊のデスノートを手に入れようとする人々による壮絶な頭脳戦が繰り広げられる。

予告動画

デスノートLightuptheNEWworld2016年の主な出演者

三島創〔中上亮〕(東出昌大)、竜崎〔新井正幸〕(池松壮亮)、紫苑優輝(菅田将暉)、七瀬聖〔白戸彩菜〕(藤井美菜)、青井さくら(川栄李奈)、松田桃太(青山草太)、黒元晋〔明山友樹〕(竹井亮介)、浦上衛〔高端公〕(大迫一平)、須加原順郎(金田明夫)、死神リューク〔声〕(中村獅童)、アーマ〔声〕(沢城みゆき)、ベポ〔声〕(松坂桃李)、弥海砂(戸田恵梨香)、御厨賢一(船越英一郎)、アレクセイ・イヴァノフ(セルゲイ・ゴンチャノフ)、ロジャー・アーヴィング(セルゲイ・クワエフ)、魅上照(水上剣星)、貴世河春奈(白羽ゆり)、L〔L·Lawliet〕(松山ケンイチ)、夜神月(藤原竜也)

デスノートLightuptheNEWworld2016年のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①人間界に新たに6冊のデスノートがばらまかれる。ハッカーの紫苑は6冊のノートを集めようとしていた。ある日渋谷でさくらがデスノートで無差別殺人事件を起こし、1冊がデスノート対策本部のところへ回収された。 ②4冊を紫苑、1冊はデスノート対策本部、残る1冊は竜崎が持っていた。取引で6冊を手にした紫苑は、本物のキラに渡す。本物のキラは三島で所有権を放棄して記憶を失っていた。竜崎と交代し三島が再びデスノートを封印するため動き始める。

【起】- デスノートLightuptheNEWworld2016年のあらすじ1

名前を書くと人を死なせることができる「デスノート」。
デスノートを駆使して世の中に野放しになっていた凶悪犯を次々と死に追いやった、キラこと夜神月がいました。
キラは世界的な名探偵・Lと頭脳線を繰り広げます。
Lは自らの命を賭けて夜神月をキラと断定しました。死神・リュークのノートに名前を書かれた月は死に、自分で自分の名を書いたLはその20日後に死にました(『デスノート 前編』『デスノート 後編』参照)…。

その後、警視庁では来る日のために〝デスノート対策本部〟を作り、デスノートに関する捜査を日々行なっていました。三島創(つくる)は特に真剣に勉強し、自作の研究ノートまで作っています。〝デスノート対策本部〟では、本名を知れると致命傷になるために、偽名で行動していました。
またLの遺伝子により体外受精で生まれた竜崎も、複数ノートがあることを知っています…。『デスノートNEW GENERATION』参照)。


〝そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ
死神が人間の寿命を奪うために使う デスノート
かつてキラと呼ばれた一人の男が このデスノートの力で
粛清という名の大量殺戮を行なった
これに歓喜した死神大王は 今再び 死神たちに命じた
キラの後継者を探し出し デスノートを与えよ〟

こうして10年後、人間界に今度は6冊のデスノートがばらまかれます。
デスノートの1冊がロシアに落ちました。それを拾ったのは、男性医師のアレクセイ・イヴァノフです。見上げますが、空には何もありません。
ノートをぺらぺらとめくると、そこにはロシア語で『そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ』と書かれていました。
アレクセイは老人男性ヴァシリイ・ニキトヴィッチの元を訪問します。
ヴァシリイは病で苦しんでおり、「死にそうだ」と言いました。注射を施したアレクセイは、ヴァシリイに「死なせてくれないか」と言われます。
しばし考えたアレクセイは、デスノートに試しに「ヴァシリイ・ニキトヴィッチに安息を」と書いてみました。信じていたわけではありません。
自分の書いた文字にしばし見入り、振り返ったアレクセイは、ヴァシリイが死んでいるのを見て愕然としました。と同時に、デスノートの力が本物であることを思い知ります。
その後、ロシア及びヨーロッパで、謎の不審死が続きます。言わずもがな、医師であるアレクセイの仕業です。いずれも末期患者だったり、自殺サイトで死にたいと投稿していたりした者が死にました。
この不審死が数カ月続くにあたり、ちょうど10年前のキラ事件に酷似した手口であることから、ICPO(国際刑事警察機構 通称:インターポール)はデスノートが再び地球上に現れたとみなし、「新生キラ事件」と名付けてコードネーム・竜崎に出動を依頼します。竜崎は、名探偵Lが遺した遺伝子を受け継いだ、Lの正統な後継者でした。
竜崎は当初デスノートに興味を抱いていませんでしたが、今度の事件には複数冊のノートが存在すると知ると、それが国家単位で私利私欲のために使われることを恐れ、動き始めます。

2016年、日本・東京。
12月10日。デスノートを持つ若い女性・青井さくらが、渋谷のスクランブル交差点で無差別殺傷事件を起こし始めました。
自分の残りの寿命の半分を死神に渡すことで、相手のフルネームを知る『死神の目』を持つさくらは、通行人の名を手当たり次第に書いていきます。
雑踏の中、現場は騒然としました。刑事の三島が到着した時には大騒動になっています。
運転手を殺したのか、1台の車が壁にぶつかり炎上しました。
そこへ、銀色のひょっとこの面をつけた竜崎が現れると、発砲許可がおりていないにもかかわらず、銃でさくらを撃ちます。
竜崎が撃ったのは麻酔銃でした。しかしさくらは死にます。
さくらを物陰から見ていた男がノートにさくらの名を書き、心臓麻痺で死亡させたのでした。その人物もデスノートを持つ可能性が高まります。
監視カメラの映像もハッキングされており、「所有者は他にもいる」と竜崎は三島に言いました。

世間では新生キラが登場したと騒がれています。10年前のキラ事件を知る者たちの中には、未だにキラ信奉者がいるとのことでした。
ちなみに10年前のキラ事件に深く関わったアイドルの弥海砂(あまね みさ)は、現在は所有権を放棄してデスノートに関する記憶をなくしていますが、10年間ずっと警視庁の監視がついていました。
青井さくらのデスノートは回収され、ICPOから派遣された竜崎と〝デスノート対策本部〟がどうするか話し合います。
デスノートを触った竜崎が、ノートについている死神・ベポと会話を始めました。三島たちもノートに触れて確かめます。
ベポは金色の金属に似たガイコツ様の死神でした。
ベポは、その場にいた者たちに「人間界に存在しているデスノートは6冊だ」と告げます。
それが人間界におけるデスノートの上限の数で、7冊目以降は効力を持たないとも言いました。
三島は、6冊を1か所にまとめて封印すれば、それ以降にデスノートが人間界に持ち込まれても無効だと考えます。
その日の話し合いでは、ノートは〝デスノート対策本部〟の管理のもと、厳重に保管されることになりました。

【承】- デスノートLightuptheNEWworld2016年のあらすじ2

ある日、世界中のパソコンやスマートフォンがハッキングされ、八神月(らいと)が語りかける映像が出てきます。
八神月がキラだということは、警察でもごくごく一部の限られた人物しか知らない情報でした。
そして10年前の事件に直接関わった松田にだけは、ノートについている死神・リュークの姿が映像の中に見えました。つまり…八神月が持っていた死神・リュークのノートを持つ者が、自称〝平和主義のハッカー〟です。彼は新生キラと名乗り、「キラはまだ生きている」と告げたうえで、また犯行を繰り返すことを宣言しました。
この映像は「キラウイルス」と呼ばれ、キラ信奉者を喜ばせます。
ほぼ同時期、ICPOで各国の権力者や諜報員の情報が抜き取られていたことが発覚しました。警視庁でも、全てのサーバをチェックする作業を始めます。
それと共に現在は女優になっている弥海砂のデータを呼び出しました。
海砂の担当検事・魅上(みかみ)が1年前に失踪していることが判明しました。魅上の車は甲羅山のふもとで発見されています。

海砂の控室に置かれていたポテトチップスコンソメ味(注:生前の月はこれを用いて犯行の隠れ蓑にした過去がある)の袋から、海砂を呼ぶ月の声が聞こえました。海砂が開くと、スマホが入っています。
声の主は横にある箱を開けろと言いました。箱の中にはデスノートが入っています。
デスノートに触れた瞬間、海砂の記憶が蘇りました。横にはリュークが立っています。
地下駐車場へ行くと、後部座席に紫苑優希(しおん ゆうき)が潜んでいました。紫苑は2分だけ時間をくれと言い、「動画を拡散したのは僕だ。八神月は生きている。デスノートを6冊全て集めると、約束の場所に八神月が現れる」と海砂に言います。
約束の場所とは、月の子どもの頃からの思い出の土地だそうで、共にキラの新世界を作ろうと言っていると告げる紫苑に、海砂は「嘘ね、月は死んだ」と返しました。
紫苑は海砂の発言にかまわず、デスノートは自分が集めるから、約束の場所へは一緒に行こうと言います。約束の場所を知っているのは、海砂だからと誘います。
デスノートは持っておいてくれと紫苑が言いますが、海砂は返却しました。
紫苑は車を降りて立ち去ります。駐車場の監視カメラは工作済みでした。

自宅へ帰宅した竜崎を、死神・アーマが出迎えます。アーマは女性に似た風貌の、白い死神です。マスカットが好きで、竜崎から与えてもらっています。
竜崎は毎日出かける時にはデスノートの所有権を放棄し(すると記憶をなくす)、帰宅すると所有権を自分に戻していました。

新生キラ(紫苑)に関係する殺人が開始します。
10年前にキラに対して肯定的な意見をしていたコメンテーター・貴世河春奈(きよかわ はるな)が、「キラ、お前にはノートを渡さない」と言って死にました。
これは新生キラの登場を邪魔に思った、判事・御厨賢一の仕業ではないかと思われます。
しかしその御厨も、紫苑に操られました。
御厨は郵便配達員に変装した紫苑にノートを渡した後、ナイフ警視庁へ移動して「Lの後継者を呼べ」と言い「Lの後継者に告ぐ。キラは3人の所有者からノートを手に入れた。これより4人目の処刑を行なう。キラは神」と言って死にます。
紫苑はかつて一家を惨殺されましたが、犯人は無罪として釈放されました。10年前にキラの裁きでその犯人が死んだ時、紫苑はキラ信奉者になったのです。
新生キラのところに4冊のノートが集まったという情報を得て、三島たちは調べました。
するとロシアの医師アレクセイ・イヴァノフが、半年前に薬物を自分で投与して自殺していました。アレクセイの周辺では患者に不審死が相次いでおり、また自殺サイトを閲覧して殺す相手を決めていました。
ほかにウォール街の悪魔と呼ばれた投資家ロジャー・アーヴィングも、最近死んでいました。ロジャーの周辺でも不審死が相次ぎ、そのおかげでロジャーの持つ株価が高騰していましたが、ロジャーは自社ビルから飛び降りて自殺しています。

・新生キラ(紫苑)…アレクセイ、ロジャー、御厨、元から持っていたリュークつきの4冊
・青井さくら(現在対策本部で保管中)…ベポつきの1冊
・竜崎(視聴者のみ知る)…アーマつきの1冊
合計6冊が出揃いました。

新生キラはその後、「12月17日、さくらテレビのニュース番組デイリーステーションに出演し、顔と名前をさらし、私の要求に応えよ。さもなくば世界が血の海に染まる」とLの後継者・竜崎に向けて報道します。
竜崎は予告された日、Lの映像で対応しました。Lの映像を流した竜崎は「ここからは直接話しましょう。このサイトにログインしてください。君の死神の名前がパスワードです」と言い、チャットで会話することにしました。DNSサーバを手がかりにするつもりです。
さらに途中からは音声のやりとりに変更しました。紫苑は合成の声で応対します。
紫苑は「デスノートを1人で持ってこい。約束を破ると多くの人が死ぬ」と、デスノート対策本部のノートを持ってくるように竜崎に要求しました。

【転】- デスノートLightuptheNEWworld2016年のあらすじ3

逆探知で港区内の高層マンションが発信源と判明しました。現着した捜査員たちは、鼻から下は隠しています(こうすることで顔がさらされないので、相手が死神の目を持っていても本名が分からない)。
部屋の一室に入ったものの、逆探知は紫苑の想定内でした。さらに、10年前から捜査に関わっていた松田桃太が「12月17日午後4時00分、キラの声に導かれ、一人、部屋に入り、自らの拳銃を使い、笑顔で自殺。」というデスノートの指示通りに自殺します。
それを見た女性捜査官・七瀬聖は、自分の本名を明かしていなかったと悔やみました。そして、もし封印できたら皆の本当の名前を呼びたいと言います。

〝デスノート対策本部〟はあてにならないと思った須加原・本部責任者が、チームの解散を告げました。須加原は偽名を使っておらず、おじけづいたのです。
三島は反対しますが、責任者の鶴の一声で、事件は捜査一課が仕切ることになりました。
その場にいた竜崎は「1人の死は悲しみだが、大勢の死は統計にすぎない。探偵の俺には関係ない。俺が全て終わらせてやる」と言います。
三島は「俺が全て終わらせてやる」と竜崎が断言したことに、違和感を覚えました。残り2冊のうち1冊は所持不明…なのに断言できることがおかしいと感じたのです。
パソコンを操作した三島は、テレビで流れたLの画像の顔の部分に「私が最後の一冊を持っている」という文字を入れこんでいたと気付きました。
急行した三島は竜崎よりも先に自宅へ行き、待ち伏せして竜崎のデスノートを見せてもらいます。

竜崎のデスノートは使われていませんでした。但しノートを切り取ったという可能性も残されています。
竜崎は「Lと約束した、使用しないと」と答えます。
「どんな理由であれ、デスノートを使うことは犯罪者と同然。だから誓った、使わずに解決すると。ノートを使うと、永遠にLを超えられない」
その言葉には嘘がにじんでいませんが、三島はまだ信じ切れません。
竜崎は三島に対し「もし俺を殺そうとしたら、俺の忠実な友のアーマがお前を殺す」と言いました。
竜崎を完全に信じたわけではありませんが、新生キラをあぶり出すために状況を変化させようと考えた三島は、〝キラ対策本部〟に保管してあるノートを出すことを決意して去ります。
捜査一課はその頃、デスノートの重要参考人として三島に同行要請を出していました。
三島が去った後、アーマが竜崎に問いかけます。所有者の身を守る義務は、本当は死神にはありません。
竜崎は、しかし三島がそのルールを「知らない」ことを逆手に取り、牽制したのでした。
アーマは「私はいつからあなたの忠実な友だったのかしら」と言いながらも、まんざらでもない顔をします。

三島は警視庁に連行されました。警視庁でサーバを一斉検挙したところ、三島のパソコンからは不可視ファイルがいくつも見つかったのです。
そこには「八神月が生前に遺伝子を残していたこと。それを元にアメリカで子どもが作られ、魅上という検事が連れ帰って育てていた」という証拠が多々残っていました。
しかし三島には全く身に覚えがありません。(注:ここは覚えておいてください)
身に覚えのない罪で勾留された三島でしたが、翌日、三島に会いに竜崎がやってきます。三島が保管するノートを手に入れるためです。
その頃、海砂のところには「明日の午後2時、東京シティホール」というメールが届いていました。

〝キラ対策本部〟に保管されたノートを出させた竜崎は、自分が持っていた1冊と共にアタッシェケースに入れます。
「お前が6冊全て奪う気じゃないのか」とまだ疑っている三島に対し、松田の銃を渡すと「信用できないなら撃て」と言いました。三島は竜崎を信用することにします。
竜崎は〝キラ対策本部〟の他のメンバーも呼び出していました。
三島は本部で監視カメラ映像などを見て指揮を取り、メンバーは現場に移動して、竜崎のフォローに回ります。
竜崎は紫苑との約束どおり、東大川門駅前に13時に行きました。
まず所持しているノートが本物かどうか確認するために、互いのノートの切れ端をコインロッカーに入れておくよう、指示がなされました。
本物と確認した後、紫苑は「14時半、東京シティホール」という指示をします。この時には、互いに顔を出していく約束をしました。
その時、警視庁内の監視システムがダウンし、無線も駄目になりました。三島は焦ります。
さらに現場周辺でもジャミング(妨害電波)が発生しました。
それを知らない竜崎は、時間になったので素顔をさらします。

ジャミングの装置は七瀬が見つけました。装置を破壊したので、無線電波が復活します。
そこへノートの紙片を持った海砂が現れました。しかも死神の目を持っています。
海砂が死神の目で竜崎の本名「新井正幸 即死」と書きこみ、竜崎は倒れました。
逃亡時にも海砂は〝キラ対策本部〟のメンバー・浦上の本名「高端公」、黒元の本名「明山友樹」を記入して殺します。

【結】- デスノートLightuptheNEWworld2016年のあらすじ4

…死神の目を得た海砂は、月の写真を見て本当は死んでいることに気づいていました。
紫苑に協力したのは、そうやってデスノートに翻弄される人生を、もうおしまいにしたかったからかもしれません。
最後に海砂は「弥海砂 12月18日14時40分 夜神月の腕の中で死ぬ」と自分で書きました。月は死んでいるので実現は不可能ですが、そうして書くことにより、海砂は月の腕の中で死ぬ幻想を見ながら亡くなります。

6冊を手に入れた紫苑は、そこで海砂に聞かされていた、甲羅山のホテルへ移動します。
ホテルへ乗り込む前に、紫苑は死神・リュークに『死神の目』の契約をすると言いました。それは、「これから現れるキラを殺すためだ」そうです。
キラは別にいるのだと、紫苑は言います。その人物の意志により、紫苑もデスノートを集めていたのです。
現れたのは竜崎でした。竜崎の本名は書かれていたのですが、死んでいないのは、ほかに先に何者かによって名前を書かれていたからです。竜崎は新生キラであることを否定しました。
紫苑の持つノートを見ると、確かに既に竜崎の本名が書かれています。死亡日時はまだ先でした。
三島も現れます。しかし三島もキラだということを否定します。
竜崎に「もし、記憶を失っていたとしたら? 所有権を放棄しているとしたら?」と言われた三島は、リュークのノートを触りました。
その瞬間、三島の記憶が蘇ります。

…10年前に、夜神月は健次の魅上に、「自分になにかあった時のために」と後継者を作るよう指示していました。
魅上は指示通りに後継者を作り、後見人としてその子を育てていました。その子は9歳です。
デスノートはその月の後継者のところにありました。
ところがまだ9歳の月の子は、デスノートを手にしたことで発狂してしまいます。同じく魅上もデスノートを手にしたことで、デスノートの重圧に耐えかねていました。
当時それを捜査した三島は、魅上を追いつめ、魅上が自分の名を書きこもうとしたのを射殺してデスノートを手に入れていました。
デスノートの使い方を知っている三島は、月が行なった犯罪だけではなく「戦争も止める」と決意します。
キラの志を共にできる兵士が必要だと感じた三島は、先に「これから自分が動くうえで邪魔になりそうな人物の名前」をリストにしてデスノートに書き記しました。この時、『死神の目』を使って竜崎の本名を得て、ノートに記入します(注:デスノートでは最長23日まで死の予約が設定できる)。
そのうえでデスノートの所有権を放棄し、リュークに「サイバーテロリストを探してデスノートを渡せ」と指示しました。
所有権を放棄すると、そのデスノートにまつわる自分の記憶は全部消えるので、だから「夜神月に後継者がいた」関連の記憶が抜け落ちてしまったのです。

『死神の目』で三島の本名が「中上亮」と知った紫苑は、腕時計に仕込んだデスノートの紙切れにペンでこっそり書き込んでいました。
しかしその途中で、ホテル外部から銃弾が撃ち込まれます(「途中」と書いたが、ほぼ「亮」まで書き終えていた気もするが…)。
日本警察がSAT(特殊急襲部隊)の投入を決定したのです。内閣総理大臣より、「射殺もやむなし」という命令が出ていました。
しかし紫苑はこういう時のために、リュークとゲームを想定していました。
「即死」と横にずらっと先に書いておいたノートの紙切れを用意し、リュークがSATの隊員のヘルメットを外していきます。
顔があらわになったSAT隊員の名を紫苑が記していきますが、…当然のことながら、文字を書くには時間がかかります。
銃弾を撃ち込まれ、紫苑は腕や脚に傷を負いました。また竜崎と三島も一か所に集まります。
日本警察の介入ですが、背後には「日本国がデスノートを手に入れて悪用する」という企みが透けて見えていました。
一番深手を負った紫苑が「僕はここに残る」と言い出し、三島と竜崎にデスノートを託します。
紫苑はSAT隊員の目の前に出ていき、総攻撃を受けて死にました。

三島と竜崎は地下水道を利用して逃亡します。
出口のところで、七瀬が待ち受けていました。ICPOからの要請で、殺害が中止されたことを告げると、「私の本名は白戸彩菜よ」と告げて、三島に銃を向けます。
七瀬はたったひとりの肉親である兄を、三島がデスノートに記入することで殺されていました(七瀬の兄は犯罪者だった)。
そう言って七瀬は発砲しました。竜崎は三島をかばうために前にたちはだかりますが、死んだのは七瀬でした。アーマがノートに名前を記入したのです。
「アーマはあなたの忠実な友でしょ。あなたの大切なものを助けたかった」と言うと、アーマはデスノートを使った代償に、砂となってしまいます。
三島と竜崎はSAT部隊に囲まれました。

移送される三島のところで、リュークが話しかけます。
キラの後継者を死神たちが躍起になって探している理由は、死神大王が気に入ったものに対し、大王の後継者の座を託すと約束したからでした。
三島は「6冊のデスノートは封印する」とリュークに言いますが、リュークは「誰かが必ずその封印を破る筈だ」と言い、別れを告げて去ります。

後日。
ひょっとこの面をつけた竜崎が、三島の独房に現れました。この日が竜崎の死ぬ予定の日です。
三島は自分が行なった事の重大さを知ってショックを受け、深く悔いていました。
「お前だけは、デスノートを手にしても狂わなかった」と三島は竜崎に言います。
6冊のデスノートは、中立機関であるワイミーズハイツへICPOによって移送される予定でしたが、その途中で襲われて4冊が燃えて消滅し、封印に失敗したと竜崎は言いました。
そして新たなデスノート事件が早くも勃発していることを言った竜崎は、超法規的措置として「三島を竜崎にする」と告げます。
互いに本名を言い合い「お互い、平凡な名前だな」と言って笑った竜崎は、そのまま独房に残りました。三島として死ぬつもりです。
三島は竜崎として新たに発生したデスノート事件に対応するべく、出ていきました。

(エンドロール)デスノート対策で偽名で活動していた捜査員の名は、赤字で本名に変わる。

(エンド後)「計画どおりだ」と言って笑う月の映像。

みんなの感想

ライターの感想

たった1冊のデスノートでも(厳密には2冊だったが)面白かったんだから、6冊になったらさぞかし…と思ったら、そうでもなかった。
10年前のデスノートがいかに優れていたか、よく判った。
今回は心理戦らしき心理戦がなく、単なる争奪戦。
広げた風呂敷が…たいしたサイズじゃなかったことにも、がっかり。
とはいうものの、やはり豪華キャストなので、時間と興味があればぜひ見ていただきたい。
ただ過剰な期待を抱くと、ちょっぴり残念な気分になるかも。

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