「ドント・ストップ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【承】– ドント・ストップのあらすじ2

ドント・ストップのシーン2

画像引用元:YouTube / ドント・ストップトレーラー映像

そこへイザベルの息子・カリムから電話が入りました。無事だったのでイザベルは安堵し、父親の迎えを待てと指示します。

車内の少年の意識が戻りました。「何をした? 誰だ?」「アブデル、アブデル」とつぶやきます。イザベルが落ち着かせようと話しかけつつ、検査器具をつけるために服を切って前を開くと、腹に爆弾が巻かれているのを見ました。イザベルは動揺してアダモに知らせます。アダモも動揺し、車を停止させました。それは横断歩道の前の車道で、そこには下校途中の子どもたちが横断しようと待っているところでした。

自分が救急車に乗せられていると気づいた少年は、起爆スイッチを持って示しながら「早く出せよ」と言います。アダモは下校の子どもたちが横断歩道を渡り終わったのを待って、車を発進させました。

同じ頃。

テロ対策センターでは、次々に入って来る情報を整理していました。昨日タリク・シナと3人の逮捕があったばかりで、学校でのテロはこれに関与しているのではないかと踏んだのは、ティエリ・ムニエ警視です。部下のヴェルマレンに調べさせます。

高校でテロを起こしたのは、この学校に通うアブデル・ハジという16歳の生徒でした。両親はおらず叔父と同居しているそうです。アブデルが爆発前に銃で生徒を撃ちましたが、アブデル以外の共犯者がドアを閉めたという証言が出てきました。

共犯者の名前はエデン・ブーファルという16歳の少年で、エデンの写真も手に入れます。しかし事件後のエデンの行方は杳として知れず、ムニエは早速手配写真をあちこちに送ります。またヴェルマレンに命じて、エデンとタリク・シナとの接点がないかも調べさせます。

救急車サイドでは、走行を続けていました。サイレンを鳴らしつつ救急車は移動しますが、あてがあるわけではありません。エデンが「サイレンを消せ」と言って止めさせると、途方に暮れてひとりでぶつぶつ呟きます。イザベルが話しかけようとしますが、「黙れよ、しゃべるな」と言います。

アダモがイザベルのスマホを手にすると、こっそり操作をしていました。しかしエデンに見つかり、取り上げられます。イザベルもエデンの攻撃を受け、左足にケガを負いました。

イザベルのスマホを取り上げたエデンは、それを使ってどこかへ電話をかけます。しかし電話は繋がらないようです。

車内では救急センターからの無線から、警察無線も聞こえていました。テロということもあり、検問や警察犬の出動も迅速に行われています。道に渋滞が起きて検問に捕まりそうになったので、イザベルが「サイレンを鳴らして」とアダモに言いました。アダモはサイレンを鳴らして渋滞の列から出ていき、警察を交わします。

その頃テロ対策センターでは、タリク・シナとエデンたちを仲介した者の存在が判明していました。38歳の男ユーセフ・アミルです。ユーセフは以前から目を光らせていた相手で、いよいよ逮捕できるとムニエの身が引き締まります。

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