映画:ハウスジャックビルト

「ハウスジャックビルト」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ハウス・ジャック・ビルトの紹介:「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「アンチクライスト」などで知られる、ラース・フォン・トリアー監督の2018年に製作された新作映画です。潔癖症の殺人鬼をマット・ディロンが熱演し、シニカルでブラックユーモアを含んだトリアー監督らしい独特の味わいがある作品になっています。

あらすじ動画

ハウスジャックビルトの主な出演者

ジャック(マット・ディロン)、ヴァージ(ブルーノ・ガンツ)、最初の犠牲者(ユマ・サーマン)、2番目の犠牲者(シオバン・ファロン・フォーガン)、3番目の犠牲者(ソフィー・グローベール)、シンプル(ライリー・キーオ)

ハウスジャックビルトのネタバレあらすじ

【起】– ハウスジャックビルトのあらすじ1

ハウスジャックビルトのシーン1

画像引用元:YouTube / ハウスジャックビルトトレーラー映像

ある男が、何者かに自分の犯した罪を告白していました。男は静かに語りだします。「これは、およそ12年の間に起きた出来事だ・・・。」

建築技師のジャックは、道端で車が故障して困っている女性に遭遇します。女性に頼まれ、ジャックは修理屋まで自分のバンで女性を乗せていくことになります。女性はお礼を言いますが、それと同時に「両親には小さい頃から、知らない人の車に乗っちゃいけないって言われてたわ。あなたが殺人鬼だっていう可能性もあるわよね?」と言い始めます。

最初はただの冗談かと思っていたジャックでしたが、しつこく殺人鬼話を繰り返した上に、あげく「あなたは違うわね。虫も殺せない腰抜けだわ」と馬鹿にしたように言われ、怒りが爆発。女性の持っていたレンチで顔面を殴りつけ、殺してしまいます。女性の車は管轄外で警察の捜査がしにくいように、州境を越えた森の中に隠し。死体は、ピザの販売をするために買っていた冷凍倉庫に「保存」しました、

この衝動的な「第一の犯行」がバレなかったこともあり、ここからジャックは繰り返し殺人を犯すようになります。2番目の標的は、同じ町に住む中年の女性。夫と死別して一人暮らししているところを狙った犯行でした。保険屋に化けて上手く家に上がり込み、女性の首を締め上げるジャック。殺人という目的は果たせましたが、ここで問題が。ジャックは、異常なまでの潔癖症だったのです。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「ハウスジャックビルト」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×