映画:ハングマン(2017年)

「ハングマン(2017年)」のネタバレあらすじと結末

ハングマン(2017年)の紹介:2017年製作のアメリカ映画。オスカー俳優アル・パチーノ主演、回答者が間違えるごとに絞首台で首を吊られる人の絵が描き加えられていくハングマンという単語あてゲームをモチーフにしたミステリースリラー。監督は「ヴェンジェンス」のジョニー・マーティン。特集『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018』にて上映。

あらすじ動画

ハングマン(2017年)の主な出演者

レイ・アーチャー(アル・パチーノ)、ウィル・ルイニー(カール・アーバン)、クリスティ・デイヴィス(ブリタニー・スノウ)、ハングマン(ジョー・アンダーソン)、ワトソン(サラ・シャヒ)、アビー(ソローン・ウォーレン)、ジョーイ・トゥルーマン(シェル・ラモス)

ハングマン(2017年)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①首を吊られ胸にアルファベットが刻まれた「ハングマン・ゲーム」の連続殺人事件が起こる。ウィル刑事は現場に残された数字が警官バッジだと気付き、退職したレイ刑事の協力を仰ぐ。ウィルにはクリスティという記者が密着取材。 ②連日午後11時に殺人事件が起こるが、現場に残った手がかりを頼りに3人は真相に近づく。犯人はレイに恨みを持つジミーという青年。

【起】- ハングマン(2017年)のあらすじ1

ハングマン(2017年)のシーン1 (映画タイトル『ハングマン』とは…
「ぶら下がった(ハング)男(マン)」
転じて犯罪用語として、吊られた人間という意味合いもある。
首吊りをイメージした絵の下に、アルファベットの数だけアンダーバーを引き、一文字ずつ明らかにすることで、ある単語を推理させるゲーム)


アメリカ・ジョージア州アトランタ。

初老の刑事レイ・アーチャーは、青いバン車に宛て逃げされ、怒りました。
すぐさま当て逃げした車を追いかけ、逮捕します。
逮捕された男の車中のミラーには、ドクロのマークのペンダントが下がっていました…。
(ドクロのペンダントは、あとで出てくる)


〔1年後〕

有力紙の若い女性記者クリスティ・デイヴィスが、視聴の許可を得て警察に密着取材にやってきました。
クリスティは、中年男性の刑事ウィル・ルイニーにつきます。
ウィルは当初、クリスティがついて回るのを嫌がりました。どうせ面白おかしく警察を揶揄する内容を書くのではないか…そう危惧したからです。

ところがクリスティは、まったくちがう意図を持っていました。
クリスティは昔、麻薬組織を潜入取材していました。その際に、取引現場で嫌な予感がします。
嫌な予感は当たり、スパイと知られたクリスティは背後から襲われ、殴られました。
その事件を担当したのは、マイケルズ刑事です。
マイケルズ刑事はクリスティに親身になってくれましたが、事件に巻き込まれて銃弾に倒れました。
警察官がいかにわが身を犠牲にして、苦労して犯人を捕まえているか…それをクリスティは市民に、訴えたいのです。


そういうわけで、クリスティはウィルに密着取材しました。犯罪現場にも同行します。

その日、ウィルが呼び出されたのは、ウェイワード小学校で女性の遺体が発見された現場でした。クリスティもついていきます。
別室には、2体のマネキンと共に、首吊りの絵と10つのアンダーバーが書かれていました。さらに、「25」という警官バッジが記されています。
ウィルは「絞首刑(ハングマン)ゲーム」だと、疑います。

遺体の女性は、胸に「O」の字が刻まれていました。
警官バッジ番号は、36年間殺人課に勤務し、今年引退したレイ・アーチャーのものです。
ウィルはレイのところを訪問し、捜査の協力を要請します。
レイも頷きました。

【承】- ハングマン(2017年)のあらすじ2

ハングマン(2017年)のシーン2 検視官の女性・アビーによると、被害者はケリー・クーパーという24歳の女性で、胸にOの文字が刻まれた時には、まだ生きていたそうです。
殺害後にわざわざ着替えさせられており、何か意味があるのではないかと考えたウィル、レイ、クリスティは、ケリーの家に行きました。

ケリーの部屋は血しぶきが散っており、SMグッズが沢山ありました。
ケリーの身体にはDVの痕も見られたことから、同性愛の恋人ジョーイ・トゥルーマンという男が怪しいと思い、ウィルたちはジョーイの家へ行きます。

恋人のケリーが死んだと聞いて、ジョーイは大いに動揺しました。
SMプレイは、ケリーの要望でした。ケリーの死を知ったジョーイは衝動的に取調室で自殺を図ろうとし、止められます。


ケリーの部屋の血を鑑識が調べると、動物の血に混じって少量の人間の血液が入っていました。
それは元重罪犯デヴィッド・グリーンのものでした。
ウィルたちはデヴィッドが現在いる、聖心教会へ行ってみます。

するとそこには、仮出所したばかりの清掃員ジーン・ウィルソンの遺体がありました。
デヴィッドは改心して牧師になっており、ケリーのことを知らないと言います。
アリバイもありました。デヴィッドはケリーの死亡推定時刻には、スプリングフィールドの教会で演説するために3日間留守にしており、犯行は不能です。
血について聞かれたデヴィッドは、信用してもらえるかどうかと前置きしたうえで、「3か月ほど前、ある男がやってきて変な薬をかがされて意識不明になった。意識が回復すると、血を抜かれていた」と答えました。
当時、デヴィッドは病院で検査を受けており、クロロホルムをかがされていた証明もなされます。


ジーンの遺体に彫られた文字は、Nでした。
また死亡推定時刻が午後11時であり、前の日に死んだケリーと同時刻です。
このことから、「連続殺人犯は、毎晩11時に人を殺すのではないか」と思われました。
現場からヒントを見つけ出し、次の犯行場所を読み解かないと、殺人が行なわれる…ウィルとレイ、クリスティはあせります。

【転】- ハングマン(2017年)のあらすじ3

ハングマン(2017年)のシーン3 デヴィッドを襲った男性が豚のマスクをつけていたということを聞き、3人は養豚場へ行きました。
そこに、エリック・アンダーソンの遺体を見つけます。
遺体は凍らされていましたが、今までと異なり「吊られていない」状態です。
3人の到着が早かったため、真犯人が吊るす時間がなかったのだと目されました。
しかしこのことで、クリスティはある可能性を思い浮かべます。

ウィルには妻・ジェシカがいましたが、今から1年前に、何者かに殺害されていました。
ウィルは妻の死を嘆き、捜査資料すら目をそむけていました。
クリスティが捜査資料を見ると、ジェシカの胸には「V」の文字が刻まれています。
つまり…ジェシカも「ハングマン・ゲーム」の被害者であった可能性が高いのです。


死んだエリックの地下室には、街のジオラマが飾られていました。
精巧な鉄道模型が用意されており、3人は次の現場が線路だと気付きます。
線路へ行くと、線路上横の樹木に吊られた男性を見つけました。まだ息があります。
3人は助けようとしますが、首を吊るワイヤーが頑丈で切れず、列車が突っ込んできたために、救えませんでした。


…マスコミに、一連の犯行が連続殺人鬼によるものと気付かれます。
マスコミは一斉に報道し始めました。

時計に残った指紋の主ネイサン・シャインのところへ行くと、次の被害者になったかもしれない女性を見つけます。
3人は女性を保護しました。犯人は警官の扮装で逃亡します。


クリスティ、ウィル、レイは、「連続して殺人が起きたのに、ジェシカ殺害から1年の空白があったのはなぜか」考えます。
1年間の空白の理由が、犯人特定の大きなカギに思えました。

殺人犯が犯行をおこなえなかった理由として「犯人が死んでいたから」「犯人が逮捕されたから」「犯人が別件で逮捕されていたから」3つが考えられます。
現在も続いていることから、前2つは除外されました。
同時に、レイの警官バッジを示していたことや、ウィルの妻が狙われたことで「レイとウィルに恨みがある、つまり、2人が逮捕した誰か」と特定できます。

【結】- ハングマン(2017年)のあらすじ4

ハングマン(2017年)のシーン2 刑務所へ行くと、囚人・ジョーイの遺体が吊るされていました。
ウィルとレイは、空白の1年間に逮捕され、現在は釈放されている、自分たちが逮捕した犯人を捜します。
すると、アダム・ケラーマンという男が浮上しました。
警官隊を率いて部屋に突入すると、アダムは猟銃自殺していました。

一連の犯行の犯人はアダムで、自殺したとレイは思います。
しかしウィルは疑問に感じました。
まだ10の文字すべてが出されていない、犯行が完了していないのに、犯人が自殺するとありえないと考えたのです。

ウィルはクリスティに、いままでの取材記録を見せてもらおうと考え、クリスティの家を訪問しました。
クリスティは自室で襲われかけており、ウィルとレイが乗りこみます。
ウィルとレイはそこで、犯人と対峙しました。


犯人はドクロのネックレス(冒頭の、レイの車に当て逃げしたことで逮捕された)のジミーでした。
そしてレイは、ジミーについて新たな事実を知ります。

…20年前、ジミーの父・スチュワートは、養豚場の経営に失敗して「立ち退き勧告」を受け、首を吊って自殺しました。
幼かったジミーは父の死体を見て、ショックを受けます。
当時、ジミーの父の捜査を担当したのが、レイでした。
父の死を見てショックを受けたジミーのフォローをレイがすれば、あるいは違ったものになったのかもしれません。
里親のところで成長したジミーは、殺人鬼になりました…。

ウィルの妻・ジェシカを殺害したのが、ジミーの最初の殺人です。
ところが直後、レイの車に当て逃げしたことで、ジミーは逮捕されました。これが犯行中断の背景でした。


ジミーはクリスティを拉致し、処刑映像をライブで配信し始めます。
クリスティは拘束されていながらも、犯人であるジミーに取材をし、動機や、被害者を着替えさせた理由などを聞いていました。
そこへウィルとレイが現れ、レイが「人質と交替する」と言います。
銃撃戦になりますが、ジミーが逃げ、それをウィルが追いました。
レイはジミーと揉み合いになり、腹を刺されます。

犯人のジミーが残そうとした文字は「EVICTIONEM(立ち退き勧告)」という単語でした。
レイは腹を刺されて失血死し、ジミーは階段から転落します。
まだ息のあるジミーを、ウィルは階上から発砲して殺害します。


後日。
レイの葬儀がおこなわれます。
参列したウィルは、その後、亡き妻・ジェシカの墓参りに行きました。
そこへ幼い少年が、「A」と書かれた紙を持ってきます。
連続殺人事件は終わったはずですが、新たな犯行予告を見たウィルは、思わず周囲を見渡しました。

みんなの感想

ライターの感想

アル・パチーノとカール・アーバンが、しぶくてよかった。以上!
…いや、はっきり言って、この連続殺人事件については、なんかお粗末というか、描写が下手くそ。
1年前に奥さんを殺害されたウィル。いくら現実を直視したくないからって、彫られたVの字が読み取れないってそんな…(絶句)。
しかも犯人、別件で逮捕されて、殺人事件が中断したという、それ笑い話か、と言いたくなるような内容。
ハングマン・ゲームという設定はスリリングでよかったし、謎を解いて捜査を進めて行くというストーリーも悪くない。
ところが唐突につきつけられることがらや、ラストで明らかになる、レイとジミーとの関係性…。
伏線、はっておいてほしい。
  • hanga18さんの感想

    アル・パチーノ最高でした。ハングマンって、日本のハングマンを思い出しました。全く別の内容でしたね。

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