映画:ハンニバル

「ハンニバル」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(4件)

ハンニバルの紹介:2001年公開のアメリカ映画。『羊たちの沈黙』の続編にあたる。監督はリドリー・スコット。出演はアンソニー・ホプキンス、ジュリアン・ムーアなど(ジョディ・フォスターはクラリス役を辞退したためジュリアン・ムーアが登板した)。

あらすじ動画

ハンニバルの主な出演者

ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)、クラリス・スターリング(ジュリアン・ムーア)、メイスン・ヴァージャー(ゲイリー・オールドマン)、ポール・クレンドラー(レイ・リオッタ)、レナルド・パッツィ主任捜査官(ジャンカルロ・ジャンニーニ)

ハンニバルのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①バッファロー・ビルの事件から10年後、ベテランFBI特別捜査官となったクラリスはある事件の不始末を取らされていた。レクターの被害者で恨みを持つ大富豪・メイスンは司法省のクレンドラーを使ってクラリスに接触、復讐のためのレクター捕獲に努める。レクターはフィレンツェにいた。 ②メイスンにレクターの居場所を教えたパッツィ刑事は殺され、メイスンも復讐どころか返り討ちに遭い豚に食われる。クラリスを利用しようとしたクレンドラーは自分の脳を食べさせられ、レクターは逃亡した。

【起】– ハンニバルのあらすじ1

ハンニバルのシーン1

画像引用元:YouTube / ハンニバルトレーラー映像

女性を誘拐して殺害し、死後皮膚を剥いでその皮膚で服を作ろうとしていた連続猟奇殺人犯『バッファロー・ビル』の事件が発生しました。

若いFBI実習生クラリス・M・スターリングは、元精神科でありながら連続殺人犯であるハンニバル・レクターに会い、事件の手がかりを得ます。

レクターは相手を食べる犯罪者でした。レクターはクラリスに興味を持ち、クラリスもレクターに敬意を払って教えを請います。

クラリスはレクターから与えられたヒントで犯人に辿り着き、事件を解決しますが、その合間にレクターは精神病棟から脱走しました…(映画『羊たちの沈黙』参照)。

…10年後。

アメリカ・メリーランド州ボルティモア。

ハンニバル・レクターが収容されていたボルティモア州立精神病院で、囚人・レクターと6年間の付き合いがある黒人男性看守・バーニーが、大富豪のメイスン・ヴァージャーに呼ばれました。

メイスンはレクターの元患者で、レクターの犯した事件の4番目の被害者で唯一の生存者です。メイスンの顔は剥がされ、身体も痛めつけられていました。

それはレクターに剥がされたのではなく、特殊な、一種「洗脳」に近い催眠によってメイスン自身が自らの顔の皮を剥ぎ、飼い犬に食べさせるという凶行でした。

メイスンは車椅子の生活を余儀なくされており、顔も皮膚移植したものの引き攣れが目立つ醜い容貌になっています。

自分をこのような境遇に追いやったレクターを強く憎むメイスンは、なんとか復讐を果たしたいと考えていました。富豪なので金だけはあります。

主治医のコーデルに身の回りの世話をさせているメイスンはバーニーを呼び、クラリスとレクターの話を聞きました。

バーニーは問われるまま「2人は礼儀正しい距離を置いて」互いを認め合っているようだったと言います。

その後、バーニーはレクター移送時に使用されたマスクを、メイスンに25万ドル(約2840万円)で買い取ってもらいました。

アメリカ・テキサス州ウェイコ。

すっかりベテランのFBI特別捜査員になったクラリスは、過去に2度逮捕したことのある大手麻薬ディーラーの女性イヴェルダ・ドラムゴを検挙するために、FBIとDEA(麻薬取締局)とATF(アルコール・タバコ・火器取締局)とワシントンD.C.警察の応援を得ていました。

チームを率いるリーダーはクラリスです。

検挙する相手・イヴェルダはHIV(エイズ)陽性で、すぐ噛みつこうとすることを皆に注意したクラリスは、魚市場の裏手にある麻薬精製所に踏み込もうとしました。

イヴェルダは胸に赤ん坊を抱き、銃火器を持った男性3人と共に出てきました。

一般市民が多い中で銃撃戦が展開されると危険だと判断したクラリスは、すぐに作戦中止命令を出します。

しかしD.C.警察は言うことを聞きませんでした。市長がコカイン所持で有罪になった汚名を返上したいD.C.警察は、取り締まり強化をアピールしたくて無理な突入を開始します。

結果、クラリスのいるFBIでもブリガム捜査官はじめ6名の死者を出しました。

クラリスは責任を問われ、窮地に立たされます。

クラリスの窮地を知ったメイスンは、接近のチャンスと思いました。司法省のスポークスマン(代弁者、広報担当)の男性ポール・クレンドラーを使い、クラリスを呼び出します。

メイスンはFBIの十大凶悪犯に、ハンニバル・レクターを加えるようクラリスに命じました。それにより、クラリスをレクターの捜査に復帰させようと考えています。

レクターの新たな手がかりがあったと聞かされていたクラリスは、メイスンから「アルゼンチン・ブエノスアイレスから2週間前に届いたというレントゲン写真」を受け取りました。重要な手がかりとなる外封筒は処分されたそうです。

メイスンは「レクターの資料を買いたいという奴もいるらしい」と囁きました。実際のところ、金を出して買い集めているのはメイスン自身ですが、ほかにもコレクターがいるのでしょう。

クラリスは足を延ばし、看守のバーニーに会いに行きました。さりげなく証拠品の領収証のサインがバーニーの筆跡と一致したことを告げ(お前が証拠を売っていることは知っているのだぞという牽制)、バーニーに質問します。

レクターに関わった者で無事なのは、クラリスやバーニーなど一部の者でした。その共通点は「レクターに礼儀正しく接するか否か」です。

バーニーと話し合い、共通点に違いがないとクラリスは確信しました。

バーニーは、当時の精神科病院のチルトン院長が録音させたテープをクラリスに提供します。

クラリスが足繁く精神病院に通い、レクターと何か情報交換をしていると知ったチルトン院長は、その情報を得たくて24時間レクターの行動を監視していました。

テープを渡しながら、バーニーは一番印象的だった「クラリスに関するレクターの話」を話します。

人間の遺伝的な行動の話で、レクターは『宙返り鳩』の例を挙げていました。その鳩は地上めがけてバック・ターンで降りてきます(注:本当に遺伝の関係で宙返りする鳩がいるらしい)。

ターンには浅い深いがあり、両親とも深いターンをする鳩だと、その子鳩は地面に激突して死んでしまいます。

レクターは「スターリング(クラリスのこと)は深いターンをする。片親がそうでないことを祈ろう」と言ったそうです。

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