映画:ハンニバル

「ハンニバル」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(4件)

映画「ハンニバル」の感想

ライターの感想

『羊たちの沈黙』続編。第1作でもレクター博士とクラリスの関係が、なんか恋人同士にみえてならない…と思っているのだが、今作品は倍増。 見ようによっては、萌え要素満載かも(笑)。 映画を見た人のインパクトランキングを取ると「1位 脳を食べさせられる!」「2位 腹切られて首吊り処刑」じゃないかな。豚の餌食バージョンは画としては地味。 しかも今回はレクター博士がかっこいいのだ。「1位 お姫さま抱っこ」「2位 壁ドンならぬ冷蔵庫ドン」「3位 クラリスの手首を切ると見せかけての自己犠牲」。 ああ、なんだかとっても…というふうに、妄想することもできる。いや、せんけど(してるじゃん 笑)。 グロテスクなシーンがとにかく多い。だからそれが苦手な人にとっては視聴は無理かも。 グロ耐性があっても、脳を食べさせるシーンは強烈すぎて、しばらく脳裏から離れない印象。脳だけに。 謎解き要素が大部分を占めていた第1弾とは異なり、今作品はレクター博士の奥深さ、異様さを前面にプッシュしている。 なので第1作と同じ展開を希望している者からすると、期待はずれかもしれない。 第3弾『レッド・ドラゴン』では再び謎解き要素が復活する。
  • アミヨシコさんの感想

    「羊たちの沈黙」の続編。個人的にこのシリーズは、ハンニバル・レクター博士とクラリスのラブロマンスだと思っている。鳩は平和の象徴であるのと同時に、インドでは色欲のシンボルでもあるらしい。クラリスが寝ている間に着せられていたグッチのイブニングドレス、すごくセクシーで素敵だし、私はこれはサイコパスと闇を抱えた女のプラトニックな恋愛だと思う。映画自体はR-15にするほどグロテスクでもない気がするけれど、食脳シーンは結構なインパクトだった。視覚からのグロ耐性より、想像力が強すぎる人には厳しいタイプの映画。気味の悪い老人と、ミステリアスな老紳士の中間みたいな絶妙のバランスでレクターを演じているアンソニー・ホプキンスが素敵。

  • KOD7さんの感想

    劇場で見たのですが、冒頭あたりがあまりにも原作そのままだったので衝撃を受けた記憶があります。
    「羊たちの沈黙」同様に残酷な描写がありますが、前作より残酷度は増してます。このくらいになると見るのがつらい人もいるのではないでしょうか。
    見える残酷さよりも、はっきり見えないほうが怖く感じてしまうので個人的には豚のシーンが苦手です。
    しかし全体的に今作も大変面白いと感じます。キャスト変更は残念でしたがイメージを大きく損なうには至っていないと感じます。

  • みみくもさんの感想

    前作のスリリングな展開は今作でも引き継がれていました。前作はサスペンス要素が大変強く、事件ものとしての魅力がある映画でしたが、今作の魅力はひと味違っており、今作はキャラクターの思想や関係性に着目したものに感じました。レクター博士の「タタ(バイバイ)」や、時間がないぞというときに時計の秒針の音を発したりなど、ユーモラスなセリフが聞けるので、是非吹き替えではなく字幕で観て欲しいです。グロテスクなシーンは多く、基本的に食事に関してダメージが…獣に食われて死にたくはないなぁと(笑)なんとも絶妙にサイコな発想が作り込まれてるなぁと思いました。それでも何度も観てしまう、私の中では王道映画です。

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