映画:バタフライエフェクト

「バタフライエフェクト」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(7件)

バタフライ・エフェクトの紹介:2004年公開のアメリカ映画。「バタフライ・エフェクト(効果)」とは、初期の僅かな変化が思いがけない方向へ発展していく意。過去を修正する能力を持つ青年が、自分と周囲の忌まわしい思い出の抹消に奔走する姿を描く。

あらすじ動画

バタフライエフェクトの主な出演者

エヴァン・トレボーン(アシュトン・カッチャー)、ケイリー・ミラー(エイミー・スマート)、トミー・ミラー(ウィリアム・リー・スコット)、レニー・ケーガン(エルデン・ヘンソン)、アンドレア・トレボーン(メローラ・ウォルターズ)、ジョージ・ミラー(エリック・ストルツ)、ジェイソン・トレボーン(カラム・キース・レニー)、レッドフィールド医師(ナサニエル・デヴォー)

バタフライエフェクトのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①エヴァンは幼少期に記憶の欠落が複数あった。大学で記憶の研究を始めたエヴァンは、日記を読んで過去に戻る能力を持つことを知る。初恋の女性・ケイリーを自殺に追いやったエヴァンは、幼馴染み全員が幸福になれる道を選ぼうと、過去にワープして介入する。 ②しかし過去の改変を行なえば行なうほど、事態は悪い方へ転がってしまう。最終的にエヴァンは、ケイリーと親しくならない道を選び、これにより全員が幸福になった。

【起】– バタフライエフェクトのあらすじ1

バタフライエフェクトのシーン1

画像引用元:YouTube / バタフライエフェクトトレーラー映像

〝小さなチョウの羽ばたきが、地球の裏側で台風を起こすこともある  ――カオス理論〟(『バタフライ・エフェクト』の意味)

アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク。

…精神病院に収容されたエヴァンが、医師や警備員から逃げて一室にこもります。

机の下にもぐると「もし誰かがこれを見つけたら、それは僕の計画が失敗した証拠。その時僕は死んでいる。でももし僕が最初に戻れたら、エヴァン、その時はきっと彼女を救えるだろう」と書きつけます(このシーンは終盤に出てくる)…。

…13年前。

7歳のエヴァン・トレボーンは、看護師をする母・アンドレアと2人暮らしでした。父・ジェイソンは精神病院に入院しています。

ある日エヴァンを学校に送っていった母・アンドレアは、担任の女教師・ボズウェル先生に呼びとめられました。ボズウェル先生は「将来の絵」というタイトルで皆に絵を描かせたところ、エヴァンが物騒な絵を描いたと言って、母・アンドレアに見せました。

それは、1人の男が2人の男をナイフで殺す絵でした。しかもエヴァン自身は、自分がそんな絵を描いたことを覚えていないとも、ボズウェル先生は言います。

気になった母・アンドレアは、エヴァンの父・ジェイソンの病気が遺伝しているのではないかと考え、サニーヴェイル病院に連れて行きました。

精神科のレッドフィールド医師は「一日の行動を日記に書かせると、記憶の向上に繋がる」とアドバイスします。

そこでエヴァンは7歳から、日記をつけ始めました。

エヴァンには幼少期から、近所に仲の良い友人が3人います。

1人は太めの男の子トニー・ケーガンで、あとの2人は兄トミー・ミラーと妹ケイリー・ミラーです(注:劇中では特に触れられないが、トミーとケイリーは双子ではないかと思われる)。

トミーとケイリーの両親は離婚し、2人は父・ジョージに引き取られていました。

日記を書き始めてからしばらくして、ケイリーとトミー宅へ遊びに行く直前に、エヴァンは包丁を持ったまま立っており、その時の記憶も欠落します。

ほかにも、トミーとケイリー宅に遊びに行った時、彼らの父・ジョージが新しいビデオカメラを買って撮影する際にも、記憶の欠落がありました。映画のロビンフッドの撮影だと言われた次の瞬間、地下室でエヴァンとケイリーは裸になっていました。

精神科を受診したエヴァンですが、脳に異状は見つかりません。

その後、父・ジェイソンと面会した時にも記憶の欠落が起こりました。両手を拘束された父・ジェイソンに会った直後、首を絞められているところまでエヴァンは覚えていません。

ジェイソンは首を絞めながら「この子は死ぬしかない」と言っていました。取り押さえる際に頭を殴られたジェイソンは重傷を負い、そのまま亡くなります。

…6年後。

13歳になったエヴァン、レニー、トミー、ケイシーは、相変わらず親しく遊んでいました。エヴァンはケイシーと惹かれ合うようになります。

ある日トミーが、父・ジョージが所持するダイナマイトでいたずらしようと言い出します。

レニーが家の形をした郵便受けにダイナマイトを仕掛けました。そこからエヴァンの意識がなく、再び意識を取り戻すと、レニーはパニック障害を起こしていました。レニーは精神病院に入院します。

エヴァンはレッドフィールド医師の催眠療法を受けますが、その最中に鼻血と痙攣を起こしました。そっとしておこうと医師は決めます。

ダイナマイトの記憶がないまま、母・アンドレアは引っ越しを決めます。

レニーが退院した頃、エヴァンと妹・ケイシーが交際するのを快く思わない兄・トミーが、エヴァンの飼い犬・クロケットを布袋に入れてライターオイルをかけ、火をつけようとしました。制止しようとしたケイリーとエヴァンは殴られ、エヴァンはトミーにタックルしようとしたところで記憶が欠落します。

再びエヴァンが記憶を取り戻した時には、袋は燃え、レニーが立ちつくしてケイリーが泣いていました。

引っ越しの時、エヴァンはケイリーに「君を迎えに来る」と書いたメッセージを見せます。

それから後も、エヴァンは日記を書き続けました。

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