映画:パトリオットデイ

「パトリオットデイ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

パトリオット・デイの紹介:2017年6月9日公開のアメリカ映画。2013年に起きたボストンマラソン爆弾テロ事件の裏側に迫る実録サスペンス。犯人逮捕に挑むボストン警察殺人課の刑事の目を通して、事件解決までの過程が生々しく描かれる。

あらすじ動画

パトリオットデイの主な出演者

トミー・サンダース(マーク・ウォールバーグ)、リック・デローリエ(ケヴィン・ベーコン)、エド・デイヴィス(ジョン・グッドマン)、ジェフ・ピュジリーズ(J・K・シモンズ)、キャロル・サンダース(ミシェル・モナハン)、ジョハル・ツァルナエフ(アレックス・ウルフ)、ディーヴァル・パトリック(マイケル・ビーチ)、キャサリン・ラッセル(メリッサ・ブノワ)、犯人の妻の尋問官・ヴェロニカ(カンディ・アレキサンダー)、ジェシカ・ケンスキー(レイチェル・ブロズナハン)

パトリオットデイのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①2013年4月15日のボストンマラソンで爆弾事件が発生。FBIはテロと断定して指揮を執り、市警らと捜査を進める。やがて監視カメラから怪しい「黒い帽子」と「白い帽子」の容疑者が浮上するが、証拠がないため公開に二の足を踏む。 ②マスコミが別人を報道し始めて混乱が拡大、FBIは顔写真を公開、タメルランとジョハルは逃亡し始めるが、ボストンに戒厳令に近い外出禁止令を敷いて捜索、逮捕した。

【起】– パトリオットデイのあらすじ1

アメリカ・マサチューセッツ州ボストン。

トミー・サンダースは殺人課の刑事ですが、ある事件がきっかけで殺人課から外されていました。

ボストンでは毎年4月の第3月曜日の「パトリオット・デイ(愛国者の日)」に、ボストンマラソンを開催します。

トミーはその警護の仕事をもって、殺人課へ復帰できる予定でした。

ボストンマラソンの前夜。

28歳の女性ジェシカ・ケンスキーと、男性パトリック・ダウンズのカップルは結婚しており、指輪をはめています。

マサチューセッツ工科大学では、警官のショーンが思いを寄せるアジア系女性・リーをデートに誘うことに成功し、喜んでいました。

犯人・ツァルナエフの家では、武器となる爆弾を作っています。

〔2013年4月15日 月曜 愛国者の日〕

ボストンマラソンの警護に就くために、トミーは制服を着て無線器も充電完了していました。交通誘導係の仕事で、ゴール目前の場所がトミーの言い渡された場所です。

トミーは膝の具合が悪いのですが、その日、サポーターをつけるのを忘れました。

ゴール地点でスタンバイをしたトミーは、膝の腫れがひどくなってきたので、妻のキャロルに電話をし、大きめのサポーターを持ってきてくれるよう頼みます。

午前10時。

ホプキンソンをスタート地点とし、マラソンが始まりました。おおぜいのランナーが走り始めます。

それから1時間あまり後に、先頭集団がゴールしました。有力視されたエチオピアのデシサが優勝します。

その後もぞくぞくと、ゴールする者が続きました。ランナーとして参加していた署長もゴールします。

トミーの妻・キャロルがサポーターを届け終わった頃、犯人の1人とすれ違うのですが、この時だれものちに起こる惨劇を知りません。

犯人は2人組で、1人は白い帽子をかぶった若者でした。もう1人は黒いサングラスと黒い帽子をかぶった男性です。

彼らはゴール付近の歩道で、たくさんの人がいるところを狙い、さりげなく荷物を置きました。

しばらくして、時間差で大きな爆発が2度起こります。1度目はトミーの近くで、2度目は少し離れた場所で大きめの爆発です。

爆発は、午後2時50分に起こりました。

トミーは爆発後すぐに無線で「複数箇所で爆発」と報告して、医療班にゴール地点へ集まるよう手配しました。

自らも率先して、負傷者の介抱にあたります。

事態を知らずにゴールしてくるランナーがいるので、トミーは6ブロックにわたって封鎖を敷きました。

トミーが爆発直後に最も恐れたのは、「爆発はまだ続くのか」です。仕掛けられた爆発の数が分からないので、現場にいる負傷者も恐怖に怯えます。

現場は埃が舞い散り、あちこちに倒れた者が点在しました。

負傷者が多く歩道がごった返したため、カップルや家族でも別の病院へ収容される者が続出します。

〔午後3時37分 爆発の47分後〕

現場にFBI(連邦捜査局)が到着します。

リック・デローリエFBI特別捜査官は携帯電話や監視カメラなどの確認をするよう、指示を飛ばしました。また封鎖地域を10ブロックに拡大させます。まだ爆発のおそれがあるからです。

現時点での死者は3名だという報告が、あがりました。デローリエは遺体の場所を動かすなと命令します。

テロとみなすか否かと聞かれたデローリエは、少しの間、悩みました。9.11のテロ以降、アメリカがテロに敏感になっていることも鑑みます。

現場を念入りに見回ったデローリエ捜査官は、テロと断定しました。以後はFBIが仕切り始めます。

〔午後4時26分 ブラック・ファルコン・ターミナル〕

ターミナルの中を、事件の対策本部に据えました。中は広く、そこに現場を再現できるほどです。実際、歩道の再現をおこないます。

早くもマスコミでは勝手な報道を開始し、「犯人はサウジアラビア人」というデマが飛び交っていました。

FBIは情報提供を呼びかけますが、開設してたった1分で1万2千通のメールが届き、サーバーがパンクします。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「パトリオットデイ」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×