「パーフェクト・センス」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

原因不明の病により人々は嗅覚を失っていく。そんな中で出会った科学者のスーザンとレストランのシェフのマイケル。病は嗅覚だけでなく人々は次々に味覚・聴覚と失いはじめるが・・・

あらすじ動画

パーフェクト・センスの主な出演者

マイケル:ユアン・マクレガー スーザン:エヴァ・グリーン ジェニー:コニー・ニールセン サミュエル:スティーブン・ディレイン ジェームズ:ユエン・ブレムナー ボス:デニス・ローソン

パーフェクト・センスのネタバレあらすじ

【起】– パーフェクト・センスのあらすじ1

パーフェクト・センスのシーン1

画像引用元:YouTube / パーフェクト・センストレーラー映像

原因は不明だが精神状態が不安定になり嗅覚を失った男が、病院の一室にもう11時間も隔離されていた。

この症状を訴えていたのはこの病院だけでなく、あちらこちらの都市でも同じ症状を訴える複数の患者が増えており、イギリスだけで100人以上、国外ではフランス・ベルギー・イタリア・スペインでも報告が上がっていたが、それらは全て24時間で発症していた。

だがそもそも感染症なのかどうかもわからない。何故なら患者同士には何のつながりもなかったし、共通点もなかったからである。

この病院で働く感染症の専門医・スーザンはボスのスティーブンと一緒に隔離された患者をガラス越しに看たが途方に暮れた。

マイケルはレストランで働くシェフだが、休憩時間に煙草を吸おうと店の裏口に出たが煙草を持っていなかった。見あげると窓の傍で煙草を吸っている女がいる。

女はスーザンだった。スーザンは窓からマイケルに煙草とライターを放ってやった。これがスーザンとマイケルの出会いである。

世界中に広がったこの見たこともない症例は遺伝子の突然変異でもなく、ウイルスかどうかも分からないものだった。街中では普通に生活していた人が突然深い悲しみに襲われた。

失ったものを思い出すのだ。恋人がいなかったこと。亡くなった友達のこと。傷つけた人のこと。人々は各人が持つ悲しみに暮れた後、嗅覚を失ってしまう。

それは重症嗅覚障害症候群(SOS)と名付けられ、WHOは警戒レベルを“5”に引き上げた。

感染症ではないと信じる者は少なく、街からは人が消えた。

マイケルが働くレストランでも客足が止まっていたため、料理人たちは手持ち無沙汰になり早帰りした。

皆が帰った後、マイケルが裏口で煙草を吸っているとスーザンが帰ってきた。

マイケルはだれも居なくなったレストランの厨房にスーザンを誘い、得意の魚料理を振る舞った。

マイケルがデザートを出そうとした時、スーザンは父親のことを思い出し泣きくずれてしまう。

スーザンはSOSの症状が出始めていた。悲しみに暮れるスーザンをマイケルは抱きかかえると家まで送った。

マイケルは泣きながら眠って行くスーザンの傍で添い寝していた時、彼にもまた深い悲しみが襲い掛かった。

そのまま朝になったが、スーザンとマイケルの嗅覚は消えていた。

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