
「ヒマラヤ杉に降る雪」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)
ヒマラヤ杉に降る雪の紹介:1999年製作のアメリカ映画。戦争で引き裂かれた日系人女性と米国人男性の恋を描いた大河ロマン。デイヴィッドッド・グターソンのベストセラー『殺人容疑』(講談社刊)の映画化。監督は「シャイン」のスコット・ヒックス。脚本はヒックスと「エントラップメント」のロン・バス。撮影は「JFK」のロバート・リチャードソン。音楽は「シックス・センス」のジェームズ・ニュートン・ハワード。美術は「L.A.コンフィデンシャル」のジーニン・オプウォール。編集は「モンタナの風に抱かれて」のハンク・コーウィン。衣裳は「デッドマン・ウォーキング」のレネ・アーリック・カルファス。出演は「ニュートン・ボーイズ」のイーサン・ホーク、「ピクチャー・ブライドの工藤夕貴ほか。
あらすじ動画
ヒマラヤ杉に降る雪の主な出演者
イシュマエル・チェンバーズ – イーサン・ホーク(宮本充) ハツエ・ミヤモト – 工藤夕貴(工藤夕貴) カズオ・ミヤモト – リック・ユーン(高瀬右光) アーサー・チェンバーズ – サム・シェパード(佐久田脩) ネルズ・ガドマンドソン弁護士 – マックス・フォン・シドー(内田稔) フィールディング判事 – ジェームズ・クロムウェル(松岡文雄) アルヴィン・フックス検事 – ジェームズ・レブホーン(水野龍司) アート・モラン保安官 – リチャード・ジェンキンス(佐々木敏) 少女時代のハツエ – 鈴木杏(鈴木杏) 少年時代のイシュマエル – リーヴ・カーニー(石田彰) カール・ハイネ – エリック・サル スーザン・マリー・ハイネ – アリヤ・バレイキス エッタ・ハイネ – セリア・ウェストン カール・ハイネ・シニア – ダニエル・フォン・バーゲン(塚田正昭) ゼンイチ・ミヤモト – ケイリー=ヒロユキ・タガワ スミコ・イマダ – 中村佐恵美

ヒマラヤ杉に降る雪 (字幕版)
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イーサン・ホーク(出演),ジェームズ・クロムウェル(出演),リチャード・ジェンキンス(出演),ジェームズ・レブホーン(出演),サム・シェパード(出演),マッ…
ヒマラヤ杉に降る雪のネタバレあらすじ
【起】– ヒマラヤ杉に降る雪のあらすじ1

画像引用元:YouTube / ヒマラヤ杉に降る雪トレーラー映像
アメリカ・ワシントン州サン・ピエトロ郡のサン・ピエトロ島。
1954年9月15日の夜から16日にかけて、その一帯には濃霧が発生していました。暗闇のなかで不安定な足場でバランスを取りながら、カンテラを据え付けようとしている男の姿が、映し出されます。
作業が終わり、男はマッチで火をともしました。
霧笛を吹く男が、暗いなかでランタンを掲げました。日系の男カズオ・ミヤモトが漁で使う鉤を手に、立っています…。
9月16日。
霧が晴れた翌朝に、漁師たちは網を手繰り寄せて魚をとっていました。その網に、地元の漁師カール・ハイネの遺体がかかっていました。
カールの遺体が揚がったので、保安官のアート・モランは聞き込みを開始します。地元の漁師に聞きますが、みんな濃霧のため途中で漁を切り上げていました。ほかの地元漁師に聞き込みをしようと漁師の名をあげると、ミヤモトという日系人の名を聞いた人のなかに「日本人め」と毒づく声がありました。
保安官は聞き込みしましたが、カールとカールの刺し網漁船の目撃者はいませんでした。
保安官が捜査しているのを、地元の新聞記者イシュマエル・チェンバーズが見つけて取材しようとします。保安官は「新聞に書かれるとまずい。殺人事件なら犯人が高飛びしてしまう」と耳打ちしました。それを聞いてイシュマエルは、カールの死が単なる事故ではなく殺人事件である可能性も否めない…ということを知ります。
(映画タイトル)
サン・ピエトロ島は寒い土地でした。秋でも快晴になることが少なく、冬になると連日雪が降ります。
そんな雪が降るなかを、イシュマエルは帽子をかぶりコートを羽織って歩いていました。イシュマエルは戦争で左腕を失っていましたが、コートを羽織っているため目立ちません。
イシュマエルが向かった先は裁判所でした。そこでイシュマエルは、被告人の妻ハツエ・ミヤモトを見ました。「ハツエ、大丈夫かい」と近寄って話しかけますが、ハツエは「行って、イシュマエル」と追い払いました。イシュマエルは落胆します。
法廷では裁判の準備がなされていました。被告のカズオ・ミヤモトが連行されると、手錠を外されます。傍聴席には傍聴人が多く詰めかけていました。第二次世界大戦後にアメリカに負けた日本、その日本人が被告である今回の裁判は、注目されているのです。
イシュマエルの視線は被告の妻・ハツエにばかり向いていました。それというのも、イシュマエルとハツエはかつて少年時代に、深く愛し合っていたからでした。
裁判が始まります。
カール・ハイネは濃霧の夜に漁船で沖合に出て、そのまま帰らぬ人となっていました。カールの遺体が漁師仲間の網にかかり、船は放置されたまま沖合で見つかりました。事故とも事件ともつかないものでしたが、しばらくして被害者・カールと昔から顔見知りの地元日本人カズオ・ミヤモトが、カールを殺害した犯人として逮捕されました。
戦争の影響もあり、地元では反日感情と日系アメリカ人への偏見がありました。それらの感情がカズオの逮捕につながった可能性もありました。
最初に証言台で発言したのは保安官のアート・モランでした。保安官は、死んだカールが慎重な性格だったにもかかわらず、発見されたカンテラが点きっぱなし、網が投げっぱなしで放置されていたことを指摘しておかしいと言います。
保安官はカールの死当日のことを思い返していました。カールとその妻スーザン・マリー・ハイネと旧知の仲の保安官は、どう妻にカールの死を告げようかと気にしていました。それでもスーザン・マリーに報告しに行くと、彼女は開口一番「思った通りだわ、注意したのに」と言ったのでした。
几帳面はアートの船内にコップが転がっていたことも挙げて、あたかも争ってコップが床に転がったかのように話しました。またアートの船にはサイズの合わないバッテリーが1つあり、それを使っているのは島ではカズオだけだと話します。
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