映画:ビッグマネー男たちのレクイエム

「ビッグマネー男たちのレクイエム」のネタバレあらすじと結末

ビッグ・マネー 男たちのレクイエムの紹介:2016年メキシコ製作のクライムアクション。5年前に強奪された大金の行方をめぐり、犯人グループと事件を追う刑事の駆け引きを描いていく。第37回ブリッケンリッジ映画祭では編集賞を受賞した。

あらすじ動画

ビッグマネー男たちのレクイエムの主な出演者

マノロ(ヘルナン・メンドーザ)、カルモナ(ホアキン・コシオ)、チェマ(マウリシオ・アルゲレス)、ハイメ(ルイズ・ロベルト・ガズマン)

ビッグマネー男たちのレクイエムのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ビッグマネー男たちのレクイエムのあらすじ1

舞台はメキシコ。競馬場で3000万ドルの大金が盗まれる事件が発生することから、物語は始まります。実行犯はハイメ、ハイメの弟のチェマ、ハイメたちのいとこのティノ、ボスコ、フィエロ、この5人はいずれも盗みのプロでした。

それから1年後、ボスコが警察から逃亡する中で投身自殺をはかり死亡する事件が起こります。死の直前、ボスコは他の4人の仲間に「75」とだけメッセージを送っていました。それは、大金を隠した金庫を開けるための暗証番号の一つでした。

ボスコの死から5年、強奪事件の犯人の一人であるチェマの姿は刑務所にあり、マノロという名の刑事から執拗な尋問を受けていました。マノロの目的は、金庫のありかと金庫の暗証番号を聞き出すことでした。チェマはトレヴィという名の囚人からリンチを受け、身体的にも精神的に弱っていましたが、従来の証言を繰り返すだけでした。

チェマは元々ティノ、ボスコ、フィエロと組んでおり、犯罪から足を洗い幸せな家庭を築いていたハイメはメンバーに入っていませんでした。ところがそんなある日、チェマたちはカルモナという名の裏社会の有力者の依頼に失敗してしまい、その穴埋めのために競馬場から大金を盗まなくてはいけない状況に追い詰められてしまいます。その成功のためには金庫破りのプロのハイメの協力は不可欠でした。ハイメはカルモナの用心棒にひどく痛めつけられたチェマの姿を見て、やむなく一度だけ再び犯罪に手を染めることを決めました。

ハイメが参加したことで強奪計画は見事成功しますが、問題はその後に待っていました。いざカルモナに金を引き渡そうとしたときのことでした。カルモナはさらなる汚い仕事をチェマたちに依頼しようとしてきたのです。このカルモナの言葉に、ハイメは不快感を顕にしました。言い争いはやがて両者が互いに銃を突きつけ合う緊迫した状況へと発展しますが、カルモナは微笑みを浮かべたまま恐ろしい言葉を口にしました。もし銃を撃つのなら、チェマたちが愛する人々に報復するというのです。この言葉に特に反応したのは、チェマたちのブレーン的存在のフィエロでした。チェマたちが出入りするバーのオーナー、ルーシオの目玉をくりぬいてやる、と口にするカルモナに、フィエロは激しい怒りを覚えました。

【承】- ビッグマネー男たちのレクイエムのあらすじ2

その後、両者は銃を下げてひとまず解散することとなりますが、そのときでした。突然フィエロがカルモナたちに発砲したのです。チェマたちは突然のフィエロの行動に驚きつつもすぐに参戦、カルモナたち全員を撃ち殺してしまいました。

その後、ハイメはフィエロの身勝手さを批判し、銃を突きつけ合いながら激しい口論に及びました。他の3人もハイメと同意見で、フィエロに不信感を抱くようになっていました。そこで、フィエロは強奪した大金についてあるアイディアを提案します。それは、5年後の時効成立までこの大金を金庫に預けておく、というものでした。フィエロはチェマたちを納得させるために、二つの条件を提示しました。一つは、金庫の暗証番号には5人それぞれが決めた2桁の数字を設定すること、もう一つは、緊急時を除いて時効成立までは互いに連絡を取り合うのを禁止すること。このフィエロの提案をチェマたちは困惑しながらも受け入れました。

チェマは事のいきさつを説明しますが、マノロは納得しませんでした。フィエロほどの計画的で抜け目のない男が、ルーシオを痛めつけると脅されたくらいでカルモナを殺すわけがないというのです。マノロにしつこく問われ、チェマは感情的になり「フィエロには父親同然だ」と叫んでしまいます。その言葉を聞いて、マノロは驚いた表情を浮かべました。

この日の尋問はこれで終わりましたが、またすぐにマノロがチェマの元を訪れました。マノロはチェマにフィエロの死体を写した写真と、フィエロの暗証番号である「33」と書かれたメモを見せました。フィエロの死にショックを受けるチェマに、マノロは自らの推理を披露しました。フィエロはカルモナの用心棒トレヴィと組み、強奪した大金を横取りするつもりでいたといい、そのためにチェマたちを利用したというのです。実際、カルモナを殺害したときにトレヴィは不在にしており、この推理は十分に信ぴょう性がありました。金庫破りのプロのハイメを巻き込んだのも計算したうえでのことで、金庫を開けるまでの5年間連絡を取らないと決めたことは、チェマたちが互いに協力し合うことを阻止するためのものだとマノロは考えていました。その後、フィエロはトレヴィのことも裏切りました。今トレヴィがチェマと同じ刑務所に服役しているのは、フィエロの暗躍によりカルモナ殺しの罪をなすりつけられたためだというのです。

【転】- ビッグマネー男たちのレクイエムのあらすじ3

さらに、マノロは衝撃の事実をチェマに明かしました。それは、ボスコの死から間もなく、ハイメが妻テレとともに何者かの襲撃を受け殺された事件についての真相でいた。マノロによれば、それはフィエロがハイメから暗証番号を聞き出すためにやったことだといいます。そして、つい最近ティノは自殺、チェマに宛てた遺書には「23」と暗証番号が記されていたといいます。

マノロの話を聞いたチェマは兄の命を奪ったフィエロに激しい怒りを覚えていました。ところが、そんなチェマにマノロは絶望的な言葉を囁きました。「お前がハイメを殺した」…ハイメが死んだそもそもの原因がチェマにあると容赦ない言葉をかけられ、チェマは持病の喘息の発作を起こしてしまいました。

チェマは緊急搬送されることとなりましたが、救急車の中でもマノロの尋問は続きました。帯同していた女医はその異常さに呆れつつも、マノロを止めることができません。そして、ついにチェマは金庫がプレジデントホテルの地下にあり、自らの暗証番号が「19」であることを明かしてしまいました。

その後すぐにマノロはホテルに向かうため救急車を降りますが、その直後に警察本部長から連絡が入りました。この件に関してマノロは本部長と連絡を密に取っていましたが、大金を早く我が物とするために携帯電話を捨ててしまいました。

その後、ホテルの地下にたどり着いたマノロは金庫を開け、その中の大量の札束を目撃しました。マノロは札束を手に取り、計画通りに事が運んだことに満足げな表情を浮かべました。マノロがチェマに話した内容は、でっち上げでした。ハイメと妻テレを殺したのも、フィエロを殺したのも、すべて暗証番号を聞き出すためのマノロの犯行だったのです。チェマの尋問でルーシオがフィエロにとって大切な存在だと知ったマノロは、ルーシオを使ってフィエロをおびき出し、残虐な拷問の末に二人を始末したのです。ところが、マノロは突然後方から何者かに撃たれてしまいました。撃ったのは、ハイメの娘カミラでした。

【結】- ビッグマネー男たちのレクイエムのあらすじ4

同じ頃、チェマを乗せた救急車では、同行していた警察官が女医から不意に注射され、気絶させられていました。女医の正体は、チェマの協力者だったのです。運転席からは死んだはずのティノが現れ、チェマを解放しました。女医はその後すぐに離脱し、チェマとティノはカミラとの合流を目指しました。

チェマはマノロに翻弄されているように見せかけて、マノロへの復讐の機会をうかがっていました。ハイメがマノロに殺されたあの夜、チェマとティノはハイメの家の前でマノロの姿を目撃しており、ハイメ殺しがマノロによるものであることに早い段階で気づいていました。その後、隠し部屋で危機を逃れていたカミラと再会し、二人は両親の死に泣き叫ぶカミラを懸命に慰めました。

その後、チェマがマノロによって逮捕されると、フィエロとティノは大胆な行動に出ました。マノロの上司である本部長を脅迫し、5人全員の暗証番号と引き換えに協力するよう迫ったのです。フィエロとティノはチェマを助け、マノロに報いを与えたいと考えていましたが、そんな中フィエロがマノロに殺害されてしまいます。危険を感じたティノは本部長の協力を得て自殺を自演、本部長は偽造したティノの自殺現場にマノロを立ち入らせず、ただ自殺の事実だけを伝えました。

チェマたちの計画が成功に終わる一方、本部長はマノロと連絡不通になり、大金を奪われてしまうことに苛立っていました。そのとき、本部長はフィエロから受け取った暗証番号のメモにプレジデントホテルの印字が入っていることに気づきました。本部長はここに金庫があると睨み、急いで大勢の警察官をプレジデントホテルに投入しますが、その時にはすでにカミラはマノロへの復讐を終え、地下室を出ていました。

それから間もなく、チェマとティノ、そしてカミラは緑豊かな川辺で再会を果たしました。チェマとカミラは抱きしめ合い、その様子をティノは微笑みながら見守っていました。

みんなの感想

ライターの感想

前半は少しわかりにくいストーリー展開と感じたのですが、鑑賞後はそれが後半のどんでん返しのための演出だったように思いました。また、ストーリーと合わせて印象に残ったのは、音楽の使い方です。暴力的なシーンに愉快な音楽を当てたり、ガンアクションや大きく物語が動く時には歌が流れたりと、音楽が効果的に使われており、サスペンスな物語をおおいに盛り上げていたと主思います。

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