映画:ファーストラヴ

「ファーストラヴ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

ファーストラヴの紹介:2021年2月11日公開の日本映画。第159回直木賞を受賞した島本理生の同名小説を、『望み』などの堤幸彦監督が北川景子を主演に迎え映画化したサスペンス。公認心理師の主人公が、ある刺殺事件の容疑者である女子大生と面会を重ねるうちに、自分自身の過去の記憶につながる意外な真相にたどり着く。主人公を翻弄する美しき容疑者を芳根京子、主人公とともに事件に迫る敏腕弁護士を中村倫也、主人公の夫であるカメラマンを窪塚洋介が演じる。

ファーストラヴの主な出演者

真壁由紀(北川景子)、庵野迦葉(中村倫也)、聖山環菜(芳根京子)、聖山那雄人(板尾創路)、小泉裕二(石田法嗣)、賀川洋一(清原翔)、真壁早苗(高岡早紀)、聖山昭菜(木村佳乃)、真壁我聞(窪塚洋介)

ファーストラヴのネタバレあらすじ

【起】– ファーストラヴのあらすじ1

ファーストラヴのシーン1

画像引用元:YouTube / ファーストラヴトレーラー映像

関東芸大の油絵科2号館の建物が、映し出されます。その入口すぐ横にある1階女子トイレの床には、あおむけに倒れた男性の遺体がありました。胸から血を流しています。

包丁を手にした女子大学生・聖山環菜が、放心状態で川べりを歩いています…。

公認心理士として活躍している女性・真壁由紀は、ラジオ番組のゲストとして出演していました。登校拒否を起こし部屋にひきこもった中学1年の娘を持つ42歳の女性の相談に、由紀はアドバイスをしています。

仕事を終えて帰宅した由紀は、以前はカメラマンで今は写真館を営む夫の我聞が作ったポトフを見て、目を細めます。ふだんの由紀はクリニックで患者のカウンセリングをする程度でしたが、『共感と心の闇』という本を出してから引っ張りだこです。夫の我聞は忙しく立ち働く由紀に代わって、嫌な顔もせず家事を引き受けていました。

由紀は我聞に、マスコミを騒がせている「有名画家殺人事件」で逮捕された娘・環菜の取材を行なうと話します。

その事件は、連日テレビで派手に報じられている殺人事件でした。事件の被害者はその大学の教授でもある聖山那雄人という男性で、画家としても高名な人物です。現場は那雄人が籍を置く大学でした。アナウンサー志望の娘・環菜が試験を受けた直後に父の大学に出向き、女子トイレに呼び出して殺害を起こしたとみられました。環菜は「動機はそちらで見つけてください」と言っているそうで、ワイドショーなどでは環菜はサイコパス扱いされています。

環菜を取材して1冊の本にまとめてほしいという執筆依頼が入り、由紀は早速動き始めます。

環菜の担当の弁護士は、庵野迦葉(かしょう)という人物でした。由紀が迦葉の事務所へ会いに行くと、迦葉は「アニキには俺が話しといた。がんばれってさ」と我聞の言葉を伝えます。伯母夫婦のもとで育った迦葉は、厳密には従兄弟の我聞のことを「アニキ」と呼び、慕っていました。迦葉は由紀を呼び捨ての名前で呼んでおり、過去に何かありそうです。

迦葉は環菜のことを「あの子は曲者だよ」と表現しました。しかし由紀は環菜の気持ちを詳しく聞いて、その心理を知りたいと思います。

帰宅して夫の我聞と夕食をとった由紀は、我聞に「また自分の写真を撮りたいって思わないの?」と質問します。外へ出る機会が増えた由紀に対し、我聞が家のことを切り盛りしているのを申し訳なく思いますが、我聞は屈託なく笑顔を返しました。

翌日から由紀は環菜と接見し、話を聞きます。

初めて会ったとき環菜は由紀に「うそつきなんですよ私。自分に都合の悪いことは記憶が飛んじゃうんです」と投げやりに話します。さらに環菜は、由紀と迦葉の関係についても興味津々な態度を取りました。迦葉が由紀との関係を問われて「アニキのヨメ」と答えたあと、呼び捨てで名前を呼ぶことや、苗字が違うことなどを挙げて、ずけずけと聞き入りました。

しかしそのあとに環菜から届いた手紙には、「ちゃんと私を罪悪感のある人間にしてください」と書かれていました。環菜は何かを隠しており、それが事件とも大きく関わっていると考えた由紀は、環菜ときちんと向き合おうと決意します。

迦葉も由紀にぎすぎすした態度を取っていましたが、環菜の母・昭菜が検察側の証人として出廷すると決まると渋い顔をしました。検察側の証人になるということは、母が娘の敵に回ることを意味しているようなものです。迦葉は、由紀と手を組むことにしました。

週刊誌に、環菜が以前に交際していた男性の記事が載りました。「僕は彼女の奴隷だった」という見出しの記事を読んだ由紀が環菜に聞くと、「大学の先輩で、強引に押し切られて2年半付き合っていた」と答えました。

「本当に好きになったひとと、付き合ったことある?」と由紀が聞くと、環菜は「ゆうじくん」という名の人物をあげます。環菜が小学生の時のことで「コンビニの店員さんで、足のケガを治してくれた。てのひらが大きくて、優しかった。初めて好きになったひとでした」と話した環菜は、直後に取り乱します。接見室の机に乗り、仕切りのアクリル板を叩いて暴れる環菜は取り押さえられました。その反応を見た由紀は、「ゆうじくん」を探り当てて話を聞いてみたいと思います。

環菜が2年半付き合っていた先輩・賀川洋一に、由紀と迦葉は会いに行きます。

賀川は、記事の見出しは大げさだと否定しながらも「でも彼女に相当振り回された」と話します。環菜の浮気が原因で別れたと言った賀川は、環菜に自傷癖があって手首に目立つ傷がたくさんあったと由紀に告げます。

環菜は、賀川に押し切られて関係を持ったという話をしていましたが、それを聞くと賀川は「彼女は嫌がらずに、笑っていた」と答えました。

迦葉が環菜にそれを話すと「どうして鵜呑みにするの」と環菜は反駁します。「先生私の味方じゃないんですか」と責めた環菜は、男性はみんな体を求めてくると言い、だから仕方なく我慢して付き合っていたのだと話します。「私をここから出して。お願い、助けてよ」と環菜は絶叫しました。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「ファーストラヴ」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

こちらもおすすめ

×