映画:フレディエディ

「フレディエディ」のネタバレあらすじと結末

フレディ/エディの紹介:2016年製作のドイツ映画。妻の浮気で逆上し、暴力を振るったフレディは、それがきっかけで離婚をし、息子の親権もはく奪されてしまう。離婚がきっかけでフレディはその後、幼少期に見ていたもうひとりの自分「エディ」を見るようになるが…。

あらすじ動画

フレディエディの主な出演者

フレディ・イェリク&エディ(フェリックス・シェーファー)、パウラ(ジェシカ・シュヴァルツ)、ミツィ(グレタ・ボアチェク)、カルロッタ(カタリーナ・シュットラー)、ワイス医師(ブルクハルト・クラウスナー)、クリシュナ(ロバート・スタッドローバー)、ダーヴィト(アレクサンダー・フィンケンワース)、ザンドラ(アナ・ウンテルベルガー)

フレディエディのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①妻の浮気相手に暴力を振るったとして離婚されたフレディだが、記憶にない。その頃からフレディは、幼少期に見ていた幻影・エディを再び見るようになる。 ②エディは実在するフレディの双子の片割れで、精神病棟から脱走していた。警察に捕まり収容されたほうがフレディで、エディは自由。

【起】- フレディエディのあらすじ1

フレディエディのシーン1 フレディ・イェリクは、画家の男性です。
妻・ザンドラと8歳の息子・ジーモンがいましたが、ザンドラがクリシュナという男と浮気をしました。
フレディは、クリシュナへ暴力を振るったとされ、重傷害罪で逮捕されます。
賠償金を払ったことで実刑判決は受けませんでしたが、妻には離婚されて、息子の親権を奪われました。

フレディがなによりも不満なのは、…実は暴力を振るったという記憶がないことです。
とはいうものの、フレディがクリシュナに暴力を振るった現場を、隣人が目撃していました。
相手は骨折しています。
仕方なくフレディは家を出て、新たな場所に暮らし始めます。

フレディには腹違いの弟・ダーヴィトがいます。
研修医のダーヴィトは、フレディのことを何かと気にかけていました。


ある日。
フレディが独り暮らしを始めた家の近所に、母娘が引っ越してきます。
14歳の娘・ミツィと、その母・パウラでした。
パウラとミツィは、フレディのところへ引っ越しのあいさつにやってきました。
フレディは、パウラ母娘を夕食に招きます。

クレジットカードが使えないと銀行へ問い合わせに行ったフレディは、2か月前に口座が解約されていると知り、怒りました。
妻の仕業かと思って銀行員に訊くと、フレディ本人のサインがありました。
しかしフレディには、解約した記憶がありません。

パウラとミツィを招いて夕食をとったフレディは、パウラがおばの家に引っ越してきたのだと知ります。
パウラとフレディは、いいムードでした。

その直後、フレディの前に、エディが現れます。
フレディは驚きますが、実は以前にもエディを見たことがありました。
フレディは幼少期に、エディという幻覚を作って話し相手になっていたという、過去があるのです。
エディはフレディと瓜二つの男性でした。一卵性の双子といっても不思議ではないほどそっくりです。
他人が見れば、エディとフレディの区別がつかないことでしょう。

今回もフレディは、自分がそうなったのだと思いました。
エディという幻覚を作りだし、話しているのかもしれないと考えます。


画家のフレディは、町にある画廊に絵を展示していました。
事件が起きるまでは、フレディの絵は1枚1万2千ユーロ(約145万円)が相場でした。

【承】- フレディエディのあらすじ2

フレディエディのシーン2 ところが事件を起こしたことで、フレディの絵は売れなくなっています。
画廊の女性・カルロッタに「展示されている絵すべてで5000ユーロ(約60万円)」と買い叩かれそうになったフレディは、怒ってその場を去りました。


夜、カルロッタのところへエディが行くと、「君が正しい」と声をかけます。

エディがその夜フレディの前に現れると、「カルロッタと話し合い、絵が展示され金ももらえるようになった」と言いました。
そこへ、弟のダーヴィトがやってきます。
フレディは、エディに会わせようとしますが、エディは姿をくらませました。ダーヴィトに見せられません。
エディが過ごしていた部屋を見せて、エディの存在を証明しようとしたフレディですが、ダーヴィトは信じませんでした。


その後もエディはフレディの前に現れると、フレディの振りをして知人と接触します。
引っ越してきた女性・パウラに親しげに接近したり、その娘・ミツィになれなれしく話しかけていたりしました。
フレディは、なんとかしてエディの存在を証明しようと、証拠をつかもうとするのですが、なかなか実現できません。

精神科医の先生にエディのことを話しても、精神科医は、フレディが二重人格だと思い込みました。
フレディはやきもきします。

フレディとエディの違いは、ただひとつだけです。
エディはギターが弾けるのですが、フレディは弾けないということでした。

フレディは次第に、あせりはじめます。
エディは確かに存在してフレディの前にも現れるのに、第三者の前では「フレディと同時には現れず、交替で出現する」のです。
そのためいくらフレディが主張しても、周囲の人間はエディの存在を信じませんでした。
精神科医のように、二重人格を疑います。

ミツィがエディと親しくなります。
「ギターを聞いた」とミツィから教わったフレディは、むっとしてギターを壊しました。


寝たきりの母のところを見舞ったフレディは、本当にエディという存在がいたことを、母から教わります。
腹違いの弟・ダーヴィトに訊いたフレディは、エディのことを知りました。

【転】- フレディエディのあらすじ3

フレディエディのシーン3 …エディは、フレディと双子の兄弟でした。母親と同じ頃、体内にいました。
ところがフレディの身体は強く、エディは弱いものでした。
母の子宮の中にいた頃に、フレディの身体がエディの身体を吸いつくしたのだそうです…。

ということはやはり、エディは生まれなかったもうひとりの自分だと、フレディは思います。
自分が二重人格で、自分だけが見ているエディは、実際には幻影かもしれないと、再びフレディは考え始めました。


揺れるフレディですが、いっぽうでまだエディの存在を信じたい気持ちもあります。
幻覚と思うには、エディの存在はあまりにリアリティがありました。
フレディは部屋にカメラを設置し、エディの姿を撮影しようと考えます。

エディが現れるようになってから、フレディの近所でおかしな事件も起こります。
近所のビルクレさん宅に救急車が来たり、無残に殺された猫の遺体を見つけたりしました。

眠りから覚めたフレディは、部屋が荒らされていることに気づきます。
監視カメラを再生すると、エディが部屋で暴れていました。
やっと証拠がつかめたと、フレディは意気込んで弟・ダーヴィトに見せます。

しかし弟・ダーヴィトは信じませんでした。
なにせ、見た目はフレディと同じですから、ダーヴィトは「フレディがやったこと」と思い込みます。
エディはいるのだと主張したいフレディは、かくなるうえは、実の父親を捜して、エディの生存を証言してもらおうと考えます。

精神科医に相談したフレディは、統合失調症ではないことを証明するために、遺伝子検査をする方法があると聞きました。
証明したいので、フレディは遺伝子検査に飛びつきます。
弟のダーヴィトは研修医ということもあり、定期的に電話をして、兄・フレディのことを精神科医に聞いていました。
遺伝子検査のことも聞きます。

【結】- フレディエディのあらすじ4

フレディエディのシーン2 エディの悪行が、エスカレートしました。
ミツィを口説いて迫り、肉体関係を持ったようです。
母・パウラには、そり遊びをしているときに、わざとそりを蹴飛ばして危ない目に遭わせました。
パウラは怒ります。
(注:フレディは母のパウラのほうに好意を寄せている。しかしエディは娘のミツィのほうに、手を出した)

パウラはその後、ミツィの日記を読んで、フレディがミツィと肉体関係があると知ります。
パウラは警察に届け出て、フレディのところへ警官が事情聴取に来ました。
フレディはショックを受けます。


遺伝子検査の結果が出ました。
そこでフレディは、自分と一緒に生まれた双子のエディがいると、知らされます。

エディは生まれていましたが、自分に性的な虐待を繰り返していた父親を殺したことで、児童養護施設に入れられていました。
その後も精神科を転々としていました。
フレディがショックを受けてはならないと考えた母が、エディは幻影だったとフレディに思い込ませたのでした。

研修医のダーヴィトは、エディが精神科から脱走していたので、調べていました。
ダーヴィトはエディを捕まえようとしますが、エディが電気コードで首を絞め、ダーヴィトを殺害します。


エディが存在するということを、パウラも警官から聞かされます。

エディはその頃、自分と関係を持ったミツィが色仕掛けをするのを見て、化粧をばかにします。
さらにエディは、ミツィの首を絞めようとしました。

フレディはエディと対峙し、足に小さなナイフを刺します。
ミツィも加勢しますが、フレディは危険だと思い、ミツィを逃がしました。
室内でフレディとエディは、もみ合いになります。

ミツィは保護されて、警察が室内に入り込み、エディを逮捕しました。


後日。

エディが逮捕され、精神病棟へ収容されたことで、パウラはほっとしていました。
フレディと会ったパウラは、笑顔を浮かべます。
フレディはパウラに、ギターを弾いてみせました。その姿を見て、娘のミツィが凍り付きます…。

パウラは知りませんでしたが、ギターを弾けるのはエディのほうでした。
つまり、いま外で自由にしている男は、エディのほうなのです(それにミツィは気づいた)。


…警察が部屋に飛び込む直前。
「エディは足を刺された」光景をミツィが見ていたことを利用し、エディはフレディの足をナイフで刺します。
そして警察にフレディを引き渡し、自分はフレディである振りを装っていました…。


(エンド後)病室でベッドに拘束されたフレディが、「ちがう!」と叫ぶ。

みんなの感想

ライターの感想

最後のどんでん返しは、少しひねりがきいている。
双子に見せかけて実は二重人格…というものはあるけれども、その逆で「実は双子、ほんとにいました」という話。
ユニークだなとは思う。なぜフレディに隠されていたのかというのも、納得はできる。
しかし…正直、設定としてはかなり厳しいものがあるなあ。
フレディが監禁されてしまったというラストも、なんとなく読めてしまった。
そこそこ面白い。話としてもユニーク。しかし細部まで考えると非現実的な内容。

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