「ブラック・ボックス ~記憶の罠~」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

2005年製作のフランス映画で、交通事故で昏睡状態に陥った男が、うわ言のように呟いていた幾つかの言葉を手掛かりに、記憶の底に隠されていた「ブラック・ボックス」を開けることを試みる・・・・というサスペンス・ミステリーです。製作総指揮に「レオン」「グラン・ブルー」のリュック・ベッソンが携わっており、「エディット・ピアフ~愛の賛歌~」でアカデミー主演女優賞を受賞したマリオン・コティヤールが、ミステリアスなヒロイン役を演じています。

あらすじ動画

ブラック・ボックス ~記憶の罠~の主な出演者

アルチュール・セリグマン(ジョゼ・ガルシア)、イザベル(マリオ・コティヤール)、ウォルコット(ベルナール・ル・コク)、コステス(ジェラール・ラロシュ)

ブラック・ボックス ~記憶の罠~のネタバレあらすじ

【起】– ブラック・ボックス ~記憶の罠~のあらすじ1

ブラック・ボックス ~記憶の罠~のシーン1

画像引用元:YouTube / ブラック・ボックス ~記憶の罠~トレーラー映像

フランス人のアルチュール・セリグマンは、田舎道を車で走っている時に、目の前に自転車に乗った子供が飛び出し来て、運転を誤り事故を起こします。病院に運び込まれたセリグマンは昏睡状態に陥り、その間に夢とも現実ともつかない幻想を見ていて、同時に意味不明の言葉を幾つも呟いていました。

昏睡から覚めたセリグマンは、目の前にいた若い女性看護師に子供は大丈夫だったかと聞きます。車の前に飛び出した子供が心配だったのですが、イザベルという看護師は「子供はいなかったわ、あなたはカーブを曲がり切れずに事故を起こしたの」と説明します。

病室を出て行こうとする美しいイザベルに、セリグマンは「制服の下に下着は付けてるの?」と問いかけます。するとイザベルは、「ベティは下着のこと、どう思うかしら」と意味ありげに呟いて、そのまま立ち去っていきます。セリグマンはベティとは誰なのかと考えますが、そこで古い記憶が蘇ります。

ベティは小学校低学年の頃に仲の良かった少女でしたが、小学生だけに周りから関係をはやしたてられ、そのまま疎遠になっていたのでした。そして退院の日が来て、セリグマンは兄のイヴァンが見舞いに来なかったかと受付に尋ねますが、そういう人は来ていないと告げられます。

セリグマンは家に帰るため受付にタクシーを頼みますが、そこで「駅まで?」と聞き返され、逆に「どこの駅だ?」と考えまこみす。セリグマンは現在地が自分の住んでいるパリ市内かと思っていましたが、実はパリから100キロ以上離れた北西部にある町・シェルブールの病院で、事故を起こしたのもこの町でした。

自分がなぜシェルブールにいてどうして事故を起こしたのかが思い出せぬまま、セリグマンは更衣室にいるイザベルを見つけ、パリにいるのかと思っていたことを告げます。するとイザベルは、「あなたならきっと思い出せるわ、全てはあなた次第よ」と、セリグマンを更衣室に招き入れます。

イザベルはロッカーからメモを取り出し、覚醒前にセリグマンが呟いていた謎の言葉を全てメモしていたと告白します。「あなたは無意識のうちに、これまでのモラルやタブーを解放させたの。これは、あなたの記憶のブラックボックスを解くカギよ。この中に、あなたの恐怖や憎しみ、愛もすべて入っている」イザベルはそう言って、セリグマンにメモを渡します。

しかしメモに書かれていた幾つもの言葉は全て意味不明で、暗号のようでした。

「手に負えない子、ババアの口癖だ」「大きくなったらスパゲッティを刈る人になる」「大理石は冷たい」「フィンオイルがACを買収」「RP50、RP50」「テキサスなんて存在しない」更には、「シルヴァン・ガネムに殺される」といった、命に関わるような言葉もありました。

アパートの部屋に戻ったセリグマンは父親に電話をして、7歳の時に階段から落ちてケガをした時のことを聞いてみます。小学校一年の時にセリグマンは、親戚の家の「冷たい大理石の階段」を転げ落ち、大ケガを負ったことがありました。親を始め周囲は事故だと思っていましたが、実は担任の女性教師にに「手に負えない子だね!」と罵られ続けていたセリグマンが、自殺を図ったのでした。

セリグマンは気分転換にカフェに出かけますが、考え事をしていると店員から「あなたの他に誰もいませんよ」と言われます。辺りを見わたすと、カフェの中だけでなく、周囲の道路などにも人影が見当たりませんでした。セリグマンは部屋に戻ると、意味不明の言葉をパソコンでプリントアウトして、部屋の壁中に貼り付けます。

次にセリグマンは養老院にいる母親を尋ねます。車イスに乗り、やや認知症の気配がある母親でしたが、兄のことを聞いてみると、しばらく会っていないと答えます。母親にはシルヴァン・ガネムのことも聞いてみましたが、全く反応を示しませんでした。セリグマンは休み続けていた会社へ行きますが、社長にこっぴどく怒鳴られます。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「ブラック・ボックス ~記憶の罠~」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×