「ブリーダー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

ブリーダーの紹介:1999年製作のデンマーク映画。「ドライヴ」(2011)のニコラス・ウィンディング・レフン監督が1999年に手がけた長編作。2013年2月9日から開催されたトーキョーノーザンライツフェスティバル2013にて劇場初公開(上映日2013年2月9日)。

あらすじ動画

ブリーダーの主な出演者

レオ(キム・ボドゥニア) レニー(マッツ・ミケルセン) キッチョ(ズラッコ・ブリッチ) レア(リヴ・コーフィックセン) ルイーズ(リッケ・ルイーズ・アンダーソン) ルイ(レヴィーノ・ジェンセン) ジョー(クラウス・フライゲア)

ブリーダーのネタバレあらすじ

【起】– ブリーダーのあらすじ1

ブリーダーのシーン1

画像引用元:YouTube / ブリーダートレーラー映像

(『Bleeder』=『嫌な奴、いけ好かない奴』)

デンマーク・コペンハーゲン。

レニーはビデオショップの店員をしている、若い男性です。映画がとにかく大好きで、プライベートの時間も映画鑑賞をしていました。映画館にも足繫く通っています。

レニーが働いているのは、コペンハーゲンの町はずれにあるビデオショップです。店長のキッチョとレニーの2人で働いています。店にはDVDではなく、VHSがたくさん並んでいます。

ビデオショップにやってきた男性客が、レニーにおすすめを聞いてきました。レニーはジャンルごとに置いていると言い、映画監督の名を連ね始めます。男性客が望んでいたのは、ポルノでした。レニーはポルノには詳しくないので、店長のキッチョを呼んでバトンタッチしました。キッチョは男性客をアダルトコーナーに連れて行くと、好きなジャンルを選べと言います。アダルトコーナーにもたくさんジャンルがあり、男性客は喜びながら選びます。

レニーのところへ、親友のレオがやってきました。レオは「子どもができた」と報告します。レニーがおめでとうというと、レオはありがとうと答えました。レニーはレオに貸そうと思って取り置いていたビデオを渡しました。レオを見送ったレニーが店長のキッチョにレオに子ができたと話すと、キッチョは「あいつが父親か」と呟きます。

同じく町はずれに、デリカショップがあります。ジョーという店主のもとで、6週間前から若い女性・レアが働き始めました。レアは奥の厨房にある食べ物を両手に持って運び、店の冷蔵庫に入れます。

レオの妻(恋人)・ルイーズは母親に電話をかけると、妊娠8週だと報告します。そこへレオが帰宅しました。ルイーズは母親との電話を切ると、レオのほうへ行きます。

「妊娠は確かなのか」と確認するレオに、ルイーズは頷きました。ルイーズは寝室でタバコを吸い始めますが、レオに「身体に悪い」と言われてすぐに消しました。

生まれてくる赤ん坊のために、ルイーズは部屋の荷物を減らしたいと思っています。

レオは、子どもを持つことに迷いがありました。「話し合おう」と言って中絶してほしいと言いますが、ルイーズは「どうしても今生みたいの」と譲りません。レオはいま子どもを持つことに不安を抱いていました。

レオとルイーズが話をしている最中に、2人の住む家にルイーズの兄・ルイがやってきました。ルイーズから妊娠を聞いたルイは、喜びます。ルイーズがまた母親に電話をかけてルイと代わろうとしますが、ルイは嫌だとジェスチャーで示します。ルイは母親とあまり話をしたくないのです。

ルイとレオは連れ立って、外に出かけていきました。

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