「ブレイキング・イン」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

ブレイキング・インの紹介:2018年製作のアメリカ映画。スリラー映画。監督はジェームズ・マクティーグ、主演はガブリエル・ユニオンが務めた。2019年8月17日、本作はシネクイント(東京都渋谷区にある映画館)で開催された「樽出し生映画祭」で上映された。本作が日本で拡大公開されることはなかったが、2020年4月2日にDVDスルーされた。

あらすじ動画

ブレイキング・インの主な出演者

ガブリエル・ユニオン – ショーン・ラッセル(幸田夏穂) ビリー・バーク – エディ(田中正彦) リチャード・カブラル – ダンカン(田島章寛) エイジオナ・アレクサス – ジャスミン・ラッセル(石塚さより) セス・カー – グローバー・ラッセル(大谷理美) クリスタ・ミラー – マギー・ハリス マーク・ファーズ – ピート ジェイソン・ジョージ – ジャスティン・ラッセル リーヴァイ・ミーデン – サム ダミエン・リーク – アイザック・コルトン

ブレイキング・インのネタバレあらすじ

【起】– ブレイキング・インのあらすじ1

ブレイキング・インのシーン1

画像引用元:YouTube / ブレイキング・イントレーラー映像

(原題『Breaking In』=『押し入る、侵入する』)

アメリカ・イリノイ州シカゴ。

脱税と資金洗浄の疑惑で裁判中の実業家アイザック・コルトンに、実刑判決が下るであろうというニュースが流れています。コルトンは年金基金などから大金を横領し、私腹を肥やしていました。

そのニュースを聞いているのは、コルトン本人です。パーカー姿のコルトンは滞在中のホテルのクローゼットの引き出しを開けると、ずらっと並ぶ高級腕時計のなかからひとつを取り出して腕に巻き、アイポッドを手に取りました。音楽を聴きながらジョギングをします。

真っ昼間の歩道をジョギングするコルトンがひとけのないエリアに差し掛かると、車に轢かれて倒れます。コルトンは意識があるものの、全身を強く打って動けないようでした。車から降り立った男の足が、勢いよくコルトンの頭を踏みつけます…。

(映画タイトル)

ショーン・ラッセルは夫・ジャスティンと幸せな結婚生活を送っています。10代半ばの娘・ジャスミンと10歳前後の息子・グローバーを儲けています。

父親と折り合いのよくなかったショーンは母親の死後、父アイザック・コルトンを置いて家を出ました。以後は父親と連絡を取らず、独力で道を切り開いてジャスティンと結婚し幸福に暮らしていたのです。父・コルトンが横領していたことも知らなかったので、父が実刑判決を受けるかもしれないことも、寝耳に水でした。

その父・コルトンが車に轢かれて死亡し、ひとり娘のショーンは父親の遺産を引き継ぐことになります。遺産には生まれ育った生家も含まれていました。広大な敷地を誇る屋敷です。

ウィスコンシン州のコンスタンス湖近くにあるその屋敷に、ショーンはジャスミンとグローバーを連れてやってきました。シカゴで幸せに暮らしているショーンが生家で暮らすわけもなく、単に家を売る準備のための訪問でした。不動産業者のマギー・ハリスとも連絡を取り、すぐ売りに出す手筈もつけているところです。

大きな屋敷に到着して入りますが、どうやら停電が起きたらしくセキュリティがリセットされて小さなエラー音を出していました。ジャスミンとグローバーは早速屋敷のなかを探索し始め、エラーを解除したショーンは不動産業者のマギーから電話を受けます。資料を確認し次第、売りに出せるとマギーは話します。

電話を切ったあと、ショーンはジャスミンに車から荷物をおろしてくれと頼みました。家の整理をするあいだ、しばらく3人はこの屋敷に滞在するのです。ジャスミンは母親の言うことをきいて、車から荷物をおろすと運び込みます。

ショーンは呼びかけながらグローバーを探しました。ある部屋にはよく知る品々があり、ショーンは自分の少女時代を懐かしみます。

荷物を運んだジャスミンも、部屋を探索しました。死んだ祖父・コルトンの部屋にはたくさんの写真立てが並んでおり、ショーンの若かりし頃の写真がいくつもありました。そのうちの1つが倒れて割れていましたが、ジャスミンは疑問を抱くことなく元の場所に戻します。

カーテンを開いたショーンは、窓が透明でなくシールドが貼られていることに驚きます。曲が流れたので驚くと、グローバーが奥の部屋でスマホより少し大きなリモコンをいじっていました。その部屋には大きなスクリーンが並んでおり、屋敷内のあちこちに仕掛けた監視カメラ映像がすべて見られるようになっていました。

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