映画:プール(2016年)

「プール(2016年)」のネタバレあらすじと結末

プールの紹介:2016年製作のアメリカ映画。閉ざされたプールを舞台に描くパニック・シチュエーションスリラー。閉館間際のプールで泳ぐ姉妹。姉のブリーが婚約指輪を失くしたことに気付き、姉妹は指輪を探すが、全員が帰宅したと勘違いした館長がプールの電動カバーを作動させてしまい…。

あらすじ動画

プール(2016年)の主な出演者

ブリー(アレクサンドラ・パーク)、ジョナ(ノラ=ジェーン・ヌーン)、クララ(ダイアン・ファール)、マクグラディ(トビン・ベル)、デヴィッド(クリスチャン・ケイン・ブラックバーン)、プールの少年1(ドーゲン・アイラー)、プールの少年2(マシュー・ライアン・マイケルズ)、ジマーマン刑事(ドナルド・プリンス)

プール(2016年)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①姉・ブリーと妹・ジョナは祝日前夜、手違いで市民プールに入ったまま蓋をされてしまった。蓋は硬いガラス製で中からは開けられない。女性清掃員・クララが姉妹に気付くが、金欲しさになかなか救出しない。 ②クララが蓋を開けようとするが、解除コードが違っていて開かない。妹・ジョナが金属の排水溝を持ち上げ、ガラスにひびを入れて外へ。クララを逃がして姉妹は助かる。

【起】- プール(2016年)のあらすじ1

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス。

ケテア市民プールで、姉のブリーは泳いでいました。妹のジョナとプールで待ち合わせ予定です。
翌日は祝日ということもあり、その日のプールの閉館時間は、いつもより早めでした。
妹のジョナがプールサイドにやってきたものの、姉のブリーに嫌味ばかり言います。

マクグラディ館長は、早くも閉館作業にかかっていました。
中年の女性清掃員・クララが落とし物の袋を裏で物色するのを、注意します。クララは保護観察中の身で、マクグラディ館長が定期報告をしていました。
翌日は祝日なので、プールは休みの日です。

姉のブリーは恋人・デヴィッドと婚約し、ダイヤの指輪をもらっていました。
妹のジョナは久しぶりに会ったのに、ブリーにとげとげしく当たります。
プールから上がったブリーは、妹のジョナと話をしようと思うのに、マクグラディ館長が「閉館時間だから、早く出ろ」と注意しました。ブリーは「あと1分待って」と答えます。
荷物をまとめて出ようとしたブリーは、ダイヤの婚約指輪がないことに気づきました。
妹のジョナが「プールの床に落ちてるよ。穴の横」とブリーに言います。確かに目を凝らすと、そこに光るものがありました。
ブリーが潜って排水溝に取りに行きますが、金属の網の隙間にはまって、指輪が抜けません。妹のジョナも潜って手伝います。
2人の荷物は椅子の隙間にあり、目立たない場所に置かれていました。
マクグラディ館長はプールの室内を見渡し、誰もいないものと思ってプールの蓋を閉めます。
そしてそのまま帰宅してしまいました。

水中の姉妹はというと、妹のジョナの髪の毛が排水溝に吸い込まれかけ、パニックになります。
姉のブリーが引き抜いて、2人で水面に顔を上げました。そこで、プールに蓋がされていることに気づきます。
プールは温水で、幅25m、8レーンほどの大きさです。足がつく浅瀬もありますが、深い場所は足が届かない水深です。排水溝は、その深い場所にありました。

・ブリー…お団子に結っている女性。恋人・デヴィッドと婚約し、すでに一緒に暮らしている。右腕にやけどの跡がある。
・ジョナ…髪の毛を結ばないままの女性。姉に不満がある。自殺未遂を繰り返し、精神的にもリハビリ中。
・クララ…清掃員の女性。前科あり(何の罪かは不明のまま)。

閉じ込められたと気付いた姉妹は、なんとかしようと焦ります。
まずはプールの端っこに移動して、2人で蓋を持ち上げようとしますが、無理でした。蓋は硬いガラス製で、しかも不透明です。
プールサイドでは携帯が鳴っており、電話を取りたいのはやまやまですが、蓋があって無理でした。
電話は婚約者のデヴィッドからで、「今夜の夕食はいらない」という内容を留守番電話に吹き込みます(帰宅が遅いという意味)。

先ほど、髪の毛を排水溝に吸い込まれた妹のジョナは、すっかり怖気づいていました。
代わりに姉のブリーがプールを泳いで見て回り、排水溝のボルトが外れていて、取れそうだということに気づきます。
外そうと試すのですが、金属で重たいので、無理でした。

【承】- プール(2016年)のあらすじ2

さらにブリーは、蓋に1か所だけ、穴が開いている場所を見つけます。
10cm×5cmほどで、何の穴なのかは分かりません。
その穴を広げれば出られるかもしれませんが、プールの蓋は硬いのでなかなか壊れません。
見つけたタイルのかけらで割ろうとしますが、ひび割れすら起こせませんでした。

日没後。
タイマーがかかっていたらしく、ライトが消えます。
姉のブリーの携帯に、また着信がありました。
着信音を聞いた妹のジョナが、姉のブリーの婚約者・デヴィッドの悪口を言います。「よくあんな奴と結婚する気になるな」と、ジョナはブリーにつっかかりました。
3か月半ぶりに会うのに、妹のジョナは姉にやたら反抗的なのです。これには事情がありました。

…ブリーとジョナの家は、昔、火事に遭いました。母とブリー、ジョナは助かりましたが、その火事で父が亡くなりました。
火事のせいで姉のブリーは右腕に火傷を負い、痕が残っています。
妹のジョナは精神的に不安定になり、社会復帰へのリハビリに時間がかかりました。
やっと退院して家に帰ったと思ったら、姉のブリーは家を出て恋人を作っています。
それをやっかんで、妹のジョナは姉のブリーやその恋人・デヴィッドに皮肉を言っていたのです…。

時間が経過し、姉のブリーの具合が悪くなります。
ブリーは3年前から糖尿病を患っており、定期的にインスリン注射を打たねばなりませんでした。妹のジョナは初めてそれを知り、驚きます。
注射を打たないと、最悪の場合には昏睡状態になると、ジョナに問われるまましぶしぶブリーは話しました。

その頃、バックヤードではクララがプールの塩素を点検していました。

タイルで穴を開ける作業をしながら、ジョナは「火事の夜のことを話して」とブリーに促します。
ジョナは火事の夜のことを、ほとんど覚えていませんでした。
「カウンセラーが、どんどん思ったことは話すようにと言っている」とジョナが言うので、ブリーは説明します。
父は火事の夜、ウイスキーを飲んで帰宅しました。タバコの火をつけたままベッドに横になり、その火が火事のきっかけです。
火事に気付いたブリーが父を助けようとしたのですが、父は泥酔して寝込んでおり、救出は無理でした。その時の火傷が、ブリーの右腕のものです。

そこまで話したところで、また携帯の着信音がしました。
それと共に物音がしたので、2人は注目します。
クララが着信音を聞きつけて、荷物が置かれているのに気付きました。
さらに助けを呼ぶブリーとジョナの声を聞いて、2人がプールの中に閉じ込められていると理解します。
ブリーとジョナはクララに名前を聞くのですが、クララは名乗りません。

事情を聞きながらも、クララは素早くバッグの中をあらためると、札とカードを抜きました。
監視カメラが作動しているのを見たクララは、管理室へ行き、カメラの電源を切ります。
ライトをつけると、クララはブリーに携帯の解除パスワードを聞きました。

【転】- プール(2016年)のあらすじ3

ブリーとジョナは、外にいる女性がすぐに助けてくれないことに、あせりを感じます。
やむなくブリーが携帯のパスワードを言うと、クララは携帯を開き、写真などのチェックを始めました。
写真にある姉妹が、プールに閉じ込められていると知ります。

クララはもったいぶります。
9か月前に釈放されたもののパートに格下げされてしまい、家賃が払えないと言ったクララは、「銀行口座の暗証番号を教えろ」とブリーに言いました。
ブリーがすぐに答えないので、主導権はこちらにあると示すために、クララはライトとヒーターの電源を切ります。
温められなくなったので、水温が下がっていきます。
やむなく、ブリーは暗証番号を教えました。クララは現金を引き出しに、立ち去ります。

ブリーの具合がいよいよ悪化しました。
それに気づいた妹のジョナは、排水溝の蓋を外しに行こうとしますが、先ほど髪の毛が吸い込まれそうになって、怖くて長く潜っていられません。
姉のところに戻ったジョナは、「怪物がこわい。どこにでもいる。ものすごく大きくて黒い何かが私の中にいて、私を食べている」と言います。
そのせいで自殺を繰り返すのだと、姉のブリーは気づきました。妹は自殺癖がありました。
困ったジョナは穴から外を見ようとして、クララと目が合って驚きます。

クララは現金を引き出しに行ったものの、残高が80ドル(約8700円)しかないとぼやきました。
クララはその後、こっそり戻って姉妹の会話を聞いていました。
ジョナは姉のブリーが糖尿病で、インスリン注射を打たねば命に関わると訴えますが、クララは「私も糖尿だけど、注射が必要だなんて聞いたことがない」と答えます。

腹を立てたジョナは、クララに話したいことがあると言って、穴に口を寄せ、ひそひそ声で何かを話しました。
それを聞きに来たクララに向けて、タイルの破片を突き立てました。
クララは耳の上をケガし、怒って管理室に戻ります。
お返しとばかりに清掃システムを作動し、塩素を入れ始めました。
姉のブリーは気絶しかかり、ジョナが懇願するのを聞いてクララは清掃システムを止めます。

クララはダイヤの指輪を寄越せと、ブリーに要求しました(写メールの写真に写っている。また姉妹で話題にしていた)。
ブリーは穴から指輪を渡します。
クララは気分をよくし、準備が整ったら開けると言って去りました。

…蓋が開き、恋人のデヴィッドも助けに駆け付けた夢を見たブリーは、現実にはまだプールの中にいると気付きます。
悔いたジョナはタイルを首に当て、自殺しようとしていました。
ジョナは「ブリーが助かればデヴィッドも母も喜ぶ。でも私が助かっても誰もいない」と嘆きます。
ブリーは「私がいる。私にはあなたが必要。あなたがいないと私は生きていけない」と言いました。
2人で乗り越えようと説得し、ブリーとジョナは和解します。

【結】- プール(2016年)のあらすじ4

管理室に移動したクララは、満足げに指輪を眺めていました。質屋に入れれば、いい金になると思います。
ブリーの携帯に着信が入り、恋人のデヴィッドから留守電が入りました。ブリーの母に連絡を取ったデヴィッドは異変を感じ、あと数分待っても連絡がない場合には、警察に通報すると録音していました。
それを聞いたクララは、これがしおどきだと思います。

姉のブリーは妹のジョナを説得し、自分がクララに話をつけると言いました。
クララに今までのことを謝罪します。
クララは「蓋を開けるけれども、あなたたちとは顔を合わせない」と言いました。
管理室に行って蓋を開けるボタンを押しますが、開かずにクララはあせります。
姉妹のところへ戻ったクララは、「プールの蓋を開くコードが無効になっている」と言い、自分たちでどうにかしてと言いました。
ブリーは「警察に通報して」と頼みますが、クララが断ります。自分が関わっていることが露見するからです。
クララはそのまま立ち去りました。

血糖値が下がり朦朧とし始めたブリーは、死ぬかもしれないと思い、妹のジョナに真実を話します。
火事の日、本当は姉のブリーは父親を殺していました。助けるために腕を火傷したのではなく、本当は「起きあがろうとしている父親を、押さえつけていた」ためにできたのです。
父は妹のジョナに、性的暴行を働いていました。それに気づいたブリーが、火事を起こして父を殺害したのです。
(妹のジョナが精神的に不安定なのは、幼少期に父親から度重なる性的虐待を受けていたから。真相を話すと放火と殺人が露見するので、黙っていた)

それを聞いた妹のジョナは、今度は自分が姉を助ける番だと思います。
意識が遠のいた姉のブリーを浅瀬に置くと、深い場所にある排水溝を開けようとします。
姉の上着(水着の上に綿のパーカーを羽織っていた)をひっかけて、持ち上げました。
それを持って移動すると、小さな穴に何度も振るい、穴を開けようとします。
火事場の馬鹿力で、硬質なガラスにひびが入りました。ジョナはその割れ目をどんどん広げますが、こじ開ける際に右腕をガラスで切ります。
(姉が妹を助けるため、右腕に火傷を負った。それと対照的に今度は妹が姉を助けるため、右腕に切り傷を負っている)
右腕から血を流しながら、ジョナは姉のブリーをプールから引きずり出しました。
バッグをあさると、意識のないブリーにインスリン注射を打ちます。

クララが銃を構え、横に立ちました。
クララは一旦立ち去ったものの、車中で気になって戻ったそうです。
指輪を奪った姉妹が死ぬのを見届けないと、犯行が露見するからでした。
しかし妹のジョナが助けを乞うと、クララは撃つのをやめます。指輪も返しました。
ジョナは救急に電話すると、クララに早く逃げるように言います。
クララはそれを察し、立ち去りました。

目覚めたブリーは、プールの脇で救急隊に担架に乗せられ、ジョナが横にいることに気づきます。
ジョナは姉に指輪を見せると、「私たちが、怪物を倒した(克服した)」と言いました。
(姉妹ともに助かった)

みんなの感想

ライターの感想

原題『12 FEET DEEP』=『3.65m』。DVDのパッケージには3.7mって書いてるかも。
海と異なりプールなので、できることはかぎられる。
姉妹の確執があり、基本的には会話がとにかく多い。
途中からクララという女性が登場するんだけど、この人がとにかく、ぶれぶれ。
助けるのか助けないのか、はっきりしてほしい(でも現実にはこういう人、いそうな気もする)。
タイトルはもうちょっとひねってほしかった。短くまとめているところは好感を持てる。

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