映画:ヘルタースケルター

「ヘルタースケルター」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(5件)

【転】– ヘルタースケルターのあらすじ3

ヘルタースケルターのシーン3

画像引用元:YouTube / ヘルタースケルタートレーラー映像

同じ事務所の18歳の女性アイドル・吉川こずえが人気急上昇し、りりこは共に仕事をするようになります。

こずえは元々美しい女性でした。整形せずにモデルの仕事をしていることがりりこには妬ましく、憎悪を抱きます。

なぜよりによって人気が出たのが同じ所属事務所のこずえなのか、なぜ整形した自分が整形していない奴に負けねばならないのか…追いつめられたりりこは、違法薬物に走りました。

精神的に追いつめられたりりこは、次第に意識が混濁していきます。

芸能界の仕事などもう辞めたいと思いつつ、でも美しさを保つには美容整形を続けねばならず、その資金を稼がねばなりません。

りりこの恋人・南部が政治家の令嬢と電撃婚約したと、りりこは週刊誌で知ります。

電話して事の真相を聞くと、真実でした。南部は「立場ってものがある。結婚は形だけ」と言いますが、りりこは令嬢よりも自分の方が格下に扱われたことが許せません。憎悪の対象は令嬢に向かいました。

その頃からりりこは羽田をいたぶることで、憂さを晴らすようになります。羽田と同棲する若い恋人・奥村伸一の存在を知ったりりこは、羽田のいる前で奥村と身体を重ねるのを見せつけました。「見てよ羽田ちゃん、あたし今からあんたの彼氏とすっごい、やらしいことするから」と言われた羽田は2人から目を離せず、以降は羽田と奥村の2人ともが、りりこの奴隷のような扱いを受けました。

羽田と奥村は南部の婚約者の令嬢を襲って、顔に硫酸をかけました。

麻布プラチナクリニックの患者の自殺が相次ぎ、麻田は今こそ動くべきだと考えてりりこに会います。

りりこサイドでも限界に近付いていました。整形を重ねても痕が消えなくなり、事務所の社長・寛子は「りりこはもうおしまいかな」と呟いています。

水族館でロケをするりりこに、南部は会いに行きました。りりこを「タイガー・リリー」と呼んだ南部は美容クリニックの不法行為を訴え、法廷で証言をしてもらいたいとダイレクトに言います。

「分かるよ、君のことは。皆を楽しませるために、必死で羽を散らしている。こんな出会い方しかできなかったことを、哀しく思うよ」と言った南部は、資料を渡して立ち去りました。りりこは静かに動揺します。

帰宅して資料を開けたりりこは、今度は激しく動揺しました。クスリを打ち「どっぷり堕ちてるわ」と言ったりりこは、翌朝、アイスのCMがこずえに奪われているのを見て、羽田に「この子をめちゃくちゃにして」と頼みます。

花やしきで写真撮影をするこずえの休憩中を狙い、羽田はカッターナイフで襲いますが「いいよ、やれば」と言われて戸惑いました。

こずえは芸能界の入れ代わりの早さをよく理解していました。

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