映画:ヘルドッグス

「ヘルドッグス」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【転】– ヘルドッグスのあらすじ3

ヘルドッグスのシーン3

画像引用元:YouTube / ヘルドッグストレーラー映像

兼高と室岡の、十朱の護衛任務が始まりました。兼高らは十朱の行く先にいつも張り付いて動きます。十朱は美術館巡りが好きでした。兼高は節度ある態度で仕事をこなし、十朱に気に入られます。

休みの日、室岡は杏南に呼ばれて若者がつどうパーティーに出かけます。そこは明るく和やかな会合でした。どういう集まりなのかと室岡が聞くと、犯罪被害者遺族だという答えが返ってきました。杏南も室岡同様、両親がカルト教団にはまって苦労して育っていました。

出席者のひとりが、ある話をします。その女は新宿二番街交番の近くにあるスーパーでパートをしていた母が、5年前に強盗に殺されていました。パートの母以外にもアルバイトの高校生らが殺されていることも挙げ、あるとき「G.I.」のイニシャルの人物から「犯人は罪を償った」という手紙と、現金20万円が送られていました。そして以後2箇月ごとに20万円の現金がずっと送られてきているそうです。

新宿二番街交番で巡査をしており、ある時点を境にいなくなった警官の名前が出月梧郎でイニシャルと合致する…という話を聞いた室岡は、美談ともいえるその話に興奮してG.I.に憧れます。

同じ頃、兼高は警視庁の阿内から連絡を受けて、ひそかに会っていました。そのあとで新宿二番街交番を通りかかって見ていると、派出所にいる警官が兼高に気づいて出月梧郎の名を呼びました。兼高は応じずにその場をすぐ去りましたが、兼高が出月と呼ばれているところを三神の部下の「お歯黒」と呼ばれる男が目撃します。

杏南は室岡にヤクザから足を洗えと言います。シドニーの店からスカウトの声がかかった杏南はいっしょに暮らそうと誘いますが、室岡は断りました。

熊沢と五分の盃を交わした日本最大の神戸華岡組の幹部・俵谷一房は、華岡組のスパイをするよう十朱に頼まれます。俵谷は受けたものの、接待の席で十朱に話す情報はいずれも噂話程度のもので、十朱は「確度の高いネタを教えろ」と脅します。

その接待の席にホステスを装って、女性の殺し屋が2人入り込んでいました。酒を用意した女・ルカの右手に修行ダコを見つけた兼高は、毒見してみろとルカに言いました。ルカは正体を現して戦い始め、兼高は応じて2人の女性を倒しました。ルカは気絶しています。

三神が呼ばれてルカを連れ帰り、「処理場」と呼ばれる拷問部屋に連れていきます。そこでルカを拷問して依頼者を聞き出すつもりです。

室岡は兼高に、女性を倒す際になぜ銃を使わなかったのかと聞きました。狙う相手になりうる俵谷がいる場で銃を足に隠し持っているのを見られたくなかったと兼高が答え、室岡は納得します。

三神がルカを拷問して聞き出そうとするのを、十朱が見たがりました。十朱も処理場へ顔を出すと、そこへ襲撃がかかりました。ルカが発信器を呑み込んでおり、発信器の電波を追って襲撃犯がやってきたのです。銃撃戦が始まり、十朱は兼高に、熊沢を守るよう言われて移動します。しかし熊沢は別室で殺されていました。十朱は熊沢の死を嘆きます。

処理場から戻る車中で、室岡が兼高に「中国系マフィアに殺されたスーパー店員らの復讐を誓った元警官が、復讐を果たしたうえ遺族に金銭的な援助をしている」という話を聞かせます。車中には三神とお歯黒がおり、室岡の話に耳をすませていたお歯黒が何かに気づきます。

あとでお歯黒は三神に、「兼高が新宿二番街交番の巡査に『出月』と呼ばれていた」話をしました。三神は、兼高が潜入捜査官として入り込んでいる可能性に思い当たり、お歯黒に口止めします。

熊沢の葬儀が、しめやかに営まれました。僧侶を呼んでホールを貸し切り、東鞘会だけでひっそり行ないます。

熊沢亡きあとを埋める会長秘書に、十朱は兼高を抜擢しようと考えました。兼高とコンビを解消することになるだろうと大前田から聞かされた室岡は、動揺します。

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