映画:ヘルドッグス

「ヘルドッグス」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【結】– ヘルドッグスのあらすじ4

ヘルドッグスのシーン4

画像引用元:YouTube / ヘルドッグストレーラー映像

熊沢の死を嘆いた土岐は、十朱が処理場を見たがるという軽挙に出たからだと言って十朱を殴りました。会長に手を出したので土岐は自ら指を詰めようとしますが、土岐がそれを止めます。土岐がそれでも指を詰めようとするので、兼高が殴って気絶させました。

その後室岡のいる前で、兼高は三神に呼び止められます。お歯黒から聞いた話を三神から聞いた兼高は「俺はお前と同じ、地獄の犬だ」と言って否定しました。しかし長く騙し通せないと思います。室岡は兼高が否定したものの、怪しいと感じました。被害者遺族の話をしていた女性店員の店へ行き、兼高の写真を見せて確認を取ります。

三羽ガラスの熊沢が死んだことで東鞘会の均衡が崩れたと思った警視庁の阿内は、兼高の家へ来ると新たな任務を授けようとします。

兼高の部屋に恵美裏が来ました。阿内と恵美裏がバッティングして兼高が困りますが、恵美裏は「タッカボーイ(兼高のこと)もアンダーカバー(潜入捜査官)だったんだ」と言いました。恵美裏も潜入捜査官だと知り、兼高は驚きます。

恵美裏はヤクザの娘で、元獣医でした。象牙をとるためにアフリカゾウが乱獲されている現状を憂い、ヤクザ象牙ロンダリングを潰すために潜入したと兼高に話します。

東鞘会を一気に叩くには、「十朱」「土岐」「大前田」を同時に倒すのが一番だと考えた阿内は、兼高に十朱を狙うよう命令しました。土岐は恵美裏が、大前田は息子を殺されたマッサージ師・典子が狙います。

命令を受けた典子は、マッサージ道具を入れたカバンを持っていつものように大前田の屋敷を訪れます。世間話をしながら背中をマッサージして大前田を油断させると、胸に吊るした十字架に仕込んだ小刀で大前田のうなじを刺し、殺しました。息子の復讐を果たした典子は平静を装い、大前田がマッサージで眠ったからと言いながら、多数いる手下のそばをすり抜けて脱出に成功します。

恵美裏は毒薬を注射に仕込んで持ち、麻薬に見せかけます。いつもどおりを装う恵美裏を、苛立つ土岐が殴りました。土岐は恵美裏が兼高と関係を持ったことを知り、嫉妬していました。暴力を振るわれた恵美裏は毒薬を打ち、土岐を殺害します。

毒が効いて土岐が死んでほっとしたのもつかの間、その場へ土岐に会いに室岡がやってきました。室岡に殺されそうになった恵美裏は、室岡が慕う兼高の女だと言って止めます。

兼高は十朱のオフィスに出勤すると、机のなかに銃を隠しました。女性秘書には金を渡し、ランチのフルコースを食べて来いと言います。護衛のAチームの2人をその銃で倒すと、十朱にひとりで対峙します。

十朱は兼高が潜入捜査官であることを、うすうす気づいていました。「犬をやめろ。自分を解き放て」と言いますが、兼高は「俺は噛みつくことしか能のない犬です」と言い戦い始めます。

十朱と兼高は互いに相手の胸を銃で連打しますが、両者ともに防弾チョッキを着ているので致命傷に至りません。肉弾戦となり、兼高は十朱の首を折って殺しました。

任務を完了した兼高は阿内の待つ教会へ出向いて報告しますが、阿内は恵美裏から脱出後の報告を受けていないと答えます。兼高の携帯に室岡からビデオ通話が入り、捕えた恵美裏を見せて兼高を呼び出します。

山のなかの廃墟に兼高を呼び出した室岡は、質問に答えろと言います。兼高は、東鞘会はもうないと話すと「俺とこの女とどっちが大事なんだよ」と聞く室岡に、銃弾を撃ち込みました。「マッド・ドッグで始まって、ヘル・ドッグで終わる」と呟きます。

兼高は室岡の遺体を見下ろしつつ「死の接吻だよな」と過去を思い出していました。

【一年前】【バンコク】

タイのバンコクの飲食店で室岡は、狙った相手を殺す前には男女問わず「死の接吻」をするのだと、日本語で仲間たちに話していました。閉店後も残ってぺらぺらしゃべっている室岡たちに、店員の格好をして掃除する兼高が「1時間前に営業が終了している」と言うと、わざと喧嘩を売りました。襲い掛かってくる室岡をいとも簡単に封じると、兼高の強さに感心した室岡は組み伏せられながら「楽しい」と答えます。兼高と室岡はそんなふうにして、出会っていたのでした…。

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