映画:ベンイズバック

「ベンイズバック」のネタバレあらすじと結末

サスペンス映画

ベン・イズ・バックの紹介:2019年5月24日公開のアメリカ映画。薬物依存症で、昔の仲間とのトラブルを抱える息子と、彼を必死で守ろうとする母親との絆を描く、ジュリア・ロバーツ主演の人間ドラマ。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で第89回アカデミー賞助演男優賞候補になるなど、若手演技派として注目を浴びるルーカス・ヘッジズが息子のベンを好演する。

あらすじ動画

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ベンイズバックの主な出演者

ホリー・バーンズ(ジュリア・ロバーツ)、ベン・バーンズ(ルーカス・ヘッジズ)、アイヴィー・バーンズ(キャスリン・ニュートン)、カーラ(アレクサンドラ・パーク)、ニール・バーンズ(コートニー・B・ヴァンス)、ベス(レイチェル・ベイ・ジョーンズ)、クレイトン(マイケル・エスパー)、スペンサー・ウェブ〔スパイダー〕(デヴィッド・サルディヴァル)

ベンイズバックのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①薬物依存症で施設に入っているベンが帰宅、母のホリーはベンを監視。 ②ベンが帰宅したと知り、昔の仲間が犬を連れ去る。ベンは犬を取り返すが問題は山積み。

【起】- ベンイズバックのあらすじ1

ベンイズバックのシーン1 (最初に予備知識。
アメリカでは鎮痛剤の薬物依存症が、問題視されています。
中毒性の強いフェンタニル(オピオイド)が、鎮痛剤に処方されていました。
合法的な薬なので痛み止めとして使っていると、気づいたら薬物依存に陥っていたという事態に、なっているのです。
2019年段階ではアメリカの深刻な社会問題となっており、薬物を過剰摂取して危険な状態に陥った人たちの、救命方法などが講習会でも行なわれています。
これに関して、アメリカではまだ対応がなされておらず、後手後手になっているのが現状です)

アメリカ。
クリスマス・イブ。

母ホリー・バーンズは、教会で近所の人たちと話をしています。
リーアムとレイシーがホリーに駆け寄りました。
教会では讃美歌の練習をしており、ホリーはリーアムとレイシーに、歌を練習するよう言います。

ホリーたちが教会から帰ると、自宅に息子・ベンが戻ってきていました。
すぐ下の妹・アイヴィーは緊張で顔がこわばりますが、母のホリーは喜びます。
アイヴィーはニールに電話をかけました。

ベンは母・ホリーに、ルームメイトのティミーがここまで車に乗せてくれたと話します。
ベンは愛犬のポンスをかわいがり、撫でました。

ホリーは息子と久しぶりに会えて、喜びます。
喜びつつも、洗面所にある薬を隠していました。
薬を隠していることを、アイヴィーに指摘されます。

ニールが急いで家から戻ってくると、ベンと話をしようとしました。
ベンは信じてくれと言いますが、ニールは疑っています。


…ここでしばらく、状況の説明を。
ホリーは白人女性です。
ベンは19歳の白人の息子で、アイヴィーも10代半ばの白人の少女です。
ホリーはニールと再婚していました。ニールは黒人です。
少年・リーアムと少女・レイシーは、黒人でした。
映画では明言されませんが、ニールの連れ子だと思われます。
(ホリーとニール、それぞれの子どもたちは不仲ではない。
互いに家族として尊重しあっている)


ベンは薬物依存症で、更生施設に入所していました。
このたびベンは1日だけ、外出許可をもらったのです。
ホリーとニール、アイヴィーは、施設から脱走してきたのではないかと心配したのでした。

【承】- ベンイズバックのあらすじ2

ベンイズバックのシーン2 本当に施設から許可をもらったのか半信半疑ながら、ホリーはベンと約束をします。
「明日には絶対に施設へ帰ること」「薬には絶対に手を出さないこと」と言い、「ただちに尿検査をする」「問答無用で監視をする」ことを誓わせます。

即、尿検査を始めました。検査の結果は陰性です。
ようやくベンは、犬のポンスと遊ぶことを許されました。
それでも妹のアイヴィーの、ベンを見る目は厳しいままです。


昔のクリスマスツリーの飾りがないか聞いたベンは、アイヴィーとともに屋根裏部屋を探します。
箱が見つかりましたが、ベンはアイヴィーに、中身を確認してくれと言いました。
自分が依存症なので、薬を見てしまうと誘惑に負けそうになるからです。
箱の中にまぎれこんでいるおそれがある場合には、少しの疑惑でも晴らそうという気持ちからでした。


家族と一緒にイブを過ごすベンは、自分でプレゼントを選びたいといい、デパートへ行きたがります。
ホリーといっしょに出かけると、ベンの友人が話しかけてきました。
ホリーは「えらそうな男だ」と、その少年のことを評します。

フードコートでホリーは、ドクター・クレイン夫妻に会いました。
クレイン医師のほうは顔を忘れていますが、ホリーは医師に食ってかかります。
それというのも、ベンがそもそも薬物依存になったのは、14歳のときにクレイン医師から鎮痛剤を処方してもらったからでした。
ホリーは怒りますが、ベンはそれを制すると、母を連れてその場を去ります。


ホリーを連れてベンが顔を出したのは、依存症のミーティングでした。
ホリーは、ベンが他の依存症の患者の前でスピーチするのを見て、感激します。

ミーティングのあと、ベンは少女に声をかけられます。
その少女は、薬物のディーラーだったベンから薬を受け取り、薬物の依存症になったと言いました。
クリスマスの翌日から施設に入るのだと言った少女は、ベンに「一緒にクスリをやりたい」と言うと、薬物を渡します。
母のホリーは、別の人と会話をしていて、見ていませんでした。

【転】- ベンイズバックのあらすじ3

ベンイズバックのシーン3 少女から薬物を渡されたベンですが、ホリーと合流して服を買いに行った際に、試着室にこもります。
ベンはホリーに正直に薬物の話をすると、ホリーに渡しました。
ホリーはベンに怒り、墓へ行くと、ベンを埋める場所などないと言います。


帰宅したホリーとベンは、家族と一緒に教会へ行きます。
弟妹3人は、教会の劇に参加していました。それをホリーとベンは見ます。
教会から帰宅すると、家が荒らされていました。
ニールとベンが、家の中を見てまわります。

盗まれたものはありませんが、愛犬のポンスがいなくなっていました。
ニールに「君のせいだ」と言われたベンはポンスを連れ戻すため、家から出ていきます。
ホリーがなだめ、車でいっしょに回ることにしました。
心当たりを聞きます。

ベンはまず歴史の先生、リッチモンド氏の家へ行くよう告げました。
リッチモンドはベンに薬を渡す代わりに、身体を要求していたそうです。
そこにポンスがいないと知り、次にマギーの父親のところへ行きます。
マギーの父に見つかり、車の窓ガラスが割られました。

あわててその場を逃げたホリーは、ベンとダイナーで食事します。
同級生のマギーは、ベンから薬物を教わり、依存症から亡くなりました。
その事情を、ホリーはベンから教わります。

ニールから電話を受けたホリーは、ベンに「ニールには感謝すべきだ」と言います。
ベンの施設代を出してくれているのは、ニールでした。そのことを、ホリーはベンに言い聞かせます。

ベンは友だちのスペンサーに声をかけ、自分が帰っていることをだれに話したか質問しました。
スペンサーは、クレイトンの名前を出します。
クレイトンは、たちの悪い人物でした。
ベンはホリーに金を要求すると、ひとりで行くと言います。
ホリーは金とネックレス(当座用意できる金目のもの)を渡しました。
クレイトンは危険なので、ベンは車を奪って、ひとりで向かいます。

【結】- ベンイズバックのあらすじ4

ベンイズバックのシーン2 置き去りにされたホリーは、マギーの母・ベスのところへ行きました。
助けを求めると、ベスは車と薬物の注射を渡します。
注射は、薬物過剰摂取の際に、救命措置を施すものでした。有効期限が切れていると、ベスはホリーに言います。
お礼を言ったホリーは、車で出かけます。


クレイトンのところへ行ったベンは、ポンスを返してくれと頼みます。
クレイトンはベンに、取引をしてこいと言いました。
ベンの身体に薬物を巻き付け、取引に行かせます。
ベンは取引を完了しました。取引の相手は礼として、薬物をベンに渡します。

同じころ。
ホリーはスペンサーと会い、ベンの行き先を聞いていました。
ホリーがベンから預かった薬を見せると、スペンサーは「質屋のヨンカーズのところへ行け」と言い、薬物を持って去ります。

ホリーは自宅に定時連絡を入れていました。ニールと話をします。
アイヴィーに電話を代わった際に、アイヴィーが「ベンがいなくなったこと」を知っていました。
アイヴィーは心配して、ベンのGPSを監視していたのです。
ホリーはそれを聞き、道案内を頼みます。

アイヴィーに聞きながら近づいたホリーは、ベンの携帯しかなかったことを知り、落胆しました。
アイヴィーをなだめて電話を切りますが、質屋の近くだと気づき、ベンがこの近くにいると確信します。
ホームレスから聞いて川べりに行ったホリーは、ニールへ電話をかけて、ベンがいないことを告げます。


…ベンは取引を終えて、クレイトンのところへ戻ると、犬のポンスを要求しました。
ポンスを返してもらったベンは、ポンスのえさを買うと、車に入れます。
「名前はポンスです。この番号に電話をしてください」と書いた紙を車のフロントガラスに置くと、ベンは奥の倉庫へ行き、薬物を摂取して倒れました。


ベンが見つからないホリーは、警察署へ駆け込みます。
窓口で騒いだホリーは、着信を聞いて電話に出ました。
車に貼ってある、ベンの書置きを見た通行人の男性が、電話をくれたのです。
それを聞いて駆けつけたホリーは、倉庫を見つけてベンのもとへ駆け寄ります。
鼻に特別な注射を差し込み、ホリーは救命措置を行ないました。
色の失せた顔のベンが、息をふきかえします…。

(ベンは命を取り留めた。しかし薬物依存は解消しておらず、この先もまだ苦悩が続く状態)

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みんなの感想

ライターの感想

シリアスな話。薬物依存症でも「知らぬあいだに医者の処方がきっかけで、中毒になってしまう」ケースがあると、今作品で初めて知った。
アメリカでは本当にいま、この問題が大きくクローズアップされているものの、まだまだ解決されていない。
法律も社会も政府も、着手しはじめたばかり。この先、少しずつ解決の糸口をさぐっていくだろうという程度。
薬物を断つのが精神的につらいのだということが、すごくよくわかる。
映画のラストでベンが命を取り留めるが、本当にこれがいいことなのかもわからない。
重たい話題だが、見せる力がある。

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