映画:マッドドライバー

「マッドドライバー」のネタバレあらすじと結末

マッド・ドライバーの紹介:会社で起きたミスの責任を負わされ、クビを宣告されてしまった主人公。悪酔いして乗り込んだタクシーの運転手に、酔いにまかせて不満をぶちまけてしまったことが、恐ろしい事件の始まりだった・・・というお話で、常識が通用しない狂気のタクシードライバーの恐ろしさが見ものの作品です。

あらすじ動画

マッドドライバーの主な出演者

カイ(レオン・ライ)、運転手(グン・ロー)、リンリン(ハン・チェヨン)、ドシェン(チェン・ハイリャン)

マッドドライバーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- マッドドライバーのあらすじ1

マッドドライバーのシーン1 中国の大企業に勤めるカイは、美しい妻・リンリンとの結婚を控え、新居も決めて前途洋々かに思えましたが。ある日、社内でのミスで多額の損害金を出してしまい、それを上司のシェンから責められたあげく、会社から告訴され、賠償金を請求すると宣言されてしまいます。自分の手柄を横取りし、ミスは押し付けるシェンのやり方に憤懣やる方ないカイは、友人のドシェンと飲みに行き、その不満をぶちまけます。
友人に不満をぶつけてもカイの気は収まらず、帰りに乗り込んだタクシーの運転手にも、酔って絡んだあげく、車内で吐いてしまいます。しかし運転手はそれを咎めることなく、カイを自宅まで送り届けます。カイは「あんたはいい奴だ、友達になろう」と名刺を渡し、タクシーの清掃代を後日支払うことを運転手に約束します。
これ以降、運転手のカイへの「つきまとい」が始まります。会社をクビになり、新しい職場の面接を受けている時にも、「友達だろ?今日会えないか?」と遠慮なく電話をかけてくる運転手。「今日は忙しいから」と断っても、会社の前に車を停め、カイの「出待ち」をする状態。カイは面倒な奴につかまったなと思い、最初は無視するつもりでしたが、清掃代を払って「終わりにしよう」と、運転手と会うことにします。

【承】- マッドドライバーのあらすじ2

マッドドライバーのシーン2 タクシーの清掃代を払い、「これまで」にしようと考えたカイでしたが、運転手のしつこさは尋常ではありませんでした。カイの新居であるマンションに忍び込むと、カイの部屋の優郵便受けを壊して郵便物を探ったり、帰宅したリンリンの後をつけ、部屋のカギを開けるパスワードを覗き見したりと、その行動は悪質なストーカー並みになっていきます。更に運転手は、カイが酔って話した「憎い上司の話」から、カイの元の会社へ潜入。上司だったシェンを駐車場で待ち伏せし、殴り殺します。
運転手は遂に、リンリンが出かけたのを見計らって、直接カイの部屋を訪れます。「友達だから」とズケズケと部屋の中に入り込み、酒を持ち出して居座る始末。途方に暮れるカイでしたが、リンリンが仕事から帰宅、「妻が帰って来たし、そろそろ」と声をかけても、一向に動じない運転手。シャワーを浴び、勝手にガウンを着てソファーに座り込む運転手に、リンリンも不快さをあらわにします。

【転】- マッドドライバーのあらすじ3

マッドドライバーのシーン3 更に「食べ物はないのか」と勝手に冷蔵庫を開け始める運転手に、カイはたまらず警備員を呼びます。しかし警備員が来てみると、運転手は姿を消していました。そして警備員が「戸締りに気をつけて」と帰ったあとを見計らったように、「食べ物を買ってきたよ」と戻って来る運転手。カイは再び警備員を呼び、強引に運転手を追い出そうとしますが、「俺が何か悪いことをしたか?」と開きなおる始末。
警備員が来る前に運転手は再び姿を消しますが、部屋の外で物音が。カイが見に行っている間に、運転手は部屋へ忍び込みます。カイが戻ると運転手1人が部屋にいて。リンリンが姿を消していました。妻をどこへやった?と問い詰めるカイは、運転手ともみ合いに。騒ぎを聞きつけた警備員は、警察へ通報。運転手に殴られたカイは病院へ収容されますが、同時に手錠でベッドに繋がれてしまいます。運転手は血が付いたシェンの上着などをカイの部屋に置いて、カイに殺人容疑がかかるよう仕向けていたのでした。

【結】- マッドドライバーのあらすじ4

マッドドライバーのシーン2 カイは妻を救うべく、手の指の骨を折って手錠を外し、ドシェンと待ち合わせて運転手を探しに行きます。そこへかかってきた運転手からの電話で、カイは運転手が自分のマンションにいると推測。早速自室へ向かいますが、マンションで別行動を取ったドシェンが運転手に襲われ、命を落としてしまいます。
車で逃走する運転手を、カイも追走。運転手は、寂れた教会のようなところに佇み、カイを待ち受けていました。そこには、運転手が隠し撮りした何枚ものカイの写真と、運転手の兄の写真が。数年前に亡くなった運転手の兄は、カイと見た目がそっくりでした・小さい頃から阻害されていた運転手は、いつも自分を守ってくれていた兄とそっくりのカイを見て、「自分ひとりのものにしよう」と決め込んでいたのです。
格闘の末、運転手を殴り倒すカイ。運転手が捕らえていたリンリンも、車のトランクに乗せられ海へ沈ませられていたところを、救助されます。病院で再会したカイとリンリンは、お互いの無事を喜び合うのでした。

みんなの感想

ライターの感想

中国・韓国合作の、常識の一切通じない恐ろしいストーカーを描いた作品です。中韓合作なので、主役夫妻が香港のレオン・ライと、韓国出身のハン・チェオンというペアになっているわけですね。たまたま乗り込んだタクシーの運転手が、とんでもないイカれた野郎だとは知らずに、日頃のウップンをぶちまけてしまった男の悲劇の物語なのですが、ちょっと全体的に「詰めの甘さ」を感じる出来栄えだったでしょうか。
冒頭、上着のフードですっぽりと顔を覆った男が、タクシーの運転手を襲い、タクシーを奪い取るシーンがあるのですけど。この「フードを被った男」がストーカー野郎なんですが、主人公を乗せるシーンでは(タクシーの運転手してるから当たり前ですけど)っしっかり顔見せちゃってるしね、でもそうすると「フードで顔を隠す」シーンの意味がわからなくなっちゃう。
おまけに冒頭で「タクシーを奪った」はずなのに、終盤になるとストーカー運転手は「ずっと白タク(無認可のタクシー)をしていた」ことになってるし、親父さんも運転手で、親子で1台の車を使ってたって証言してるし。(それで、ストーカー野郎が使った車を元に、警察が親父さんを探し当てたわけですから)じゃあ、冒頭で「タクシーを奪った」のはなんだったのよ?って話に。
あと、このストーカー野郎が徐々に「本性」を現し図々しくなっていくところは、ファニー・ゲームみたいな「イヤミス」的コワさがあったんですけどね、それで「俺が悪いことをしたか?」って開き直りはちょっと違うかなと、そういう「常識を判断出来ない男」という設定なのかもしれませんが。意図的に他人の家、その「幸せ」をブチ壊し奪い取ろうとうわけではなく、ほんとに主人公と「友達」になりたかったってことだとは思いますが。
その「友達になりたい」思いも、終盤唐突に運転手の兄貴の写真が出てきて、「実は主人公と瓜二つだった」って明かされてもねえ、ここはそういう「過去との繋がり」がない方がコワさは増したのではないかと。第一、ほんとに友達になりたいと思ったなら、なぜ主人公に殺人の罪をなすりつけようとしたのか?そういう「細かいところ」の穴が目立つ作品だったかなと。
終盤の「ユルいカーチェイス」なんかも、時間が長いだけでなくても全く問題ないシーンですしね。悪役のストーカーっぷりはなかなか見ごたえあるりましたが、全体的には「もうひとつ、ふたつ!」という印象でありました!

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