映画:マリオネット私が殺された日

「マリオネット私が殺された日」のネタバレあらすじと結末

マリオネット 私が殺された日の紹介:2019年3月15日公開の韓国映画。「アトリエの春、昼下がりの裸婦」のイ・ユヨン主演のミステリー。14年前、女子高生だったミナは同級生によって強姦され、その動画はネットにアップロードされた。ミナは名前を変え人生を取り戻しつつあったが、彼女を再び悪夢へと誘う一通のメールが届く…。

あらすじ動画

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マリオネット私が殺された日の主な出演者

ハン・ソヨン〔ユ・ミナ〕(イ・ユヨン)、オ・グクチョル(キム・ヒウォン)、ヤン・セジョン(キム・ダミ)、キム・ドンジン(イ・ハクジュ)

マリオネット私が殺された日のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①高校時代に強姦され動画をアップロードされたミナは、ソリンと名を変えて夜間高校の教師になった。結婚が決まった矢先、マスターと名乗る者から脅迫を受ける。教え子のセジョンも同じ手口で脅された。 ②セジョンは脅されておらず、ソリンに近づいて嫌がらせをしていた。パソコンスキルが高い幼い少年がイタズラ半分で行っていた。

【起】- マリオネット私が殺された日のあらすじ1

マリオネット私が殺された日のシーン1 〝この作品は実話を基にしたフィクションです〟

(映画は「14年前」の事件と、「現代」の話が、途中まで交互に描かれる演出が取られています。
演出は効果的なのですが、そのまま説明するとややこしくなるので、あらすじでは時系列に並べ替えてお届けします)


韓国・楊平(ヤンピョン)。


〔2002年〕

女子高校生のユ・ミナは、母親と2人暮らしでした。
母はミナの名前を掲げた食堂を経営しており、女手ひとつでミナを育てています。

ミナは眼鏡をかけている、ごく平凡な女子高校生です。
最近、彼氏ができました。
そこでミナはおしゃれに少し、気を使い始めます。

うっすら化粧をして登校したミナは、クラスメイトの女友だちに冷やかされました。
ミナは3年生の彼と、付き合って1か月が経過するのです。
その日の放課後は、デートでした。


放課後。
彼氏のキム・ジノと待ち合わせたミナは、カラオケに出かけます。
カラオケ店の個室でキスされたミナは、部屋に寄って帰れと言われました。
キムの気持ちを損ねたくないミナはついていき、女友だちと一緒にいるという嘘の電話を、母に入れます。
勧められた栄養ドリンクを飲むと、ミナは朦朧としました。

ミナが再び目覚めると、椅子に後ろ手で縛り付けられていました。
キムと仮面をつけた5人の男性がおり、動画を撮影します。
ミナはそのまま、キムたちにレイプされました。
(キムはそれが目当てで近寄ってきたよう)


キムたちにレイプされたミナは、自宅に戻ると、母が食堂から帰る前にベッドに入り、寝ているふりをします。
キムはミナに撮影した動画を送り付けると、脅していました。

ミナは学校へ行くのが怖くなり、転校したいと母に言います。
しかし母は地元で食堂を経営しており、容易にはその土地を離れることができません。
そう答えながらも、母はミナの様子がおかしいことに気づきました。

ミナはその後も動画をネタに、キムたちに脅されていました。
栄養ドリンク、カメラを見ると、ミナの顔はこわばります。


やがて、警察が動画を捜査し、顔が出ていたことからミナが被害者だと、オ・グクチョル警部補がやってきました。
ミナの母はグクチョル警部補から話を聞いて、娘が怯えていた真相を知り、驚き嘆きます。

キム容疑者と仲間たちは、すぐに逮捕されました。
この事件は「少女集団暴行事件」と呼ばれます。
ミナを椅子に拘束して人形を扱うかのように、好きに弄ぶことから、動画は「マリオネット」という名前で高く売られていました。

非公開捜査のはずだったのですが、蓋を開けるとハンベク日報のチェ・ギュドン記者がスクープを飛ばし、世間は事件に注目します。
マスコミに知られ、被害者のミナは追われました。

大きな街へ引っ越したほうがいいというグクチョル警部補のアドバイスを得て、ミナと母は都会へ引っ越します。
ミナは、ハン・ソリンと名前を変え、眼鏡を外して新たな土地で、高校生になりました…。

【承】- マリオネット私が殺された日のあらすじ2

マリオネット私が殺された日のシーン2 〔2016年〕

事件の被害者のミナは、ソリンという名前もなじみ、普通に生活しています。
事件から14年が経過していました。
夜間高校の教師になったソリンは、過去を隠して生活しています。
婚約者のウヒョクと結婚が決まり、ソリンはつつましやかに暮らしていました。

どこからか結婚の情報が洩れて、ソリンは職場で「結婚おめでとう」と生徒たちに言われます。
その言葉にとげはないので、ソリンは照れくさそうに笑っていました。
職員室に戻ると、ソリンの席に「新しい人生を」という付箋がついたコーヒーが置かれていました。
ソリンはそれを、お祝いのプレゼントだと思い、飲みます。
直後、ソリンは机に突っ伏して寝てしまいました…。


ソリンは眠っているあいだ、悪夢を見ます。
それは、高校生のときにソリンの身に起きた、忌まわしい暴行事件でした。
ミナにキムたちが無理強いするものです。

男子生徒に起こされたソリンは、職員室で眠っていたのだと気づき、驚きました。
さらに驚くことに、ソリンの両手首には縛られたような赤いあざが残っていました。
夢ではなかったのかと怯えるソリンは、スマホに昨晩、眠っている間に撮影された写真を見て、戦慄します。

ラインで送り付けてきた相手は、「マスター(ご主人様)」と名乗っていました。
昔の事件のことを知っていて、ソリンに近づいていることは明白です。
その日からソリンは再び、マスターの影に怯えます。


職員会議の最中、授業中、婚約者の両親と会っているときにも、マスターからの脅しのラインが入ります。
びくびくするソリンは、スマホを見て不審な行動をするので、周囲にいぶかしく思われました。

ソリンは、マスターと名乗る人物は14年前の犯人キム・ジノだと思います。
キムの近況を知りたくて、ソリンは、14年前に事件を担当した刑事オ・グクチョル警部補を探して連絡を取りました。
グクチョルは警察を辞めて、今ではネットカフェを経営しています。


グクチョルに会ったソリンは当初、現在起きていることは伏せて、キムのことだけを聞きます。
グクチョルは、部下だった警察官、ムン刑事に連絡を取って聞きました。
キムは指名手配中で、逃亡していました。

教え子たちのスマホに写真が届いたかと怯えるソリンは、そうではないと知ります。
夜間高校のヤン・セジョンの名札をつけた女子生徒が、椅子に縛られているというものでした。
顔は見えないのでセジョンか分かりませんが、クラスでは大騒動になり、セジョンはどこかへ姿を隠します。

【転】- マリオネット私が殺された日のあらすじ3

マリオネット私が殺された日のシーン3 ソリンは生徒たちに聞いて、ソリンが同じクラスの男子生徒キム・ドンジンとよく一緒にいると聞きました。
ソリン自身も、前の日に校舎の陰で、ドンジンとセジョンが2人で話し込むところを見ていました。


セジョンを見つけたソリンは、事情を聞きます。
セジョンは、数日前に呼び出されて倉庫へ行き、指定された栄養ドリンクを飲んだら朦朧とし、動画を撮影されたと言いました。
かつての自分と同じ手口なので、ソリンは悩みます。
セジョンも被害者だと思い、ソリンはなんとかしようと考えました。

セジョンの騒動があったため、ソリンは、式場を見に行く約束を忘れてしまいました。
ウヒョクが文句を言います。
教え子が問題に巻き込まれていることを漏らすと、ウヒョクは「警察に任せろ。女の子のほうにも問題がある」と言いました。
セジョンがかつての自分と重なるソリンは、その発言を聞いてつらく思います。


翌日。
ソリンはセジョンに、キム・ジノの名前を挙げ、聞いたことがないかと質問しました。
セジョンは知らないと答えます。

ドンジンとの関係を聞くと、セジョンは「1年前に好きになり、告白をした。すると今年になってまだ好きかと聞かれ、身体を要求された」と言いました。
ドンジンの部屋で関係を持ったところ、隠し撮りされており、後日動画がアップロードされたとセジョンは話します。
自分だけではなく、同じ年ごろの女子高校生の動画もあったと、セジョンは言いました。


グクチョルにキム・ジノの情報を問い合わせたソリンは、グクチョルに「探す理由を教えてくれ」と聞かれました。
ドンジンがキム・ジノと通じていると思い、ソリンは単独で、ドンジンの尾行をします。

ドンジンの尾行をすると、ばれました。逆に追いかけられたソリンは、危ない目に遭いそうになります。
グクチョルがソリンの尾行をしており、助けました。
グクチョルはあとで仲間の1人を捕まえて、いろいろと質問します。

ドンジンの父親は検事長で、権力がありました。
ドンジンとキム・ジノは無関係で、ドンジンも「マスターと名乗る者からの指令で」動いているだけでした。


部下のムン刑事に捜査状況を聞いたグクチョルは、過去の事件を知ります。
以前、キム・ドンジンと仲間たちが、成人向けサイトへ未成年のわいせつな動画を投稿して逮捕されたのですが、すぐに釈放されていました。
ドンジンの父の権力のおかげでしょう。

【結】- マリオネット私が殺された日のあらすじ4

マリオネット私が殺された日のシーン2 グクチョルはソリンに改めて聞き、ソリンも今度は白状しました。
現在またマスターと名乗る人物に脅されていると、ソリンはグクチョルに告げます。
グクチョルは、ドンジンとマスターが繋がっていることを話しますが、マスターがキム・ジノかどうかは分からないと言いました。


マスターから新たなラインが届きました。
そこには「生中継迫る」と書かれており、ソリンは驚き、パニック発作を起こします。
セジョンの携帯が切られていることから、セジョンが被害者になりそうでした。
グクチョルはソリンに、誰にも会わずにいろと命じます。

グクチョルは部下のムン刑事に、早く捜査しろとせっつきました。
ソリンのところにはラインで、マスターから住所が知らされます。
「九老(クロ)区航洞(ハンドン)432-1」
ソリンをおびき出そうとしているのは明らかでしたが、セジョンを助けるため、ソリンは住所をグクチョルに知らせると、先に出かけます。

グクチョルは、携帯充電中に、記者のチェ・ギュドン記者の訪問を受けました。
ギュドンはスクープを欲しがりますが、グクチョルは撥ねつけます。
充電中で目を離した間にソリンから住所を受け取ったことを知ったグクチョルは、ムン刑事に住所を知らせて急ぎます。
ムン刑事たちも現場へ急行しました。

(グクチョルがソリンに親切なのは、後ろめたさから。
グクチョルは警察官時代に、悪事をギュドン記者にミナの情報を漏らしていた。
けっきょく刑事を辞めたのも、そのせい)


現場に着いたソリンは、栄養ドリンクを飲んで眠りました。
縛られた状態でソリンが目覚めると、そこにいたのはドンジンたちだけではなく、セジョンもいました。

…セジョンは脅されていませんでした。むしろ立場が逆です。
ドンジンがセジョンを好きになって告白し、セジョンはドンジンを使ってアダルト動画を撮影し、アップロードしていたのです。
(クラスメイトに一斉送信された写真は、縛られたセジョンではない。セジョンの名札をつけた別人の写真)

セジョンやドンジンは逮捕されますが、セジョンすらも、「マスターに命令されて動いていた」ことが判明しました。
黒幕は別にいるのです。


携帯電話のGPSを調べると、チェ・ヨンジュという人物の自宅が浮上しました。
ヨンジュは2度の逮捕歴があります。

ムン刑事は現場へ急行してヨンジュを逮捕しますが、ヨンジュは全く事情を分かっていませんでした。誤認逮捕だと主張します。
その場で電話をかけると、ヨンジュにつながりません。

遅れて駆け付けたソリンとグクチョルが、真犯人と出会いました。
真犯人は…ヨンジュの息子でした。
まだ小学6年生の少年は、コンピュータ絡みの大会で賞を総なめにしており、部屋にはたくさんの表彰状が貼られていました。
少年は父を真似て、面白半分にゲーム感覚で実行していました。
被害者のソリンが目の前に立つと、少年は罪がばれたと知り、涙目になります。


犯人は小学生ということで、保護観察処分で終わります。
女子高校生のセジョンも実刑になるかどうか、微妙でした。

14年前の犯人キム・ジノは、自殺していました。
出所してからも犯罪者としてしか生きられず、ジノは自殺したのです。

それを聞いたソリンは、犯人が小学生だと知って、よかったと思ったとグクチョルに語りました。
「怪物じゃなくて、むしろイタズラでよかったと思った」と、ソリンは話します。
別れ際、グクチョルはソリンに、預かっていた眼鏡を渡しました。
それを見たソリンは、改名して転校し、新たな人生を歩みだした日のことを思い出します…。

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みんなの感想

ライターの感想

すごくシリアスな映画。最初から最後までハラハラドキドキ、重厚な作品。
「ミナ」「ソリン」が似た手口で被害に遭うさまを、冒頭に「並行して描く」のだが、この演出はよかった。
私はたまたまDVD紹介で「ミナがソリンと名を変えた」と知っていたから混乱しなかったが、
それを知らなければ、序盤の展開はそれだけで、軽く騙されそう(笑)。
テーマが重い。しかも相当深刻なタッチで描かれている。
ラストはどんでん返しに重きを置いたものだが、そうじゃなくてもこの映画、社会問題を扱っていて、グッド。

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