映画:ミスター・ガラス

「ミスター・ガラス」のネタバレあらすじと結末

ミスター・ガラスの紹介:2019年公開。「シックス・センス」などで知られているM・ナイト・シャマラン監督作品。同監督作品である「アンブレイカブル(2000)」と「スプリット(2017)」のその後を描く物語であり、それぞれのメインキャラクターが対峙する、シリーズの集大成的作品。キャストも引き続きブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン、ジェームズ・マカヴォイが主要キャラクターを演じている。

あらすじ動画

ミスター・ガラスの主な出演者

デヴィット・ダン(ブルース・ウィリス)、ミスター・ガラス(サミュエル・L・ジャクソン)、ケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)、エリー・ステイプル医師(サラ・ポールソン)、ジョセフ・ダン(スペンサー・トリート・クラーク)、ケイシー・クック(アニャ・テイラー=ジョイ)

ミスター・ガラスのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ミスター・ガラスのあらすじ1

ミスター・ガラスのシーン1 「スピリット」でケイシーがケヴィン・ウェンデル・クラムから解放されてから3週間後。ケヴィンの中の20数人の人格たちは、4人の女子高生たちを誘拐・監禁していました。
「アンブレイカブル」から15年経ち、ダンは息子のジョセフと、防犯用具を売るショップを経営しながら、町中の犯罪者を取り締まる活動を続けていました。ダンは女子高生を救出するために日々散策を続けていました。
ある日、いつものように散策していると、まるで子供のような言動をする男とぶつかります。その時、ダンの能力により、その男こそが誘拐犯・ケヴィンであることを知ります。その場所を突き止めて向かうと、先程まで子供のようであったケヴィンが、筋骨隆々の男になり、壁や天井を這いずりまわっていました。女子高生達の危険を感じたダンは、ケヴィンの24人目の人格「ビースト」と対峙します。格闘の末、2人は抱き合ったような格好で窓から落下しました。すると、そこには大量のパトカーが待ち構えており、巨大な照明器具から眩い光が照射されました。すると、先程まで獣のように暴れていた「ビースト」が引っ込み、異なる人格「バリー」が現れ、怯え始めました。ダンが不思議に思っていると、パトカーの大群の前に立つ女性エリー・ステイプル医師が、ケヴィンだけではなく、ダの名前も告げ、ダンは自分も彼女の標的になっていたことを悟ります。ダンとケヴィンは、彼女により、精神病院へ収容されてしまいます。そこには15年前、数々の大量殺人テロを引き起こし、ダンの能力を目覚めさせた、ミスター・ガラスことイライジャ・プレイスも収容されていました。

【承】- ミスター・ガラスのあらすじ2

ミスター・ガラスのシーン2 精神病院に収容されてしまったダンとケヴィン。それぞれの部屋には監視カメラが設置され、ケヴィンの部屋には強制的に人格を入れ替える照明装置が、ダンの部屋には彼の唯一の弱点である水が放水される装置が設置されていました。反抗したり暴れたりするとそれらの装置が作動し、2人を抑え込むのです。
エリーはケヴィンの中の多くの人格と会話をし、ダンの脳のMRIの撮影を行いました。彼女の目的は、ダンやケヴィン、そしてイライジャのように、自らが超人的な能力を持っているヒーローであると思い込んでいる人々の治療でした。彼らから妄想を取り除くことができれば、施設から出すといいます。
2人の収容から間もない日、とある部屋にダンとケヴィンが集められます。そこには巨大な照明装置も用意されていました。
そこへ、車椅子を押されてイライジャもやってきました。ここでダンは初めて、イライジャも同じ施設にいることを知ります。しかしイライジャは、長年の鎮静剤投与の結果、15年前とは別人のように、首を傾けて一点を見つめたまま一言も発さず、エリーやその他の従業員の問いかけにも応じません。3人を集めたところでエリーは改めて、彼らの超能力は全て妄想であり、原因は精神疾患ではないかと話します。ダンにはMRIの画像を見せ、前頭葉の損傷が見つかったと言います。この損傷が15年前の列車事故によるものであると思われると言います。ケヴィンの中の女性の人格「パトリシア」には、「ビースト」は獣ほどの力は持っておらず、動物園の檻を折り曲げたのも、ショットガンで撃たれても平気だったのも、当時の環境が要因であると推測します。「パトリシア」は動揺し、ダンもエリーの推察に迷いを見せます。イライジャは、変わらず黙ったままでした。
ジョセフはエリーに父親の解放を求めますが、却下されます。一方、学校でケヴィンの逮捕・施設収容を知ったケイシーは、施設を訪れケヴィンと面会します。9歳の少年「ヘドウィグ」などと会話をしたケイシーは、かつての、自分と同じように虐待を受けていたケヴィンに同情し、彼の体に触れます。すると、本来のケヴィンの人格になり、会話を果たします。その様子を見ていたエリーは、ケイシーに治療の手助けを願いますが、ケイシーはそれを断りました。

【転】- ミスター・ガラスのあらすじ3

ミスター・ガラスのシーン3 ある夜、従業員が見回りをしていると、廊下でイライジャが車椅子に乗った状態で止まっているところを見つけます。従業員の1人がイライジャを部屋に戻し、何をしていたのかを問い詰めますが、変わらず黙ったままです。従業員は諦めて戻りました。
翌日の夜、従業員と従業員の交代の時間。施設へやってきた従業員のダリスが警備員と夢中で話している好きに、イライジャはケヴィンの部屋へ侵入します。施設のセキュリティを破り、侵入に成功したイライジャ。鎮静剤をビタミン剤とすり替えており、鎮静剤による症状は、演技によるものでした。イライジャは翌日の夜に「ビースト」と会いたいという願いを「パトリシア」に伝え、部屋を去ります。しかし、イライジャがまだ眠っていた早朝、エリーやその助手、ダリスらに処置室へ連れていかれます。監視カメラに前夜、施設内を移動している様子が映っており、演技であったことがバレたのでした。イライジャは、精神疾患を抑えるレーザーを照射されてしまいます。
夕飯の時間、ダリスが食事を持ってイライジャの部屋を訪れます。車椅子に座ったまま反応しないイライジャの前にダリスが向かい合って腰を下ろすと、イライジャは隠し持っていたガラスの破片でダリスの喉を切りつけます。イライジャは、あらかじめ処置室の装置からパーツを抜き取っており、故意に監視カメラに映り込むことで、処置を受け、従業員を一人減らすことを予め計画していたのでした。
夜、従業員がいなくなった施設内をイライジャは悠々とケヴィンの部屋を訪れます。念願叶って「ビースト」と対面したイライジャは、彼を合わせた24人もの人格と協力をし、翌日オープンする高層ビル「オオサカ・タワー」での大量虐殺を提案します。その案を受け入れた「ビースト」は、イライジャと手を合わせます。
イライジャは管理室のカメラを制御するコンピュータに手を加えた後、ダンに、自らと「ビースト」がオオサカ・タワーで虐殺を行う事を予告。ダンに脱走して止めに来るよう告げます。
翌朝、イライジャとケヴィンは地下通路を通り、出会う警備員や従業員を殺害しながら脱走を図ります。ダンも部屋からの脱出に成功し、外を目指します。そこへ、イライジャの母、ジョセフ、ケイシーが施設へ同時に到着します。

【結】- ミスター・ガラスのあらすじ4

ミスター・ガラスのシーン2 管理室に置かれたオオサカ・タワーの広告と、抜き取られたパーツを見て、エリーはイライジャとケヴィンの計画を悟ります。
施設の前で、ダン、ケヴィンが対峙します。イライジャは「ビースト」に対して指示を出し、ダンと格闘させます。武装チームが到着したところで、ジョセフはケヴィンに、調べていて判明した事実を突きつけます。ケヴィンが多重人格者となる原因となった母親の虐待は、彼女の夫、つまりケヴィンの父親が亡くなったことが原因であったこと。そして父親が亡くなった原因が、15年前にイライジャが引き起こし、ダンが能力に目覚めるきっかけとなった、フィラデルフィアの列車事故の犠牲となったこと。それらを聴いた「ビースト」は、自らの使命がケヴィンを守ることであると言い、イライジャに致命傷を負わせます。続けてダンを、大きな貯水タンクの中へ沈ませます。タンクの中で死闘を繰り広げる2人。タンクが破裂し、大量の水と共にダンとケヴィンは外へ出され、周辺には水たまりができていました。
弱点である水により弱まったダン。トドメを刺そうとする「ビースト」の元へ、ケイシーがやって来ます。ケイシーは彼の体に抱きつき、本来の人格であるケヴィンを呼び出します。ケイシーはケヴィンに対し、意識を強めれば人格をケヴィンがコントロールできるようになるはずであると伝えます。ケヴィンは決心しますが、次の瞬間、どこからか放たれた銃弾がケヴィンの腹部を貫きました。それは、武装チームにエリーが支持をしたもので、撃った者の手首には、小さく黒いクローバーのタトゥーが入っていました。同じ頃、その仲間によってダンは、水たまりに何度も顔をつけられ、さらに弱まっていました。そこへエリーが来て、自身の手を握るように促されます。ダンが彼女の手を握ると、ダンの能力が発動し、エリーの過去の罪が見えました。飲食店で、クローバーのタトゥーが入った集団が集まっていて、その中にエリーもいました。彼女たちの目的は、超能力を持ちヒーローとなりうる人物を抹殺することでした。それを悟ったダンは、絶望に打ちひしがれながら、絶命します。ジョセフは怒りのあまり、エリーの仲間達を殴り、父親の傍で涙を流し崩れ落ちます。ケヴィンもケイシーの腕の中で涙を流し、息を引き取りました。イライジャも母親に見守られながら息絶えます。こうして、エリーとその仲間達の目的は達せされました。
エリーが集会でそのことを報告した後、街のコミックショップへ何気なく立ち寄ります。するとコミックファンの会話が耳に入ります。「本当に強い悪役は、計画があるように見せかけて、別の計画を果たすものだ」と。
急いで施設へ戻ると、削除していたはずの監視カメラの映像が、イライジャの手によって、インターネットへ上げられていたことがわかり、絶望します。イライジャは初めからオオサカ・タワーを襲う気などなく、自分達の存在を世間に知らしめることが目標であり、死をも覚悟していたのでした。エリーが彼らを脱走させまいと、100台以上に渡り設置していた監視カメラを、イライジャは利用したのでした。
イライジャによる数多くの監視カメラの映像と、イライジャによる録音メッセージは、喪失感に苛まれるイライジャの母親、ケイシー、ジョセフの元へ届きます。イライジャのメッセージによると、これらの映像はある日のある時間に、一斉に世間に公開されるとの事でした。
その日、イライジャの母親、ケイシー、ジョセフは空港で待ち合わせました。3人で並んでベンチに座り、コーヒーを飲みながら人々を観察しています。イライジャが設定したその時刻、スマートフォンやタブレット、空港のテレビを観ていた人々が徐々に驚きの反応を見せていきます。ジョセフは、父ダンの映像を観る少女を見て、笑みを浮かべます。ケイシーは、壁を自在に移動するケヴィン、「ビースト」の映像を観る人々を満足気に眺めています。そんな2人の間に座っていたイライジャの母親は、2人の足に、そっと手を置き、笑顔を見せました。
イライジャによる一連の計画は、単にヒーローと敵が闘う物語ではなく、世間にヒーローの存在を知らせる、オリジン・ストーリーとなったのでした。

みんなの感想

ライターの感想

「アンブレイカブル」と「スプリット」のメインキャラが対峙する様は、圧巻でした。2作品のその後を描き、かつ三部作の完結編として素晴らしい出来だったと思います。

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