映画:ミステリと言う勿れ

「ミステリと言う勿れ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

ミステリと言う勿れの紹介:2023年9月15日公開の日本映画。事件の謎だけでなく人の心も解きほぐす、ひたすらしゃべり続ける天然パーマの大学生を主人公とした、田村由美の同名漫画が原作の実写ドラマを映画化。テレビドラマに引き続き、松山博昭が監督、相沢友子が脚本を担当し、菅田将暉が主人公の久能整を演じる。整が巻き込まれる遺産相続事件を繰り広げる狩集家の人々を、『すずめの戸締まり』の原菜乃華、「ガリレオ」シリーズの柴咲コウ、「チェリまほ」の町田啓太、「美しい彼」の萩原利久が演じる。

ミステリと言う勿れの主な出演者

久能整(くのう ととのう) – 菅田将暉 狩集汐路(かりあつまり しおじ) – 原菜乃華 車坂朝晴(くるまざか あさはる) – 松下洸平 狩集理紀之助(かりあつまり りきのすけ) – 町田啓太 波々壁新音(ははかべ ねお) – 萩原利久 赤峰ゆら(あかみね ゆら) – 柴咲コウ 狩集ななえ(かりあつまり ななえ) – 鈴木保奈美 狩集弥(かりあつまり わたる) – 滝藤賢一 赤峰一平(あかみね いっぺい) – 野間口徹 鯉沼鞠子(こいぬま まりこ) – 松坂慶子 真壁軍司(まかべ ぐんじ) – 角野卓造 車坂義家(くるまざか よしいえ) – 段田安則 志波一巳(しば かずみ) – でんでん 犬堂我路(いぬどう がろ) – 永山瑛太 青砥成昭(あおと なりあき) – 筒井道隆 池本優人(いけもと ゆうと) – 尾上松也 風呂光聖子(ふろみつ せいこ) – 伊藤沙莉 松嶋菜々子 狩集幸長(かりあつまり ゆきなが) – 石橋蓮司(写真出演) 宝田完次(たからだ かんじ) – ダンディ坂野 劇団主宰者(げきだんしゅさいしゃ) – 春風亭昇太

ミステリと言う勿れのネタバレあらすじ

【起】– ミステリと言う勿れのあらすじ1

ミステリと言う勿れのシーン1

画像引用元:YouTube / ミステリと言う勿れトレーラー映像

木々生い茂る山のなかを、高速で走る1台の車がありました。車はスピードが出ており、カーブを曲がり切れずにガードレールを突き破りました。そのまま崖下へと転落し、車は爆発炎上しました。現場には黒煙がもくもくと立ち上ります…。

浜辺で犬堂我路(いぬどう がろ)は、狩集汐路(かりあつまり しおじ)という少女と会っています。「いよいよだね」と我路が言うと、汐路は「うん」と答えました。我路は自分が警察に追われていることを告げ「君の一族には闇がある」と言います。その闇を汐路と一緒に覗いてみたかったけれども難しいので、最近出会った面白い大学生を紹介すると汐路に言いました。いろんなことに興味を持って観察する人物で、「もじゃもじゃの頭をしている」と我路が言うと、汐路が「もじゃもじゃ?」と聞き返しました。我路はもう一度「うん、もじゃもじゃ」と答えて笑います。

我路が言うその「もじゃもじゃ頭の大学生」こと久能整(くのう ととのう)は、広島県立美術館を訪問していました。美術館のコレクションを堪能した整は、ロートレックのマグネットを土産として購入して大満足です。

美術館を出て路面電車に乗った整は慰霊碑を訪れて手を合わせ、原爆記念館にも行きました。そこで背後から汐路が整のフルネームを呼ぶと、「お金と命が掛かっているバイトをしませんか」と声をかけました。汐路が美術館からずっと尾行していたことを整が指摘して自分のことを誰に聞いたのか質問すると、汐路は我路の名前を挙げました。「あなたなら一緒に戦ってくれると聞いた。力を貸して。じゃないと私、殺される」と汐路は言いますが、整は「話が見えないにもほどがある」とぼやきます。

そんな整を引き立てて、汐路は祖父の遺言書公開の場へ連れて行きます。

(映画タイトル)

整が汐路に強引に連れて行かれた場には、狩集家の一族が顔を揃えていました。遺言書公開に携わるのは、狩集家の顧問弁護士・車坂義家(くるまざか よしいえ)と顧問税理士・真壁軍司(まかべ ぐんじ)です。彼らは明治時代から先祖代々、狩集家の弁護士と税理士をしているそうです。

部外者の整がいることを問いただされますが、汐路が「私の彼氏だ。将来家族になるから」と押し切りました。祖父・狩集幸長(ゆきなが)の遺言書には、自分の息子・娘が全員死亡していることから孫世代のなかから、祖父の遺産を継ぐものを1人選ぶと書かれています。

孫世代は4人います。臨床検査技師の狩集理紀之助(りきのすけ)、夫・赤峰一平(あかみね いっぺい)とのあいだに幼い娘・幸(さち)を持つ赤峰ゆら、サラリーマンの波々壁新音(ははかべ ねお)、そして汐路です。4人には相続を継ぐ条件が与えられます。彼らにそれぞれ「明聡の蔵」「温恭の蔵」「忠敬の蔵」「問難の蔵」の鍵が与えられ、「それぞれの蔵において、あるべきものをあるべきところへ過不足なくせよ」という指示がなされました。その結果を見て真壁と車坂が相続者を決めるそうです。蔵の名前を聞いた整は、小さく「足りない」と漏らしました。

汐路の父親の代が全滅しているのは遺産相続に関係しているのではないかということや、祖父が遺産を相続した際にも人が死んだらしいということを話すと、整は「犬神家の一族」「狩集遺産相続殺人事件」と呟きます。汐路は整に、自分のボディガードと蔵の謎解きをしてほしいと頼みます。汐路自身は遺産に興味がないのですが、夫を亡くした母・ななえのために遺産が欲しいと話します。

整は汐路の従兄弟らに「話し合おう」と呼びかけますが、遺産を巡っての競争相手なので

理紀之助、ゆら、新音は相手にせずそのままそれぞれの家へ帰宅します。

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