「メイドインフランスパリ爆破テロ計画」のネタバレあらすじと結末の感想

サスペンス映画

メイド・イン・フランス ーパリ爆破テロ計画ーの紹介:2015年制作のフランス映画。パリを舞台に、身分を偽ってテログループと行動を共にしていた記者が、爆破テロの計画を知って事実を掴んでいく姿を描いている。ニコラ・ブークリエフがメガホンをとった作品で、マリック・ジディやディミトリ・ストロージュが出演したサスペンス。

予告動画

メイドインフランスパリ爆破テロ計画の主な出演者

サム(マリック・ジディ)、ハッサン(ディミトリ・ストロージュ)、クリストフ「ヨーセフ」(フランソワ・シヴィル)、ドリス(ナシム・シ・アフメド)、シディ(アハメッド・ドゥラメ)

メイドインフランスパリ爆破テロ計画のネタバレあらすじ

【起】- メイドインフランスパリ爆破テロ計画のあらすじ1

フランスでは、ポルノが蔓延しており、18歳になれば何の規制もなく、自由に見ることができます。
インターネットについて、西洋人は幸福を持たらすものとしていますが、実際は悪に満ちており、害悪でしかありません。
ポルノの毒は侵食していき、伝染病のように広がり、退廃へとつながります。西洋の人は、様々な場所で交わることから、不貞が起こるので、女性は家に出すべきではありません。
パリの隠れモスクで、導師はそう語ります。
1984年生まれのサムは、イスラム文化を愛する記者で、半年前からパリにある隠れモスクを取材していました。
彼は身分を偽り、離婚したことにし、ホテル暮らしをしていました。そして隠れモスクに参加している、4人の若者に近づくことができます。
妻からはいつ取材が終わるのか聞かれ、サムは彼らが国外に出たら戻ると答えます。
そしてリーダーであり、パレスチナにも行ったことがある、訓練を受けたハッサンがパリに戻ってきます。
サムは、ヨーセフとドリス、シディと共に、彼から訓練の話しを聞きます。
ハッサンは上層部から指示があり、戻るのではなく、ここパリで行動を起こすことにします。順に協力していくドリスらを見て、サムも協力せざるを得ませんでした。
ハッサン以外は、伸ばしていた髭を剃り、武器を売ってくれるアハメドのトレーラーハウスに向かいます。
金額の交渉をするハッサンでしたが、金儲けが全てなアハメドは、その金額で応じませんでした。
帰るフリをして、ハッサンとドリスは、車のトランクから銃を盗み出します。そしてトレーラーハウスを蜂の巣にします。サムたちはその様子を見ます。
ヨーセフは、顔にぼかしを入れずに、カメラに記録していました。

【承】- メイドインフランスパリ爆破テロ計画のあらすじ2

サムは警察に行って正直に話しますが、この国には3000人ものテロを企てる者がいることから、1人を監視するのに12人は警官が必要と言われます。
そして、サムは黒幕が誰なのか見つけるように指示されます。さもなければ共犯として、彼ら共々逮捕すると脅されます。警察は、いざという時になれば、サムを助けるつもりだと言います。
ハッサンは、上層部から爆破テロの指示を受けます。ヨーセフが爆弾を作り始め、サムたちは銃の試し撃ちをします。
サムは、ハッサンの携帯電話にあった番号を警察に知らせますが、収穫はなかったと言われます。ハッサンは上層部から、テロの具体的な内容はまだと言っていました。
警察はハッサンを尾行していましたが、彼が用心深く過ぎて、何もつかめていませんでした。
サムは、ハッサンを不安にさせてつけ込むようにと、警察から指示されます。
妻と会っていたサムは、ハッサンの存在に気づいて、彼女を行かせます。ハッサンは別れたのではないかと疑います。
サムが以前言った通り、息子の幼稚園に寄っていたことから、ハッサンは嘘ではないことに気づきます。
計画が実行されるに当たって、何かあった時は、上層部から誰かに電話がかかってきます。ハッサンは、そのことをサムたちに伝え、自分だけが上層部と接触できると話します。
サムは運転手として、ハッサンたちと共に、ある建物に押し入ります。警備員を拘束していると、パトカーがやってきて、ヨーセフがハッサンの制止を聞かず、警官を撃ちます。
急いで逃げることにし、5人は車に乗り込みます。出発すると、もう1人の警官が銃を撃ってきて、轢き殺せとドリスに言われますが、サムは轢かずにハンドルを切って逃げます。
しかしそのせいで、シディが撃たれてしまいます。病院に行くのは危険なことから、シディは母のいる家にと最後に言い残して亡くなります。

【転】- メイドインフランスパリ爆破テロ計画のあらすじ3

ホテルに戻ったサムは、警官が待っていて、ミラーリングするため、パソコンにインストールするようにと、小型の端末を渡されます。
ドリスは、なぜ轢き殺さなかったのかと、サムに怒りをぶつけます。サムは警察を助けたからかと、彼に言い返します。
シディが犬死にではないかと、ドリスはやりきれませんでした。そこへハッサンがやってきて、仲間の死を侮辱してはならないと助言します。
ハッサンは上層部から指示がきて、爆破テロを行う場所を皆に伝え、他のテロ組織も後から続くのだと話します。先陣を切って行うことの偉大さを、皆に伝えます。
警察は、チーム総出で調べていましたが、何もつかめませんでした。サムはもう抜けるつもりでしたが、犠牲者が出た時のことを持ち出され、黒幕を探るように指示されます。
サムは、ハッサンに言葉を教えていました。彼がいない時に家に行き、彼の嫁のゾラに頼んで、家の中で待たせてもらいます。
ゴソゴソしていたサムを見て、ゾラは夫が何を企んでいるのか詳細を聞きます。サムは、黒幕を調べるためにも、ゾラに協力を願います。
帰ってきたハッサンは、ゾラに対して怒ります。自分がいない時に、人を家の中に入れては駄目なのです。さらに彼は、妻を外出禁止にしていました。サムは自分が無理を言ったのだと謝ります。
問題が発生してしまいます。ドリスが爆破を行う場所を変えて欲しいと言い出したのです。
ドリスは、狙うのは警官や役人であり、一般人を狙うのは間違いだと考えていました。
上層部に掛け合うように頼みますが、ハッサンは変更することはできないと言います。
そこでサムは、上層部に会えないから、不安に思うのだと持ち出します。

【結】- メイドインフランスパリ爆破テロ計画のあらすじ4

ハッサンは、3人から上層部に直々に会わせてくれるように頼まれますが、それは無理だと断ります。
ドリスはそれならば抜けさせてもらうと背を向けます。ハッサンは、ドリスの胸を銃で撃ちます。
激怒したドリスは、ハッサンを絞め殺そうとします。サムは殺しては駄目だと止めに入ります。
その隙にハッサンは、ナイフを取り出してドリスを殺します。
自宅に戻ったハッサンは、妻から自分も味方であり、助けたいのだと話されます。
そしてゾラは、黒幕は誰なのか問いかけるのでした。
ハッサンは、サムに何を言われたのだと、彼女の首を絞め始め、ついには殺してしまうのでした。
お祈りをしていたサムの前にハッサンが現れます。ハッサンは、上層部に会わせると言い、サムを人気のない場所に連れていきます。
そこにはヨーセフがいて、車の中には爆弾がありました。作戦を変更しており、サムはヨーセフから起爆スイッチの携帯を渡されます。
ハッサンは、小さな家にサムを連れていき、犯行声明を録音すると言います。既にハッサンもヨーセフも終わらせていました。
何を話せば良いのか、サムはハッサンに聞きます。ハッサンは、自分が警官だと言ってもいいのだと言い始めます。
逃げようとしたサムでしたが、ハッサンに銃を向けられ、ナイフを喉に突きつけられます。さらにハッサンは、爆破テロを起こす場所をサムの息子の幼稚園に変更していました。
1人で先に向かおうとしたヨーセフでしたが、起爆スイッチをサムに渡したままだったことに気づきます。
サムは喉を切られる前に、起爆スイッチを押します。大爆発が起こって、その衝撃でサムとハッサンは気を失います。
気がついたサムは、ハッサンに銃を向けますが、黒幕が誰もいないことを告げられ、隙をつかれて逆に撃たれます。
全てハッサン1人で計画していたのです。
外に出ようとしたハッサンでしたが、警官隊に囲まれていました。
伏せるように言われますが、ハッサンは発砲して、集中砲火を受けます。
父の贈り物のおかげで、サムは命をとりとめ、妻が椅子に座っている中、息子を抱いて座ります。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、訓練を受けている者が先導し、若者がテロに参加して行く過程を描いています。彼らが、聖戦に参加する戦士として、名前を決める姿は印象的でした。
今作では、共犯となってしまった記者が、黒幕を暴くために命をかけることになります。サムを演じているマリック・ジディが役になりきっており、緊迫した空気がよく出ていて高評価できます。
この作品は、過激な演出よりも、じわじわと押し寄せてくる、テロに加担してしまうかもしれない恐怖感が色濃く映し出されており、そういった演出が好きな方にはお勧めです。

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