映画:モーリタニアン 黒塗りの記録

「モーリタニアン 黒塗りの記録」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

モーリタニアン 黒塗りの記録の紹介:2021年10月29日公開のイギリス&アメリカ合作映画。アメリカの闇を暴くノンフィクション作品。9.11アメリカ同時多発テロにより、不当に拘禁されていた男がアメリカを訴えたことから、真実を巡って政府と弁護士の間で激しい対決が繰り広げられていく。ジョディ・フォスター、タハール・ラヒム、ベネディクト・カンバーバッチが共演。ジョディ・フォスターが第78回ゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞し、同賞主演男優賞にタハール・ラヒムがノミネートされた。

モーリタニアン 黒塗りの記録の主な出演者

ナンシー・ホランダー(ジョディ・フォスター)、モハメドゥ・オールド・スラヒ(タハール・ラヒム)、テリ・ダンカン(シェイリーン・ウッドリー)、スチュアート・カウチ中佐(ベネディクト・カンバーバッチ)、ニール・バックランド(ザッカリー・リーヴァイ)、モハメドゥ(タハール・ラヒム)、アージャン(サーメル・ウスマニ)

モーリタニアン 黒塗りの記録のネタバレあらすじ

【起】– モーリタニアン 黒塗りの記録のあらすじ1

モーリタニアン 黒塗りの記録のシーン1

画像引用元:YouTube / モーリタニアン 黒塗りの記録トレーラー映像

浜辺を歩く男性の姿が映し出されます…。

〝これは真実の物語である〟

〔モーリタニア 2001年11月 9.11の2ヶ月後〕

モーリタニアという国は、アフリカ北西部に位置します。

テントの中にいたモハメドゥ・オールド・スラヒという男性が、呼び出しを受けました。2001年9月11日にアメリカ同時多発テロ事件が起き、数々のテロの首謀者だと目されたウサマ・ビン・ラディンと関係があるという嫌疑がかけられたのです。スラヒは「着替えさせてくれ」と要求すると奥へ行き、他者に迷惑がかからぬよう携帯の全連絡先を消去しました。上衣を脱いで再び現れたスラヒの携帯は、すぐさま没収されます。スラヒは心配する母親に仕事だと言い、すぐに帰れると話しました。母にハグして出かけます。

〔ニューメキシコ州アルバカーキ 2005年2月〕

ナンシー・ホランダーという女性は人権派の弁護士として名前が知られています。2005年2月、ナンシーのところへある話が持ち込まれました。2001年11月にモーリタニアから息子が連行されて、もう3年以上戻ってこないという母親の訴えです。ナンシーが聞くと、その息子・スラヒが現在いる場所は、キューバにある米軍のグアンタナモ収容所だそうです。グアンタナモ収容所では当時、700人以上を裁判なしで不当に拘禁・拘留していることが問題視されており、ナンシーは無償でスラヒの弁護を担当することにします。

ナンシーは早速、機密アクセス権を持つ通訳を手配しました。そして通訳も兼ねる助手の女性テリー・ダンカンと共に、小型航空機に乗っていきます。

〔米軍海洋軍法会議 ルイジアナ州〕

同じ頃、米軍の弁護士であるスチュアート・カウチ中佐には立件の任務が命じられていました。9.11のテロ関係者の中で、アメリカ政府がスラヒを死刑第1号としたいので起訴の準備に入れというものです。それを聞いたスチュアート中佐は意欲に燃えます。ハイジャックされた飛行機の操縦士・ブルースは、スチュアート中佐の親友だったからです。中佐は起訴を進めるために、スラヒの調書を洗い直しすることにします。

ナンシーとテリーはキューバのグアンタナモに行き、スラヒと面会しようとします。差し入れの食べ物を途中の店で購入して収容所へ行くと、ものものしい警備が待ち受けていました。ボディチェックはもちろんのこと、スラヒとのモニター映像はチェックされ、メモした用紙も一度取り上げられて調べた後に返却される形になるそうです。厳しい警備を通過して面会室に向かい、足枷をしたスラヒと会いました。スラヒは怯えた顔をしており、うかがうような視線を送ってきます。テリーは通訳として同行していましたが、スラヒは英語を学習していました。流暢に英語を操ります。

ナンシーはスラヒに、収容所へ来るまでの経緯を簡単に質問しました。モーリタニアで連行された後にヨルダンに5ヶ月間拘留されて、その後にアフガニスタンの基地へ行き、そして現在のグアンタナモ収容所へスラヒは連れてこられていました。3年間ずっと1日18時間も尋問を受け続けていることを、アメリカのテレビ番組になぞらえてスラヒは話します。

ビン・ラディンからの着信の嫌疑を否定したスラヒは「かけてきたのは親戚だ」と答えました。ナンシーはスラヒと会話をして、スラヒに教養やユーモアのセンスがあると気づきます。

ナンシーはスラヒに、主張したいことを自分で手記にしないかと話を持ち掛けました。それを出版しようと言うと、スラヒも興味を持ちます。スラヒは去り際、テリーに母親の電話番号を教えると、母にいいことを伝えて元気づけてくれと言います。

面会が終わって収容所を去る時に、ナンシーは軍の人にスラヒの足枷を指摘しました。不法拘留の身のスラヒに対して、不当な扱いだと主張します。またテリーには、すぐに電話をかけるなと言いました。母親への電話番号ではない可能性も言い、陰謀の片棒を担がされることを警戒したのです。

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