映画:ユージュアル・サスペクツ

「ユージュアル・サスペクツ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(6件)

サスペンス映画

【承】– ユージュアル・サスペクツのあらすじ2

ユージュアル・サスペクツのシーン2

画像引用元:YouTube / ユージュアル・サスペクツトレーラー映像

サンペドロではまだ悪習が残っていました。警察がワイロをもらって悪事に目をつぶるのです。以前に比べ幾分減ったとはいえ、タクシー感覚で警官の乗るパトカーで、南米の運び屋はエメラルドを運びます。

そのパトカーの四方を車で囲み、ストッキングをかぶって銃で脅した5人は、血を流すことなくエメラルドを盗みました。マクマナスが面白半分でパトカーに火をつけますが、キートンの通報で警察よりも先にマスコミが来て警察内部の汚職が露見し、50人以上の警官が逮捕されます。

宝石はロサンゼルスで宝石仲買商のレッドフットという相手に渡して、終わりのはずでした。しかしこの時、レッドフットが新たな話を持ちかけます。

それはホテルに宿泊している、テキサスの宝石屋を襲ってくれという内容でした。5人は受け、言われた相手を駐車場で襲いますが、手違いでキントが宝石屋を、ボディーガードをマクマナスが殺してしまい、しかもケースを開けると宝石ではなくヘロインでした。

困った5人はレッドフットを締め上げ、裏にいる人物の名を吐かせます。それはコバヤシというイギリス人で、コバヤシは伝説の悪の大物カイザー・ソゼの右腕でした。

カイザー・ソゼは裏の社会では名を知らぬ者がいないほど有名な大悪党ですが、誰もその顔も声も知らない謎だらけの人物です。もっと言うと、いるかどうかすら怪しい存在でした。

ともあれ、裏に控えているのは大悪党カイザー・ソゼです。5人はさすがにまずいと思いました。

コバヤシが5人に接触し、「借りを返してほしいと言っている」と告げます。

なんでも5人は過去に別々ではありますが、カイザー・ソゼの商売の邪魔をしていました。

カイザー・ソゼは5人を顔見知りにさせようと、ニューヨークの事件で5人の面通しをさせたと言います。出会いは偶然ではなく、カイザー・ソゼが仕組んだものだと知り、5人はショックを受けました。

カイザー・ソゼの最大の商売である薬物業界で、数年前からアルゼンチンの組織が介入してソゼの邪魔をしています。

今度アルゼンチンの組織は、サンペドロの停泊中の船内で9100万ドルのコカインの取引をする予定です。その取引現場に乗り込み、取引の邪魔をしてコカインを焼けというのが、カイザー・ソゼの依頼内容でした。

断ることはできないと、コバヤシは言います。すでに5人の個人データは調べ上げられており、逃げることはできないと脅しました。

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