「リミッツ・オブ・コントロール」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

鬼才ジム・ジャームッシュ監督が放つ、2009年公開のアメリカ映画。 「自分こそ偉大だと思う男を墓場に送れ」という指令を受けた殺し屋コードネーム”孤独な男”が、スペイン各地を巡りながら、見知らぬ同じコードネームを持つ者達と暗号を交換し、敵のアジトに接近していくのだが… 果たして、自分こそ偉大だと思う男を見つけ出すことができるのか、 そして、任務を完了することができるのか。

あらすじ動画

リミッツ・オブ・コントロールの主な出演者

孤独な男(イザック・ド・バンコレ)、クレオール人(アレックス・デスカス)、フランス人(ジャン=フランソワ・ステヴナン)、ウェイター(オスカル・ハエナダ)、ヴァイオリン(ルイス・トサル)、ヌード(パス・デ・ラ・ウエルタ)、ブロンド(ティルダ・スウィントン)、モレキュール(工藤夕貴)、ギター(ジョン・ハート)、メキシコ人(ガエル・ガルシア・ベルナル)、ドライバー(ヒアム・アッバス)、アメリカ人(ビル・マーレイ)

リミッツ・オブ・コントロールのネタバレあらすじ

【起】– リミッツ・オブ・コントロールのあらすじ1

リミッツ・オブ・コントロールのシーン1

画像引用元:YouTube / リミッツ・オブ・コントロールトレーラー映像

 空港の待合い場所に、サングラスを掛けた二人の男が座っている。

そこに、紫のシャツに青系のスーツをビシッと決めた、黒人の男性がくる。

コードネーム”孤独な男”それが彼の名前だ。

ボスらしき一人の男がサングラスを外し、スペイン語で彼に聞く、「スペイン語は話せるか」。

孤独な男は、首を横に振る。

ボスの隣の男が、スペイン語を英語に訳して、彼に伝える。

ボスは引き続いてこう言う、

「覚悟はできているのか」

通訳が訳して、「ああ」と答える孤独な男。

ボスは、孤独な男の目を真っ直ぐ見ながら、ゆっくりと語りだす。

それを通訳が訳し、彼はただ黙って聞いている。

「想像力を使え。」

「お前のスキルもだ。」

「すべては主観的なものだ。」

「小細工はするな。」

そう言ったボスが視線を外すと、その先に黒いスーツとネクタイとサングラスをした3人の男が誰かを探すように、周りを覗っていた。

ボスは視線を戻し、孤独な男を見ながら、再び、話し出す。

『自分こそ偉大だと思う男を墓場に送れ。』

「命の意味を知るだろう。」

「だた、一握りの灰になるだけだ。」

「人生は何の価値もない。」

そして、ボスは、空港内いる女性二人が胸元のお互いのネックレスを褒めあっているのを見て、

「ダイヤモンドは女の親友だ。」

「油断するな。」

そう語り終わると、隣の通訳に合図を出す。

通訳の男は、ポケットから、部屋の鍵と赤色のマッチ箱を彼に渡す。

ボスが話し出す。

「タワーに泊まって、カフェへ行け。」

「そして、数日待って、ヴァイオリンを探せ。」

そこまで、通訳が訳した後、

「宇宙には、中心も端もない。」

「現実は気まぐれだ。」

孤独な男は、ここで初めて頷く。

通訳の男は、意味が分からないが、訳す必要はあるかと、ボスに聞く。

彼は分かっているから必要ないと、孤独な男の目を見ながら、ボスは呟く。

ボスはおもむろに、サングラスを掛ける。

お互い立ち上がり、握手と抱擁をする孤独な男とボス。

別れた孤独な男は、鞄を持って、飛行機の搭乗口へと向かう。

スペイン行きの飛行機に搭乗し、座席に座った孤独な男のテーブルには、2杯のエスプレッソが置かれていた。

先ほど貰った赤色のマッチ箱をスーツの内ポケットから取り出す。

中には、4つに折られた小さな紙片が1枚。

開くと、アルファベットと数字が組み合わさった15文字の暗号が記載されている。

男は、暗号を確認した後、紙片を小さく丸めて、無造作に口の中へ放り込み、テーブルのエスプレッソで一気に飲み込む。

スペイン、マドリードの空港に到着した孤独な男は、タクシーで指定されたタワーへ向かう。

斬新なデザインの高層タワー。

エレベーターに乗り、指定された部屋のドアを鍵で開ける。

綺麗でお洒落な広い部屋に鞄を置いた後、スーツの上着を脱ぎ、ベッドに仰向けになる男。

目を開けて、瞬きもせずに天井の一点をずっと見つめ続けている。

いつしか、日は暮れ、夜になり、そして、朝の光が差し込む。

その瞬間に男の目がギロッと動いた。そう。男は目を開いたまま寝ていたのだ。

目を覚ました男は、部屋の中央に立ち、ゆっくりとした太極拳のような運動を始める。

その後、外に出た男は、指令通りにカフェへ向かう。

広場にあるオープンカフェの椅子に座り、ウェイターにエスプレッソを2杯注文するが、英語の分からないウェイターは、普通のコーヒーを持ってきてしまう。

男は、怒り出す。

「ちがう。2つと言っただろ。」

「エスプレッソを別々のカップで2つだ。」

そう言って、持ってきたコーヒーをウェイターへ突き返す。

慌てたウェイターは、すぐに戻って、次には理解したようで、注文通りにエスプレッソを2杯持ってくる。

ウェイターを睨みながら、エスプレッソを飲む孤独な男。

空には、真っ黒いヘリコプターが飛んでいた。

終日カフェに居て、暗くなってから、部屋に戻った男は、ソファーでクラッシックを聞いた後、ベッドに仰向けになり、目を開けたまま、眠りにつく。

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