映画:三度目の殺人

「三度目の殺人」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(6件)

三度目の殺人の紹介:裁判の勝利にこだわる弁護士が、供述が二転三転していく容疑者に翻弄されていく。得体の知れない容疑者に飲み込まれる弁護士が辿り着いた感情、そして真実とは…。 2017年9月公開の是枝裕和監督が手がけた心理サスペンス。是枝作品として22年ぶりにヴェネチア国際映画祭にてコンペティション部門に正式出品され、第41回日本アカデミーでは最多の6冠に輝いた。

あらすじ動画

三度目の殺人の主な出演者

重盛朋章(福山雅治)、山中咲江(広瀬すず)、川島輝(満島真之介)、篠原一葵(市川実日子)、重盛彰久(橋爪功)、山中美津江(斉藤由貴)、摂津大輔(吉田鋼太郎)、三隅高司(役所広司)

三度目の殺人のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①強盗殺人をした犯人・三隅は証言がころころ変わる。2度目の犯行で死刑は必至。裁判に勝つことを重視する弁護士・重盛は作戦を立てる。 ②被害者の娘・咲江が父からレイプを受けており、三隅は父を裁いたのだと、重盛に告白。咲江は証言台に立とうとするが三隅は供述を変えて犯行を否認し、死刑が求刑された。 ③「三度目の殺人」=「三隅の死刑」

【起】– 三度目の殺人のあらすじ1

三度目の殺人のシーン1

画像引用元:YouTube / 三度目の殺人トレーラー映像

平成29年10月11日。

三隅高司は勤務先であった食品加工会社を、解雇されていました。

その会社社長を河川敷でスパナを使って撲殺した後、財布を奪ってガソリンをまき、死体に火を点けました。

死体が燃えるのを三隅は黙って見下ろします。

ほどなくして三隅は殺人罪で逮捕されました。

30年以上前に強盗殺人を犯した三隅は、30年近くも獄中で生活していました。

二度目の強盗殺人事件なので、今度は死刑が言い渡されるだろうことは必至です。

平成30年。

勝つことにこだわり続ける弁護士・重盛朋章は、供述がころころと変わる三隅にさじを投げた同期の摂津大輔に依頼され、仕方なく三隅の弁護を担当することになります。

重盛の父は奇遇にも、30年前の三隅の事件で温情判決を下した裁判長でした。

重盛が父に話を聞くと、三隅は裁判長である父にはがきを送っていました。

拘置所に初めて面会に来た重盛に、三隅は、「ギャンブルする金が欲しくて殺しました」と自供します。

殺害後に工場へガソリンを取りに戻ったと話した三隅は、右手のやけどはその時のものだと言いました。

動機を聞くと、金欲しさと答えた三隅ですが、摂津の言う通り、重盛が質問しても答えに一貫性がありません。

この日の証言も以前とは微妙に違いますし、「減刑を望んでいる」と主張する割には、三隅の態度はそう見えず、摂津も重盛も戸惑いを隠せませんでした。

三隅の罪を何とか無期懲役に減刑しようと考えた重盛は、事務所の新人男性・川島輝(あきら)と共に調査を始めます。

事件現場の河川敷を訪れた重盛と川島は、脚の不自由な少女が来ていたのを見かけました。

少女が立っていた場所が、事件現場そのものだったので、関係者であることは察せられます。

重盛は、遺体が燃えた現場が、十字架の形になっているのが気になりました。

犯行当日、三隅が乗ったタクシーの映像を見た重盛は、不思議なことに気づきます。

車載カメラには、三隅がタクシーの窓を開けているのが映っていました。夜で気温が下がるときに、です。

指摘を受けたタクシー運転手は、油のにおいがしたと答えました。

証拠の財布を見た重盛は、財布にガソリンの染みを見つけます。

「強盗殺人」ではなく「殺人と窃盗」を意味していました。

死体を燃やすときに財布を見つけて盗んだから、財布にガソリンがついているのです。

(金目当てではなく、殺人が目的であった)

重盛は、被害者の自宅を訪ねます。

重盛を出迎えたのは、先日事件現場にいた少女で、彼女は被害者の娘・山中咲江でした。

三隅の謝罪文を重盛は被害者の妻・美津江に渡しますが、美津江はいい顔をしません。

被害者の山中の工場には、前科者が多く雇われていました。

安い賃金で働かせており、問題が多かったとの情報を聞いた重盛は、事実はともかく解雇された怨恨による殺人プラス窃盗という、強殺より罪が軽い弁護方針に持ち込もうと考えます。

重盛がその話し合いをしている時に、電話がかかってきました。

重盛は万引きして補導されている、14歳の自分の娘・結花を迎えに行きます。

妻とは不仲で別居し、娘とも離れて久しい重盛は、万引きで泣き落としが得意だという娘・結花の話を聞いて、あぜんとしました。

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