「人数の町」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【承】– 人数の町のあらすじ2

人数の町のシーン2

画像引用元:YouTube / 人数の町トレーラー映像

〔日本の失踪者 8万4865人〕←映画序盤ではこのように、ときどき数字がさしはさまれます

緑のアドバイスを聞いた蒼山は、その通りにします。夜、822号室の部屋をノックすると、渡してくれた女性のところへ行って関係を持ちました。その女性はネットカフェで寝泊まりしており、居場所がなくてこの場所へ来たのです。

〔ネットカフェ難民 9851人〕

紙を渡してくれたもう1人の女性のところへ急ごうとしていた蒼山に、ネットカフェの女性は「義務じゃないけど」と話します。緑の言葉を真に受けた蒼山に対し、すぐ分かる嘘を信じたのかと女性は笑いました。

この建物では、挨拶さえきちんとすれば、あとは住人が何をしていても構わないのです。施設内にはプールだけでなく、ほかにも遊技場がありました。また気に入った相手を誘って自由にセックスすることもできます。

別の日、プールサイドで蒼山は緑とまた話をします。バスに乗って施設に来てから、ずっと乾パンを食べていたと蒼山が言うと、緑は笑いました。食堂へ行ってみろと蒼山に言います。

食堂と呼ばれる場所へ行くと、住人たちがモニターに向かって座っていました。モニターに表示されているところへ文字を入力し、絶賛すれば目の前にある場所に食べ物が現れる仕組みです。知らない事柄に対してコメントを求められた蒼山は戸惑いますが、隣の席に座った男性に聞くと、テンプレがありました。それを見ながら入力すると、目の前のガラス張りのケースの中に、食べ物が出てきます。

〔倒産 8235社/年〕

〔自己破産 7万3084件/年〕

蒼山の隣の席の小太りの男性は、事業に失敗して自己破産をしたのですが、借金取りに金の返済を迫られていました。首を絞めて殺されようとしていたところを、黄色いツナギの男たちに救われていました。黄色いツナギは、蒼山を救ったポールだけでなくほかにもたくさんいます。施設の従業員も黄色いツナギの男で、「チューター」と呼ばれていました。住人たちは「ジュード」と呼ばれています。

隣の席の男は蒼山に、別の部屋の地下に賞味期限切れの食べ物がたくさん置かれていると言い、誘いました。

〔食品廃棄物 2775トン/年〕

腐りかけているものもあるけれど、賞味期限切れのものは代価なしで手に入ると男が言いますが、蒼山は「今日はやめとく」と答えると、目の前のSNS入力作業に戻ります。部屋の中でチャイム音が鳴ると、「絶賛タイム」から「ディスりタイム」に変わりました。今度は一転して、SNSでさまざまなことに対して罵倒する内容を入力する作業に変わります。

部屋に戻った蒼山は、バイブルに目を通してみました。性行為は互いが合意すれば、いつどこでしてもかまいません。但し結婚と妊娠は禁止されており、部屋には避妊具が完備されていました。

〔人工中絶 16万8015件/年〕

施設での暮らしに蒼山が慣れた頃、緑が「バスに乗りなよ」と誘います。緑と一緒にバスに乗った蒼山は、外界の世界に出かけました。バスにはほかにも、たくさんの男女が乗り合わせています。

車中で着替えをさせられた蒼山たちは、どこかの町へ行くと何者かの選挙の投票を代行します。投票用紙には誰かの名前が書かれているのですが、その人物がどこにいるのかは分かりません。また投票する人物は決められており、それを書くよう命じられます。

〔平均投票率 53.8%〕

〔投票したことがない人 706万人〕

バスの中でまた着替えをして変装した蒼山たちは、知らない街をいくつか転々として投票しました。投票だけではありません。別のところではスマホを渡されて、開店前の店の前に行列を作って並びます。開店後に店へ入って注文し、写真を撮ってSNSにアップして絶賛しました。

カウンターのところでポークバーガーを注文した男性を見た緑が、「共食いだ」と大笑いします。男性は、蒼山に食堂で教えてくれた小太りの男性でした。太っていることを緑がからかったわけですが、男性のほうは全く気にしていません。

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