「借王3」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

借王3の紹介:1998年製作の日本映画。借金に苦しむ3人組が、ゼネコンと大物総会屋を相手に大がかりな詐欺を試みる金融シリーズの第3弾。監督は前作で和泉聖治と共同監督した香月秀之。土山しげると平井りゅうじによる同名コミックを、「借王」「借王2」に参加した松本功と、岩瀬勝巳が共同脚色。撮影も前作と同じく鈴木耕一があたっている。主演も前作同様、哀川翔、志賀勝、夏樹陽子の3人。なお、本作は「借王4」と同時上映された。

あらすじ動画

借王3の主な出演者

哀川翔(安斉満) 志賀勝(水沼正三) 夏樹陽子(森下怜子) 絵沢萠子(青柳美乃) 栗林知美(水沼の愛人) 中野英雄(榊俊一) 村野武範(安斉の上司) 新藤栄作(伏見トシアキ) 根本順吉(伏見の父) 萩原流行(堂島銀太郎)

借王3のネタバレあらすじ

【起】– 借王3のあらすじ1

借王3のシーン1

画像引用元:YouTube / 借王3トレーラー映像

〝悪事とは 隠れた知性の活動である

   A・ビアス「悪魔の辞典」より〟

安斉満は東大卒のエリートサラリーマンで、ひかり銀行大阪中央支店の次長です。私生活では妻・ショウコと娘・ミサトがいます。古くからの付き合いの大口顧客・青柳美乃の預金15億をマネーゲームに使い込んだことが、青柳に露見した青柳は、金を返せと要求されています。

刑事の水沼正三は、浪速南署の警部補です。ギャンブルが大好きで女子高生・サキと援助交際しており、常に借金だらけです。

森下怜子は北新地のクラブ・バセロンのオーナーママですが、店は火の車でした。

安斉は借金を抱える水沼と怜子に声をかけ、悪徳不動産会社・戎興産から金を巻き上げました。1回切りの約束だったのですが、その後も第一秘書に不正の罪を着せて金だけ取り上げた議員の息子の会社を騙し、金を取り上げました…(映画『借王』シリーズ参照)。

休日、安斉が妻のショウコと娘のミサトを連れてエキスポランドにいると、顧客の青柳美乃が車で通りかかりました。ご相談があると話しかけてきます。安斉は青柳の預金を使い込んでおり、後ろめたさがありました。妻子を先に帰して青柳の車に乗り込みます。青柳は今月中に1億円を返済しろと要求し、ホテルへ行こうと誘います。「安斉満 借金残高 13億円」

刑事の水沼はようやく重い腰を上げて、歯医者に行きました。ところが待っているあいだに患者の悲鳴を聞いて、帰りたくなります。しかし逃げ出す間もなく順番がやってきて、治療を受けました。「水沼正三 借金残高 不明」

北新地でクラブ・バセロンを経営しているオーナーママの怜子は、酒屋の支払いが2箇月滞っているとボーイに言われます。借金の取り立て屋が店へやって来ると、利息だけでも支払えと言いました。怜子は金に困っています。「森下怜子 借金残高 3億円」

(映画タイトル)

【大阪】

水沼は援助交際の相手・17歳の女子高校生のサキと天王寺のホテルで会っていました。情事のあとでロレックスのアクセサリーを買ってくれとねだられて、サキの母親に会わせるのが交換条件だと言います。サキは自分の母が美人だといつも言っており、水沼が会いたいと答えるのがいつものやりとりでした。

塾に出かけると言ってサキは去り、ひとりになった水沼は財布に1000円札しか入っていないので渋い顔をします。

水沼が肩を落として歩いていると、ミヤノ建設の本社ビルの前で高石伸という中年男性が住民運動に参加していました。高石はタチバナ組の準構成員だったので水沼は顔を知っており、捕まえて話を聞きます。高石はすでに更生しており、水沼を家に連れて行きました。

水沼の住んでいる長屋の裏手に、ミヤノ建設が手がける産業廃棄物処理場施設が建設予定でした。当初は「地域開発センターが作られる」という触れ込みで買収を行なっていたのですが、買収が終了すると一転して産廃処理場施設になると判明したのです。

住居のすぐ裏手にそんなものを作られてはたまらないと高石は思い、周辺住民とともに環境悪化だと主張して住民運動をしているのですが、糠に釘の状態でした。

それを知った水沼は、うまく振舞ってミヤノ建設から金を引っ張れないかと考えます。

水沼が安斉を呼んでその話をすると、安斉は渋い顔をしました。大手の建設会社には大抵総会屋がついており、金を取ろうとするとその総会屋が出てくるのです。危ない橋を渡りたくないと言って安斉は断りますが、水沼はひとりでもやろうと考えます。

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