「借王3」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【結】– 借王3のあらすじ4

借王3のシーン4

画像引用元:YouTube / 借王3トレーラー映像

伏見の母は他界しており、父親は現在、滋賀厚生病院に入院しています。見舞いに来た息子の顔色が悪いので父親は心配しました。離婚して会社も辞めたと聞いた父親は、伏見が学生時代に絵が好きだったことを挙げて、「好きなように生きろ」と励ましました。通帳と印鑑を持って行けと声をかけると、寝た振りをしました。伏見は感謝しながら、印鑑を拝借します。

琵琶津道路のことを調べた堂本は、工事の受注額が200億は下らないと知ってほくほくものでした。すぐに土地買収の話をまとめようと、動きます。

安斉の紹介で地主に会うと、出てきたのは伏見でした。伏見はミヤノ建設を辞めさせられたと話すと、「ミヤノが相手ならなおのこと売りたくない」と言いました。安斉は堂本に「金で転ばない奴はいませんよ」と囁き、提示金額を上げれば伏見が応じるだろうと言います。

伏見は、怜子が学生時代の同級生だと気づきました。怜子はもらった学生ボタンを大事にしていると話し、伏見が絵を好きだったと指摘しました。伏見は嬉しそうな顔をします。

堂本は伏見の実家へ行きました。水沼が伏見の父親を演じ、伏見の妻は怜子が演じます。

土地の買収額は2億と提示していたのですが、堂本は安斉の助言を得て3億5000万に釣り上げました。すると伏見の父は金になびいた振りをして応じました。翌日、リッツホテルで契約を交わす運びとなります。

翌日リッツホテルに安斉が堂本と入ろうとすると、榊が安斉の本名で呼びかけました。偽名を使っているので素通りした安斉は、背中で指の合図をします。

榊はかつて議員の第一秘書をしていて、安斉に助けてもらった過去がありました(映画『借王2』参照)。いまは植木のリース業者で働いており、リッツホテルにも植木の鉢を交換にきていたのでした。

堂本の忘れた眼鏡を取りに中座した安斉は、堂本の手下2人が「契約のあとで伏見の父親と妻を殺して、金を回収する」計画を話しているのを聞いて焦ります。「襲撃に気をつけて」というメモを用意して印鑑を押した水沼にティッシュの振りをして渡しますが、水沼は気づかずにそのまま灰皿に捨ててしまいました。契約のあとで安斉は水沼と怜子の携帯に電話しますが、2人とも電源を切っています。

焦っていると、堂本の手下がメモに気づきました。揉み合いになったところを榊が見つけ、助けてくれました。榊は安斉をトラックに乗せると、水沼と怜子の車を追いかけました。

水沼と怜子は尾行する車に気づいて、まこうとしていました。しかしなかなか振り切れずにいたところ、榊のトラックが堂島の手下の邪魔をして尾行をあきらめさせました。水沼たちも榊に礼を言います。

作戦は成功しました。ホテルの一室で分け前を分配しようとする場に、伏見は現れませんでした。怜子に伏見から電話がかかってくると、なんば駅でラピート号に乗ってフランスへ行き画家の修行をすると話しました。安斉に電話を代わってもらうと、自分の借金5000万の返済をたのみます。

安斉、怜子、水沼は各1億円、伏見は5000万の分け前です。怜子はすぐさまタクシーに飛び乗ってなんば駅に行きますが、ラピートは出た後でした。ホテルの部屋に戻ると、怜子の分け前はベッドのなかに敷き詰められていました。それを見て怜子は笑います。

契約を済ませたと喜んでいた堂島ですが、印鑑証明がニセだと知って愕然とします。本物の印鑑証明は水色ですが、堂島はピンク色の紙を受け取っていました。慌てて伏見の父親を探すとまるきりの別人だと判り、堂島は愕然とします。

安斉、怜子、水沼は埠頭で会うと、また別れを告げて去ります。「水沼正三 借金残高 不明」「森下怜子 借金残高 2億円」「安斉満 借金残高 12億円」

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