「偽りの隣人ある諜報員の告白」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

更新日：2022年08月19日 17:38　ID：81828

偽りの隣人ある諜報員の告白の紹介：2021年製作の韓国映画。「７番房の奇跡」のイ・ファンギョンが監督、軍事政権下の韓国を舞台にした社会派サスペンス。国家安全政策部は野党政治家ウィシクを逮捕。自宅軟禁中のウィシクを監視するデグォンは、家族と国民のことを思う彼の声を盗聴するうちに、上層部に疑念を抱く。「レッド・ファミリー」のチョン・ウが正義感の強い諜報員ユ・デグォンを演じ、「朝鮮名探偵鬼＜トッケビ＞の秘密」のオ・ダルスが政治家イ・ウィシク役で約2年ぶりに映画界に復帰した。

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偽りの隣人ある諜報員の告白の主な出演者

チョン・ウ（ユ・デグォン）オ・ダルス（イ・ウィシク）キム・ヒウォン（キム室長）キム・ビョンチョルイ・ユビ（イ・ウンジン）チョ・ヒョンチョル（ヨンチョル）チ・スンヒョン（ドンヒョク）キム・ソンギョン[女優] ヨム・ヘラン

偽りの隣人ある諜報員の告白（字幕版）

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チョン・ウ（出演）,オ・ダルス（出演）,キム・ヒウォン（出演）,イ・ファンギョン（監督）

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価格・情報の取得：2022-08-18

偽りの隣人ある諜報員の告白のネタバレあらすじ

【起】– 偽りの隣人ある諜報員の告白のあらすじ1

画像引用元：YouTube / 偽りの隣人ある諜報員の告白トレーラー映像

“この物語はフィクションです”という文字。

1985年、大韓民国。

軍事政権下の韓国では、国家による弾圧が激しさを増していました。そんな韓国に、野党の政治家であるイ・ウィシクが次期大統領選に出馬するために、アメリカから帰国します。

ウィシクを迎えたのは側近のハン補佐官たちでした。ウィシクは3年2箇月半ぶりの帰国に顔をほころばせています。

しかしハン補佐官が手荷物引き取り所で荷物を探しているわずかのあいだに、白昼堂々ウィシクは口を手でふさがれて連れていかれます。

ウィシクを連れていったのは、国家安全政策部のキム室長の指示でした。

しかし有力な大統領候補なので、ウィシクの一挙手一投足が注目されています。拘置所に留め置くと良くも悪くも注目されてします。ウィシクの出馬を阻止したいキム室長は、ウィシクを自宅に帰して軟禁状態にし、家を拘置所代わりに監視すればよいのだと言いました。そして軟禁中に、ウィシクを共産主義者に仕立て上げる作戦を考えます。

その作戦を実行してくれそうな部下を探すと、研修時にチーム長と揉めたことから釜山（プサン）に左遷されて冷や飯を食わされているユ・デグォンの存在を知りました。デグォンの愛国心が強いことを確認すると、作戦の実行者として呼びつけます。

その頃デグォンは釜山で仕事をしています。大学生が集まるトイレに部下が仕掛けた盗聴器をチェックしに行きますが、それは便器から丸見えでした。デグォンは文句を言いながら、位置を訂正しようとします。

そのとき大学生がやってきたので、デグォンは汲み取り式トイレの便器のなかに隠れました。隠れたおかげで大学生らのデモの集まりの情報が聴けて、デグォンは喜びます。

デグォンの家は大所帯です。妻とミンソンという幼い息子のほかに、北京大学生の弟・ジュングォンと母親とも暮らしていました。

キム室長から命を受けたデグォンは、甘川（カムチョ）洞のウィシクの隣家に行きました。国家安全政策局の発表で、ウィシクが空港で逮捕されたというのは自作自演である、ウィシクは自宅にいると報じられていました。さらにウィシクが共産主義者の疑いがあるという疑惑も先行して流します。マスコミがウィシクにインタビューしようと大挙していますが、それを警察や軍が止めています。

マスコミと警察が押し問答をする横を、ウィシクの監視役のチーム長に任命されたデグォンは通過していきました。ウィシクの隣の家にはすでに2人の部下・ヨンチョルたちが先に行って監視しています。しかし部下たちは「一般家庭の人が選びそうにない、あからさまにあやしい黒のカーテン」を窓にかけ、盗聴しながら焼き肉を食べていました。任務内容を言えないため、ハワイの背景の部屋を作って家族に向けてのアリバイ写真づくりにいそしんでいました。

隣家に行ったデグォンは呆れて、部下にひとつひとつ命じます。カーテンは平凡なものをかけ、ウィシクの家族構成とプロフィール、家の見取り図を張り出し、どこに盗聴器をつけているか書き出しました。監視のターゲットであるウィシクと同じ時間に同じものを食べろと命じます。ヨンチョルには家政婦の買い出しに同行して同じ食材を購入し、家政婦が外部と接触を取っていないかチェックするよう言います。

ウィシクの家は、妻と大学2年の娘・ウンジン、まだ小学生の息子・イェジュン、家政婦・クッスンが暮らしていました。

デグォンは早々に、ハン補佐官やヤン議員がウィシクと連絡を取り合っていたことに気づきました。送られたリンゴに書かれた数字が、記者と会う日時と一致したのです。デグォンはハン補佐官とヤン議員を早速逮捕させました。

キム室長はデグォンが着任早々手柄を上げたことに大喜びをし、弟分にしてやるといって自分のはめていた時計を与えました。大統領にもらったものだそうです。

デグォンはキム室長に進言します。ウィシクの家族の外出や面会の制限を緩和して、子どもたちに学校に行かせたり、友人と会わせたりすればよいと言います。キム室長がいぶかるのでデグォンは、「そうすれば何もしなくても魚がかかる」と話しました。キム室長は許可します。

デグォンたちは24時間態勢で隣の家で待機して張り付き、盗聴を続けます。

長年の親友ミン・ノグクが会いに、ウィシクの自宅へやってきました。デグォンたちは緊張しつつ盗聴します。ノグクは、ウィシクの出馬の準備を進めていると話しました。話題をしながらウィシクたちが「盗聴されているかも」と話題にするので、デグォンたちはぎょっとします。

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