映画:共喰い

「共喰い」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

サスペンス映画

【承】– 共喰いのあらすじ2

共喰いのシーン2

画像引用元:YouTube / 共喰いトレーラー映像

誕生日である今日、遠馬は千種と神社の神輿を入れてある倉で、セックスをします。

遠馬はもう回数を数えていませんでしたが、千種は今日が13回目だと言いました。まだ痛いそうです。

遠馬は自分が円のように、いつか千種を殴ってしまうのではないかと恐れていました。千種は否定しますが、遠馬は円の血を引いているがゆえに、性行為の最中に暴力を振るいそうな恐怖に怯えています。

千種と会ってから帰宅すると、琴子がケーキを作って待っていました。

琴子は飲み屋街のホステスで、酒の弱い円が通い詰めて口説き、1年前から家で一緒に暮らし始めていました。

琴子も円に暴力を振るわれているらしく、時々目や頬の周りに痣ができます。その日も左目の下に、大きな青い痣がありました。

琴子が「デートやったん?」と聞いたので、遠馬にガールフレンドができているのを父の円が知ります。円はそれを知ると「わしも若いのともういっぺん…」と言って、どこかへ出かけていきました。他の女性のところかもしれません。

暴力を振るわれるのに、なぜ別れないのかと遠馬が質問したことがありました。

琴子の答えは「うちの身体、ええんやって。殴ったらもっとようなるんやって」というもので、それを聞いた遠馬は琴子のことを、ひどく頭の悪い女に思います。

そう思いつつ琴子を欲する自分のことを、遠馬はやはり円の血が流れていると感じて、恐れを抱きます。

円はよく分からない仕事をしていました。

遠馬が幼い頃から、家にはいろんな電話がかかってきました。外国語の言葉を話す人がかけてくることもあり、明らかに風体の悪い者も訪ねてきます。

家の中にも倉庫にもガラクタばかりなのですが、それが円の商売のようでした。

要は、まっとうではない仕事です。

夜、眠れずにいた遠馬は、物音を聞いて部屋をのぞき見しました。

蚊帳の中で、父の円と琴子がセックスをしていました。円は最中に、何度も琴子の頬を平手打ちしたり、首を絞めたりします。

明日から夏休みという日。

いつものように神社で千種とセックスした遠馬は、まだ千種が性行為をよいものと思えないことを知らされ、自分の技量不足なのかと落ち込みます。

千種は「経験と努力の問題」だと答えました。

神社の境内で遊ぶ小学低学年の子どもたちは、遠馬と千種が具体的に何をしているかは理解していなくても、2人が恋人同士だということは分かっています。ですからいつも神社へ行くと、子どもたちは2人を冷やかしました。冷やかしはするものの、子どもたちは遠馬と千種が好きで、あたたかい目で見守っています。

帰宅した遠馬は、父の円と鰻釣りをする約束をしたのに、円が留守だと知りました。

琴子が言うには、円は最近、琴子の周囲をかぎ回っているそうです。

琴子から「店に来る若い男の客との仲を、円が疑っている」と聞かされて、思わず「ほんとなん?」と聞き返しました。円が疑っていることなのか、琴子に誰か他の男がいることなのかと聞き返され、後者だと答えます。琴子は否定しました。

円がいないので、遠馬は独りで鰻釣りに出かけます。

母の仁子がいる川の側は、魚を捌いた後のものを捨てるからか、よく鰻が集まりました。

遠馬はそこで鰻釣りをするのが好きでした。父、母、自分の親子3人が集まれる、貴重な場所だったからです。

遠馬は父の円が釘を加工して作る「釘針」を使い、鰻を釣りました。鰻を待つ間、仁子が魚を捌く様子を見ます。

仁子は魚を捌く時用の義手を持っていました。ふつうの義手とは異なり、魚を固定するために細くて長い金属の骨が何本も筒状になったものです(茶筅に似ている)。

父の円が改良した義手で、壊れるたびに自転車屋や時計屋などに持ち込んで修理していましたが、今では直せる者がいません。

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