映画:共喰い

「共喰い」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

サスペンス映画

【結】– 共喰いのあらすじ4

共喰いのシーン4

画像引用元:YouTube / 共喰いトレーラー映像

子どもたちが遠馬のところへ来ると、騒ぎ出しました。

子どもたちが制止したのですが、遠馬を待つ千種を見つけた円が、無理矢理に社へ引きずり込んだそうです。

遠馬は、千種が祭りの日に社で待っていると言っていたことを思いだし、雨の中を走り出しました。

社へ行くと、千種は倒れていました。子どもたちが止めてくれようとしたのだけれど、倉の中に入れられて、鍵をかけられたそうです。

千種はレイプされていました。「神輿倉でしよったバチが当たったんかね」と言います。

遠馬は「俺が来とったらよかった」と言い、父・円を殺すと答えました。

「止めんけど、助けて。一人じゃ立てん」と言う千種を、遠馬は立ち上がらせます。

遠馬が円を殺すつもりでした。千種も止めないと言います。

ところが千種を預けに仁子のところへ行くと、事情を察した仁子が「あんたはここにおり。(千種を)守っちゃり」と言うと、包丁を持って出ていきました。

仁子は川べりへ円を追い詰め、義手で円を刺します。

(包丁を持って行ったのだが、使ったのは義手)

円は仁子の義手が腹に刺さったまま、川に落ちました。仁子はそのまま神社へ行き、灯籠に腰掛けて煙草を吸います。

覆面パトカーに乗った刑事2人が仁子のところへ来て、任意同行を求めました。仁子は抵抗することもなく、2人の刑事に連れられて警察へ行きます。

遠馬は、あるじのいなくなった母・仁子の魚屋のシャッターを開けると、お礼のかわりに掃除をしました。

仁子は円殺害容疑で逮捕されました。

遠馬が面会に行くと、仁子はすっきりした顔をしています。魚用の義手もなくなったし、もう魚を捌く必要もなくなったと言いました。

何か差し入れすると言う遠馬に断った仁子は、「あの人(昭和天皇)、血、吐いたらしいね」とぽつりと呟きます。新聞の一面に大きく載っていたと言いました。

仁子は、判決が出るまで生きていてほしいと言います。恩赦があるからです。

「あの人(昭和天皇)より先に、死なんぞと思うとった。あの人が始めた戦争で、手を失ったけえね」

…昭和天皇が始めた戦争で手を失った仁子は、その後の人生を狂わされてしまいました。適齢期に結婚する相手の親に、手がないことをばかにされ、結婚話は流れました。

10歳年下の円と結婚することになったのも、左手がないからです。

狂わされた人生の帳尻を、せめて「恩赦」という形で奪い返したい…そう仁子は思っているのです。

遠馬はその後、琴子の店を探しに行き、会いました。琴子は元気そうにしています。

琴子は遠馬を自分の部屋に案内すると、「したかったんじゃろ」と誘いました。

遠馬は尻込みしますが、琴子は妊娠しているから、避妊の必要もないと言います。

「弟か妹をつつくかと思うと」と遠馬が遠慮すると、琴子は「お父さんの子どもじゃないよ」と言いだしました。遠馬は驚きます。

(注:発言の真意は定かではないが、「円の子ではなく、私だけの子」と言いたいのではないか)

「お父さんみたいに殴らんといかんの。手加減してくれるなら、殴ってもいいよ」

そう言った琴子は「お腹の子どもが動いた」と言って笑いました。

(性行為に及んだかどうかは謎。しかし「腹の子が動いた」という言葉を聞いて遠馬はひるんでいたので、していない可能性があり)

遠馬が川辺に戻ると、千種が魚屋を開いて、魚を捌いていました。

仁子の跡を継いで、千種が魚屋をするようです。

その夜、身体を重ねた千種は、遠馬に「殺されるんと手、縛られるんと、どっちがええ? あんたの手はうちをかわいがるためにあるんやないの」と言うと、遠馬の手を頭の上で縛りました。そして千種が遠馬にまたがります。

痛くないのかと遠馬が聞くと、「もう痛くない」と千種は答えました。

…年明け。

昭和64年1月7日、午前6時33分。昭和天皇が亡くなります。

満潮に近い時間でした。

〝in memory of my mother〟の文字。

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