映画:劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~

「劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

TOKYO MER~走る緊急救命室~の紹介:2023年4月28日公開の日本映画。2021年7月よりTBSで放送された救命医療ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の劇場版。ドラマ版に引き続き、鈴木亮平がプロフェッショナルチーム「TOKYO MER」のチーフドクターである喜多見幸太を演じるほか、医系技官である音羽尚役の賀来賢人や循環器外科とMERチームを兼務する研修医、弦巻比奈役の中条あやみをはじめとした菜々緒や仲里依紗、石田ゆり子らが続投する。

劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~の主な出演者

鈴木亮平(喜多見幸太) 賀来賢人(音羽尚) 中条あやみ(弦巻比奈) 要潤(千住幹生) 小手伸也(冬木治朗) 佐野勇斗(徳丸元一) ジェシー(潮見知広) フォンチー(ホアン・ラン・ミン) 菜々緒(蔵前夏梅) 杏(鴨井友) 徳重聡(両国隆文) 古川雄大(元町馨) 渡辺真起子(白金眞理子) 橋本さとし(駒場卓) 鶴見辰吾(久我山秋晴) 仲里依紗(高輪千晶) 石田ゆり子(赤塚梓)

劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~のネタバレあらすじ

【起】– 劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~のあらすじ1

劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~のシーン1

画像引用元:YouTube / 劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~トレーラー映像

消防車と救急車の音が聞こえてきます。東京都の空港に、618名が乗ったジャンボジェット機スカイワールド便が不時着して建屋に衝突しました。多くの負傷者がいるという情報を得て、TOKYO MERに出動要請がかかりました。

建屋に衝突した飛行機は左翼から燃料漏れを起こしており、期待爆発の可能性がありました。飛行機から脱出する負傷者たちで現場は混乱しており、悲鳴や怒号が聞こえています。

東京消防庁レスキュー隊の即応対処部隊の千住幹生が飛行機に入ろうとしていましたが、TOKYO MERのチーフドクター・喜多見幸太の姿を確認すると「そいつを先に通せ」と言って喜多見に譲ります。

機内には負傷者がまだ数多く取り残されていました。幼い娘・真緒が苦しむ様子を見た母親が、周囲に助けを求めます。近寄った喜多見は母親に、胸のなかに空気が溜まっていると説明しながら挿管し、呼吸音を確認して母親に「もう大丈夫ですよ」と言いました。

TOKYO MERのメンバーも機内に入って来ると、負傷者にトリアージをしていきます。そのあとで千住たちが入ってきたので、喜多見は赤タグの重傷者を優先して運ぶよう告げました。

機内に取り残されている者がいないか捜索したのちに機外へ脱出する際に、CAの佐野が倒れました。喜多見が確認すると腹腔内に大量出血が確認され、一刻も早い施術が必要でした。

機体のエンジン付近から出火しました。左翼の燃料漏れで大爆発が起きる危険性がありますが、喜多見は徳丸が運転するT01(ERカー)を機体の左後方ハッチにつけるよう指示します。

爆発の恐れがある飛行機にT01を近づけることが危ぶまれますが、都知事の赤塚梓は「行かなければ、必ずひとつの命が失われる」と言うと許可しました。

CAの佐野をT01に収容すると、喜多見は「オペしながら退避します」と言いました。路面は飛行機の破片の障害物があり振動しますが、喜多見はかまわず血管処理が必要なオペを行ないます。

TOKYO MERに配属となった研修医・潮見知広が「無理です」と怖気づきますが、喜多見と他のメンバーは構わずオペを続けます。

都庁では、機が爆発した際には半径500メートルが熱風に巻き込まれるという試算が出ました。T01がそのエリアから脱出するまで、あと200メートルです。

開腹した喜多見は、肝臓と膵尾脾に損傷があると見て取りました。注意深く止血していきます。

T01の前輪タイヤが大型の破片を巻き込んで、動けなくなりました。千住隊が駆け付けるとウインチで破片を取り除こうとします。喜多見は千住と運転手の徳丸にかけ声をかけて、手術とタイミングを合わせました。破片が取れて退避をしますが、直後に飛行機が大爆発します。

都庁ではT01の映像が消えたモニターを、誰もが固唾を呑んで見守っていました。T01は爆発による衝撃波で後部が破損して停電しましたが、しばらくすると予備バッテリーに切り替えて映像が復活しました。喜多見らは手術を続けていました。

都庁では危機管理対策室のメンバーの女性・清川標が「軽傷者48名、重傷者11名、死者は…ゼロです」と報告しました。それを聞いた対策室の人たちは歓声を上げます。

厚生労働省MER推進部統括官の音羽尚が、「彼らを監督するのが我々の務めです」と言います。

現場でひと息ついた弦巻比奈が喜多見に「ちゃんと連絡はしましたか?」と聞いていました。喜多見は再婚した女性・高輪千晶とその両親との食事会を、今夜7時にする予定でした。こんな状態だから察してくれるだろうと言いながら喜多見が千晶に電話をすると、呼び出し音がブツッと切れました。千晶が怒っていると気づいた喜多見は、慌てて走っていきます…。

TOKYO MERは、都知事直轄の所属組織、救命医療チームです。彼らの使命は「死者をひとりも出さないこと」です。

(映画タイトル)

喜多見が帰宅すると両親は既に去っており、玄関に靴は1足だけでした。千晶が荷造りをしており、しばらく実家に帰ると言います。妊娠9か月で大きなお腹を抱えて移動するのかと喜多見が指摘しますが、千晶は「約束をすっぽかされて待ってるのはうんざり」と嘆きます。

喜多見が先月帰宅したのがたったの4回で、結婚して家族ができても変わっていないと千晶は指摘します。喜多見からしばらく離れてこれからのことを考えると言った千晶は、タクシーに乗って横浜の実家へ帰りました。その車を見送りながら、喜多見は反省します。

都知事の赤塚と厚生労働大臣・両国隆文が話をします。TOKYO MERに反感を抱いている両国は全国の都道府県に厚労省直轄のMERを作る計画を話し、その手始めとしてまずは横浜にYOKOHAMA MERを創設すると話しました。

赤塚都知事は音羽統括官に、アメリカ帰りのYOKOHAMA MERのチーフドクター・鴨居友が音羽の元恋人だという噂を確認しました。音羽が困惑した顔をしたので「こういう話、苦手なのね」と言います。これを機に音羽と鴨居のよりを戻させて結婚させようと両国が考えていそうだと、赤塚が話しました。

赤塚と音羽の会話を廊下のすぐ近くで鴨居が聞いており、顔を出します。

赤塚は遠慮して退き、音羽と鴨居はレストランで食事をしました。鴨居は、2人で食事するのは成田空港のうどん屋以来だと言います。

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