「告白(2020年・韓国)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【承】– 告白(2020年・韓国)のあらすじ2

告白(2020年・韓国)のシーン2

画像引用元:YouTube / 告白(2020年・韓国)トレーラー映像

不審者がいるという通報を聞いて、ジウォンは書院洞2の住宅街へ行きます。黒い帽子をかぶった男は、ある部屋をじっと観察していました。ジウォンが男に声をかけると、男は走って逃げました。女性をストーカーしているようです。

ジウォンは男が見ていた部屋を訪問し、その住人女性に「事情があるなら相談に乗ります」と声をかけますが、女性は話をしたがりませんでした。いつでも連絡を待っていると言い、ジウォンは名刺を扉に差し込みます。

【誘拐事件 2日目】

児童福祉財団には、52万ウォンの振り込みがあったそうです。児童福祉財団は犯人との関与がないというコメントを出し、振り込みをしないようにと呼びかけています。それでも、あやしげなところではないと知り、誘拐された少女の無事を願って募金代わりに送金する人はあとを絶ちません。

テレビでも「払う」「払わない」と意見が真っ二つに分かれ、それぞれ主張がありました。犯罪者に屈したくないから払わないという意見もあります。

朝のジョギングをしたジウォンは、オスンのことを気にかけます。オスンが少女といたこと、その直後に誘拐事件が発生したことなどから、オスンが誘拐犯ではないかとジウォンは疑いをかけていました。

オスンはボラの家の近くにある雑貨店で飲み物を買い、店のなかで外を窺っていました。やがてボラが登校する姿を見つけたオスンは、自転車に乗って偶然通りかかった振りをしてボラに話しかけました。ボラを自転車の後ろに乗せて、2人乗りで小学校まで行きます。

ボラと話すオスンは笑顔で、ボラも笑顔でした。別れ際、ボラは「明日も来る?」と聞きました。「ボラが望むなら」とオスンは答えると、持っていたお弁当を渡しました。その日、小学校は運動会でした。オスンは先日訪れたときに、プリント用紙を見て運動会の日程を知っていたのです。

校門でボラは手を振りました。オスンも笑って手を振り返します。

イ巡査部長とジウォンは地元の小学校を訪問して、緊張しながら教室にいる生徒たちの前で講演をしました。警察官の仕事について話すジウォンを見ながら、イ巡査部長は微笑んでいます。

講演のあと、ジウォンはオスンのことについて聞きました。イ巡査部長はよく覚えていると答え、詳細を教えます。オスンは児童福祉センターの職員で、ある少女の父親が虐待をしていると1箇月ほど前に警察へ通報したのです。ところが父親は容疑を否定して、逆にオスンを訴えると大騒ぎしました。少女本人は沈黙を守っていたそうです。イ巡査部長は「オスンは女性なのに父親の胸倉を掴んでいた。豪快な女性だった」と、覚えていた理由を言いました。

そこへ女性教諭がジウォンとイ巡査部長を呼び止めました。ある生徒が2日間学校を休んでいて、父親とも連絡が取れないと相談します。父親が気難しくて警察沙汰にしたくないらしいのだと言いました。先生が通報しないと言っているかぎり、ジウォンたちもできることに限りがあります。

講習会の最中、オスンは先輩に機嫌がよさそうだと言われました。ニコニコしていると言われて、「今朝いいことがあった」と答えました。先輩は、オスンに恋人ができたのではないかと思っています。

オスンと先輩は、保護されケガの手術を受けた少年・ヒョンウを見舞ました。手術は成功したと医師は言いますが、全身には無数の古いアザがあるらしく母親のもとに帰すのを案じていました。

ヒョンウの母親はカギ針をしながら「私は殴っていません」と否定します。その手を取ったオスンは、母親の腕をまくりました。母親の左腕には大きなアザがありました。ヒョンウの母親は夫から暴力を受けていて、そのつらさを息子にぶつけていたのです。「このまま続ければ、いずれ息子から暴力を受ける側になる」とオスンは言います。

あとでオスンは先輩に注意を受けました。先輩は「親を憎んでも意味がないの」と言って、相手を責めるとよくない結果になることもあると戒めます。

学校を辞したジウォンはイ巡査部長に、先ほど女性教諭が話していた件にもっと介入すればよかったと話します。そこへ無線が入り、再開発地域に血まみれの男の目撃情報が寄せられたと言います。黒い帽子の男だと聞いたジウォンは、先日のストーカー男性だと思って駆け付けると、男性が見上げていた部屋に行きました。案の定部屋の女性が刺されており、ジウォンはすぐに救急車を呼びます。

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