映画:哀愁しんでれら

「哀愁しんでれら」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

【結】– 哀愁しんでれらのあらすじ4

哀愁しんでれらのシーン4

画像引用元:YouTube / 哀愁しんでれらトレーラー映像

大悟の部屋に入った小春は、「family」と書かれたスケッチブックを見ます。そこには前妻とヒカリのスケッチがたくさん描かれていました。ヒカリがやってきたので驚いた小春は、思わずぶつかってウサギの剥製の耳を壊してしまいます。

それを見たヒカリが大喜びではやし立てたので、小春は思わずヒカリの頬を平手打ちします。それを知った大悟は小春に、家を出ていけと言い渡します。

「子どもの将来は、その母親の努力によって決まる」小春が気に入っている名言を口にした大悟は、それがナポレオン・ボナパルトの言葉だと言いながら「母親の自覚が足りない」と小春を責めました。

家を去る小春にヒカリが泣いて追いかけ、引き止めようとします。それを見た小春は、かつての自分と母の姿を重ね合わせました。小春は「あんな親にはなりたくない」と思っていましたが、奇しくも自分も同じ道を辿ってしまったと思いながら、ゆっくり去ります。

実家に行った小春は、福浦家の団欒を窓越しに見ます。祖父、父、妹の3人は楽しそうに笑っており、そこにすでに自分の居場所がないと気づいた小春は、実家にも帰れません。

児童相談所時代にもめごとを起こした親子のところへ行った小春は、「お手本を見せますよ」と言いながら、公園でブランコに乗る子どもの背を強く押します。子どもはブランコから落ちそうで、母は小春を制止しました。

自分は母親失格だと思いつめた小春は、閉まりかけた遮断機を越えて通ろうとしますが、線路の中央で転んでしまいます。起き上がる気力もない小春を助けたのは、大悟でした。大悟は「帰ろう」と声をかけます。

小春はヒカリとともに、大悟の肖像画のモデルになりました。肖像画は完成してリビングに飾られますが、瞳は青い色で不気味でした。

ヒカリが靴を履かず、泥だらけの足で帰宅します。それを見た小春と大悟は学校へ乗り込みます。

校内放送で呼びかけて授業中の教室へ乗り込んできた大悟と小春は、すっかりモンスターペアレンツ化しているのですが、本人たちにその自覚はありません。

騒ぐ大悟と小春を教頭と担任が連れていき、応接室で話をしていると、そこへワタルがやってきて、「ヒカリが来実を突き落としたのを見た」と話しました。小春は「うちの子がやるわけないでしょ!」と激高します。

しかし小春は、通夜のあとのファミレスでヒカリが発した「いっつも邪魔するの来実ちゃん。だからゲームオーバーになっちゃったんだね」ということばが耳に残っていました。帰宅後にヒカリに問い詰めると、ヒカリは泣きわめきます。

ヒカリの反応に、大悟も気づく節がありました。大悟は趣味の部屋の宝物を海辺に持って行くとすべて燃やし、「宝物はヒカリだけでいい」と言います。

ヒカリが来実を殺したと学校では大問題になり、泉澤家の窓ガラスに「人殺し」とスプレー缶で落書きがなされます。家に投石を受けた大悟はヒカリのために「あと何ができるかな」と自問しました。小春は大悟に、ある提案を耳打ちします…。

翌日は予防接種の日でした。大悟は小春を助手にして、学校へ行くと注射をします。家にはインスリンの空き瓶が大量にありました。大悟と小春が全校生徒に打っているのは、インスリンなのです。父・正秋の「健康な人がインスリンを1ml打つだけで、低血糖で死ぬんだって」と小春に話すことばが蘇ります。

注射が終盤に差し掛かったころ、ひとりの少女が小春に手紙を渡します。それはヒカリに宛てたもので「ヒカリちゃんは殺してないよ。みんなわかってる」という文字が書かれていました。

小春は我に返りますが、すでに手遅れでした。廊下や階段には死んだ小学生で埋め尽くされています。

静かになった教室で、大悟と小春はわが子・ヒカリのために教壇に立ち、足し算を教えます。

「女の子は誰でも、漠然としたひとつの恐怖を抱えている。私は幸せになれるのだろうか」

冒頭と同じことばが繰り返されますが、それを語っているのはヒカリでした。

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