「夜に生きる」のネタバレあらすじと結末の感想

夜に生きるの紹介:2016年公開のアメリカ映画で、デニス・ルヘインの小説が原作。エドガー賞長編賞を受賞した今作を、ベン・アフレックが監督・脚本・制作・主演で映画化した。制作にはレオナルド・ディカプリオや、ジェニファー・トッドが参加し、エル・ファニング、ゾーイ・サルダナ、クリス・クーパーらも出演した作品。禁酒法時代を舞台に、警部の父に反発して、ギャングとなった男の運命を描いている。

予告動画

夜に生きるの主な出演者

ジョー・コフリン(ベン・アフレック)、ロレッタ・フィギス(エル・ファニング)、トーマス・コフリン(ブレンダン・グリーソン)、ディオン・バルトロ(クリス・メッシーナ)、エマ・グールド(シエナ・ミラー)、グラシエラ・スアレス(ゾーイ・サルダナ)、アーヴィング・フィギス(クリス・クーパー)、マソ・ペスカトーレ(レモ・ジローネ)、アルバート・ホワイト(ロバート・グレニスター)、RD(マシュー・マー)、エステバン・スアレス(ミゲル・J・ピメンテル)、ディガー・ペスカトーレ(マックス・カセラ)、ヴァージル・ビューリガード(J・D・エヴァーモア)、カルヴィン・ボンデュラント(クラーク・グレッグ)、ゲイリー・L・スミス(アンソニー・マイケル・ホール)、ブレンダン・ルーミス(クリス・サリヴァン)、ドニー・ギシュラー(デレク・ミアーズ)、投資家(クリスチャン・クレメンソン)、パウロ・ベルトロ(ベンジャミン・キアラメロ)

夜に生きるのネタバレあらすじ

【起】- 夜に生きるのあらすじ1

1917年、フランスでドイツと戦ったジョー・コフリンは、戦争で善人が死んでいくデタラメな世の中を知ります。それから無法者となって10年、ついにほころびが現れます。
ギャングのアルバート・ホワイトの賭博場に、内通者のエマに協力してもらい、ジョーは仲間のディオンとパウロと押し入ります。
成功させたジョーの下に、ホワイトが直々に訪ねてきます。ジョーの腕を見込んでのことでした。
禁酒法のこの時代、ホワイトはマソ・ペスカトーレと酒を巡って殺し合いを続けていました。
ジョーは、ホワイトの女であるエマを愛しており、決してバレないように関係を持っていました。
ある日、ジョーの父であり、警視正のトーマスが店にやってきます。娼婦でもあり、家族が犯罪者のエマを、トーマスは気に入りませんでした。
ジョーは偽りのない生き方をしているエマを愛していると反論します。
そしてトーマスは、ジョーのしていることが、いつか報いを受けると警告します。
ジョーは、マソに呼び出され、ギャングにならないかと提案されます。マソはジョーとエマの関係を知っており、バラされたくなければと脅します。しかしジョーは、誰かに従うのはもう懲り懲りで、バラしたければバラせば良いと告げるのでした。
結局、まだ自分が生きていることから、ジョーはバラされてないと思います。そしてエマと共に、次の仕事が終われば、スタントマンをしている兄がいるカルフォルニアに、高飛びすることにします。
しかし次の強盗をした際、ジョーたちは警官と撃ち合いになり、さらにカーチェイスとなります。接触事故となり、警官が犠牲になります。
パウロは国境につく前に14発撃たれ、ディオンは国境外に逃げます。
ジョーは逃げずに、エマを迎えに行きます。そして一緒にエレベーターに乗りますが、エマはホワイトに脅され、ジョーを差し出すのでした。
最後までジョーは、エマに手を出さないでくれと、ホワイトに頼みます。しかしホワイトは、ジョーの後にエマも殺す気です。
そこへトーマスが部下を引き連れて現れ、ジョーは警官に袋叩きにされます。なぜなら同僚をやられたからです。

【承】- 夜に生きるのあらすじ2

逮捕されて入院となったジョーは、エマのことが気がかりで仕方ありませんでした。トーマスが部下に確認に行きますが、エマは見つかりませんでした。エマは車ごと海に飛び込んだそうです。
トーマスは警部に降格され、上司に息子の刑期を減らしてもらおうと交渉します。上司がメキシコ系の青年と関係を持っていることを持ち出し、それによってジョーは3年の刑期となります。
ジョーがもう少し早く出所すれば、父との別れができました。
ジョーはホワイトを潰すため、マソにギャング入りを頼みます。
マソはボストンからホワイトを追い出しましたが、今度はフロリダを荒らされていました。なので、フロリダをジョーに任せます。
ジョーが着任して早々、前任者は殺されます。
ジョーは信頼できる仲間のディオンと共に、前任者とつながりのあった、警察のフィギス本部長に話しをつけに行きます。そこでフィギス本部長の娘、ロレッタと出会います。
ロレッタは、これからハリウッドで女優デビューを飾る予定でした。
ジョーは、酒の取引をしているエステバンに話しをつけに行き、そこで彼の姉のグラシエラと出会います。
ジョーは、ホワイトを潰したいため、彼との取引を止めるように申し出ます。
ジョーはグラシエラと会うようになり、肉体関係を持ちます。グラシエラは体だけで、恋人にはならないと言います。
ジョーとエステバンの提携は、安定をもたらし、酒のビジネスが成功します。中部のホワイト一味は金で買収し、ホワイトはマイアミの部下を使うしか方法がなくなります。
ジョーはそれを読んでおり、待ち伏せして叩きのめします。ホワイトはマイアミで逃亡生活を送るはめになります。ジョーはフロリダの酒場を独占していきます。
喜ぶの束の間、十字架の形をした木が燃やされ、ジョーたちに警告が来ます。
RDというKKKのメンバーが、ジョーのクラブを襲い始めます。KKKは国内に500万はいるほど巨大な組織で、ジョーは手が出せませんでした。
RDは、フィギス本部長の義弟でした。フィギス本部長に取り次いでもらい、ジョーは彼と交渉します。
一番の売上を誇るクラブの15%を与えることで、RDは合意したように思えました。しかしRDはクラブを襲い続け、紙に自分が出した条件の60%を要求します。
ジョーは禁酒法が終わった時に備えて、カジノを作る計画を立てます。投資家から資金を受けることができて、マソも乗り気になります。
ただ、問題はRDでした。ジョーは、KKKの幹部である男に話しをしに行き、まだ上に権力者がいると分かって、彼を射殺します。
工場では75人がその現場を目撃していましたが、誰も証言をしませんでした。

【転】- 夜に生きるのあらすじ3

次にジョーは、フィギス本部長に会いに行き、使いたくなかったのですが、複数ある写真の2枚だけを見せます。
写真には、ヘロイン漬けにされ、裸で写真を撮られているロレッタの姿が写っていました。ジョーは今は医師の下にいることを告げます。
フィギス本部長は悲しみ始め、仕方なくRDに電話をかけます。
ジョーは、RDのいる場所に話し合いに行き、ホワイトから雇われたのだろ?と問いかけます。そしてRDは、60%ではなく、店をすべてもらい、財産も全ていただき、グラシエラの喉を掻っ切ると告げます。
ジョーは自らRDを撃ち殺し、隠れていたディオンたちを呼び、RDの部下を殺させます。
KKKは、RDがやられたことで報復に出ます。それからジョーたちとKKKの殺し合いが起こります。殺人に暴行、爆破が相次いで、KKKは無力となります。
フィギス本部長は、娘の居場所を教えてもらい、連れて帰りますが、妻が息子を連れて出て行ってしまいます。ロレッタは引きこもりとなります。
ジョーは、グラシエラを妻に迎えて、順調に思えましたが、新たな問題が発生します。
それはロレッタが白い服しか着なくなり、説教師となって、皆にギャンブルが悪であることを訴え始めたのです。彼女の薬を打たれた手の跡は、民衆を納得させるものでした。
カジノを成功させたいマソから連絡があり、ジョーはロレッタを排除するように命じられます。
ジョーはロレッタに交渉しに行きますが、応じてくれませんでした。ジョーは麻薬と女には手をかけたくなく、ロレッタを殺しませんでした。
世論の反対もあって、投資家はカジノへの資金提供を止めます。
カジノの話しが無くなり、ジョーはロレッタと会います。
そこでロレッタは、父がなぜジョーを嫌うのか聞きます。
ジョーは写真を2枚だけ見せたのだと説明します。
ロレッタは、だから父が悔改めよと話しながら、家を歩いているのだと納得します。
その後直ぐに、ロレッタは喉を切って自殺し、新聞に載ります。ディオンはもう少し早くに自殺してくれればと、口を漏らします。

【結】- 夜に生きるのあらすじ4

エステバンは、写真を飾る趣味がありました。その写真を見て、ジョーは死んだはずのエマが写っているのを発見します。これは1ヶ月前に撮影されたものでした。
ジョーはマソに呼び出されます。ディオンから何かあると言われ、ジョーはいくつか頼みごとをしておきます。さらにグラシエラを少しの間、別の町に避難させておきます。
ディオンは外で待たされ、ジョーはマソの部屋に1人で入ります。
マソはもっと儲けれたはずだと怒り始めます。1150万ドルを稼ぎ出しているジョーの話しは聞いてもらえませんでした。
そしてジョーは、貰える金の額を減らされ、マソの息子のディガーの世話役になるように命じられます。
さらにマソは、ホワイトと手を組んでいました。カジノが失敗した後に、ホワイトと和解していたのです。
ジョーの前にホワイトが銃を持って現れます。ジョーは殺されそうになった瞬間に、エマの写っている写真を見せます。ホワイトはエマの居所がどこか執拗に聞きます。
そしてジョーが頼んでいた通り、ディオンらが乗り込んできて、激しい銃撃戦となります。その隙をついて、ジョーはホワイトの銃を持って、殺されるのを回避します。
銃撃戦となって、ジョーは言いたいことが山ほどありましたが、ホワイトを撃ち殺します。
逃げていたマソは、部下に見張りを頼んで、もう一度自分の部屋に戻ります。部屋は部下に確認させていましたが、ジョーが座っていました。
ジョーは、どちらにつくほうが得なのかと、既に手を回していました。マソと部屋に入らなかったディガーも、既に死んでいました。
ジョーはマソを射殺し、こちら側についた部下に、今日の殺しはここまでと提案します。そして自分が引退するので、ディオンがギャングを仕切るからと説明します。
その後、ディオンは8年仕切りましたが、長生きはできませんでした。
ディオンから居場所のメモを渡され、ジョーはグラシエラに会ってハグをします。そして次にエマに会いに行きます。
エマは海から泳いで、漁師の家に駆け込み、助けてもらえました。見つかったら殺されるし、連絡する義理もないから、ジョーには連絡しませんでした。
愛してたと聞かれ、エマは楽しかったし、偽りの愛だったと言い、自由になれたと誇らしげでした。
ジョーはその場を後にし、グラシエラが望んでいた女性と子供の施設を作ります。
グラシエラとの間に、息子が生まれて幸せな生活を送りますが、娘を失って悲しみに明け暮れたフィギス本部長がやってきて、銃を発砲してきます。
ジョーはフィギス本部長を射殺しますが、息子をかばおうとしたグラシエラは命を落とします。ジョーは息子と共に、亡き妻の墓参りに行くのでした。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、全体を通して、魂を感じるものになっており、一流の作品に分類されると言えます。
終始、出演者の演技が素晴らしく、心に傷を負ったエル・ファニングの妖艶な姿は、特に目に焼き付きます。
また、クリス・クーパーの迫真の演技も見もので、彼らの主演級の演技が、映画のアクセントになっています。
ギャングの抗争がテーマということもあり、タマの張り合いとなっている映画で、技術などよりも、脅しと殺しに重点が置かれています。先読みしているジョーの実力には、おみそれしました。
RDの滅茶苦茶な喋り方といい、個性あふれる登場人物が多数登場して、最後まで飽きずに見ることができました。お勧めできる映画になっています。

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