映画:天城越え(1983年)

「天城越え(1983年)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(3件)

天城越えの紹介:天城越えを目指す家出中の少年は道中で出逢った娼婦と共に歩くが、彼女が行きずりの男と情交を結ぶのを目撃してしまう…。同じころに天城山中で起きた未解決の殺人事件を、40年以上経った現在も追い続ける刑事がいた。 1983年の公開作。松本清張の同名原作を三村晴彦が監督・脚本を手掛け映像化。田中裕子が妖艶で強気な娼婦を演じ、モントリオール国際映画祭をはじめとする国内外の映画祭で多数の賞を受賞した。

あらすじ動画

天城越え(1983年)の主な出演者

田島松之丞(渡瀬恒彦)、大塚ハナ(田中裕子)、小野寺建造(平幹二朗)、建造の中学時代(伊藤洋一)、建造の母(吉行和子)、建造の叔父(小倉一郎)、旅の菓子屋(坂上二郎)、旅の呉服屋(柄本明)、国立病院の医師(加藤剛)

天城越え(1983年)のネタバレあらすじ

【起】– 天城越え(1983年)のあらすじ1

昭和15年夏、伊豆・下田。鍛冶屋の息子で14歳の建造は、母が弟(建造の叔父)と愛欲におぼれている現場を目撃してしまい、衝撃を受けました。建造は母か叔父を刺すつもりだったのか、自分でこしらえた小刀を携えて家出をします。印刷屋で奉公する静岡の兄のもとへ行こうと、下田から天城越えをするつもりでした。

人気の少ない天城の山中を、建造は旅の人間と共に歩きました。途中で土工の大男とすれ違い、建造と歩いていた旅の呉服屋は、男を流れ者だと揶揄しました。その後呉服屋は行き先を変えて別方向へ行ってしまったので、建造は1人取り残されます。日も暮れ始め、鬱蒼とした山の中は静けさを増し、怖くなった建造は下田に引き返すことにしました。

1人でいた建造は裸足で歩く妖艶な女性・ハナを見かけ、彼女に惹かれあとを追います。娼婦のハナは女郎屋から着の身着のまま逃げ出した身でした。建造に気付いたハナは若造をからかうように一緒に歩こうと誘い、2人で下田を目指すことになります。建造は艶やかなハナと夢のような淡い時間を過ごし、出会いの記念に女郎屋のマッチを貰いました。

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みんなの感想(3件)

ライターの感想

サスペンスとしてのおどろおどろしさは強くありませんが、古い映像が妙に不気味に感じました。神秘的な森林の風景に、別世界の入り口を思わせる天城トンネル。そしてハナの赤い襦袢に、おしろいの中に浮く真っ赤な口紅…。怪しげな雰囲気は満点です。
それにしてもハナを演じた田中裕子さんの艶っぽいこと!気だるさも、強情な演技も素晴らしいです。建造がハナと過ごしたシーンはとても淡くて、筆者は女性ながらまるで思春期の少年になったような感覚になり、ドキドキしながら鑑賞しました。カテゴリー分類の「ハラハラドキドキ」は、サスペンスのハラハラというより、青春の“ドキドキ”であります。
  • 匿名さんの感想

    賞を受けるような作品なのか?という感じ、ただ日本の隠したい闇を描いてる部分はある
    基本的にこういう時代背景は好きだが、嫌なぶふ

  • ヒッキー・シャイマンさんの感想

     テレビはでこのドラマを見たことがあります。配役は憶えていませんが、石川さゆりさんの「天城越え」が発表されたとき、この小説に啓発されたと思いました。少年の純粋な気持ちと母や叔父への感情そして殺意がそのまま歌にはならないけれど、少年を女性に置き換えて作られた歌詞は、まさに圧巻だなと感じました。
     松本清張氏の短編小説から生まれた映画とさらにそこから生まれた演歌に思いを致します。田中裕子さんの映画はいつか見てみたいです。

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