「女囚さそり2 第41雑居房」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

サスペンス映画

女囚さそり 第41雑居房の紹介:1972年製作の日本映画。“さそり”シリーズ第二作。“さそり”と呼ばれる女囚ナミのたたかれても屈せず、じっと冷静に待ちながら、刑務所長を象徴とする権力への復讐を描く。原作は“ビッグ・コミック”連載中の篠原とおる原作・画の同名劇画の映画化。脚本は「人斬り与太 狂犬三兄弟」の神波史男と松田寛夫、監督は脚本も執筆している「女囚701号 さそり」の伊藤俊也、撮影は「ポルノの帝王」の清水政郎がそれぞれ担当。

あらすじ動画

女囚さそり2 第41雑居房の主な出演者

松島ナミ – 梶芽衣子 大場ひで – 白石加代子 安木富子 – 賀川雪絵 我妻春江 – 八並映子 野田朝子 – 伊佐山ひろ子 都ローズ – 石井くに子 及川君代 – 荒砂ゆき 郷田毅 – 渡辺文雄 沖崎 – 室田日出男 古谷 – 堀田眞三 辻 – 小松方正 田所 – 佐藤京一 鳥居 – 三重街恒二 尾形 – 阿藤海

女囚さそり2 第41雑居房のネタバレあらすじ

【起】– 女囚さそり2 第41雑居房のあらすじ1

女囚さそり2 第41雑居房のシーン1

画像引用元:YouTube / 女囚さそり2 第41雑居房トレーラー映像

〝この物語に登場する刑務所及び人物の設定は全てフィクションであり、実在するものとは何ら関係ありません。〟

刑務所の地下牢は日が差し込むこともなく、真っ暗でした。その地下牢の暗い独房の奥の冷たい床に、金属の手錠で後ろ手に縛られて寝転がる女囚・松島ナミがいます。ナミはスプーンを咥えており、床にこすって尖らせています。かたい金属製のスプーンを気が遠くなるほど床にこすりつけたので、スプーンが研がれて刃物になりました。(映画タイトル)

ナミはその地下牢にもう1年以上も監禁されていました。刑務所の郷田所長の右目は傷ついており、それは過去にナミとの確執が関係していました。郷田所長はナミを発狂させるまで精神的にいたぶるつもりでした。

その日は法務省の巡閲官が刑務所を訪問しました。それでやむなく郷田は、ナミを今日いちにちだけ地下牢から出してやると言います。それというのも、郷田は法務省に栄転が決まっていました。郷田の余裕がナミを地下牢から出させようという気持ちにさせたのです。

看守2名はナミめがけてホースで散水しました。そのあと地下牢から連れ出します。

刑務所の中庭には巡閲官が到着し、すでに式典が始まっていました。2人の看守に両脇を抱えられてナミが連れられると、女囚たちはひそひそと「さそりだ」と話します。巡閲官に聞かれて郷田は「危険分子です」とナミのことを説明しました。

好奇心も手伝って、巡閲官は郷田とともにナミに近寄ります。すると1年以上拘束されて身体の自由が利かないはずなのですが、ナミは隙を見てジャンプしてスプーンの刃物で郷田の左目を刺そうとしました。郷田がよけたので刃物は頬をかすめただけですが、それを間近で見た巡閲官は腰を抜かし失禁します。女囚たちはそれを見て笑うと、複数で巡閲官にとびかかってズボンを脱がせました。暴れる女囚たちを押さえつけた看守は、全員に懲罰刑を言い渡します。

罰として女囚たちは、山奥にある広い場所で重労働をさせられます。ナミは背中に木の幹を背負わされたまま、働かされていました。郷田はナミが脱走して刑務所生活が長くなればなるほど、他の女囚がナミを偶像化すると恐れていました。そこでナミを辱めようと考えます。

郷田は4人の看守たちに、ナミの輪姦を命じました。看守らはストッキングをかぶって顔が判らないようにすると、ナミを押さえつけて無理やりに犯しました。ナミは泣きわめくこともなく、看守らにレイプされるあいだ郷田を睨みつけていました。

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