映画:孤狼の血

「孤狼の血」のネタバレあらすじと結末

孤狼の血の紹介:2018年5月12日公開の日本映画。第69回日本推理作家協会賞に輝いた柚月裕子の警察小説を映画化したバイオレンス作。暴力団対策法成立直前の昭和63年の広島のとある街を舞台に、刑事とやくざたちの熱い生きざまが描かれる。手段を選ばない捜査方法でやくざとの癒着が噂されるベテラン刑事を役所広司、その部下となる新人刑事を松坂桃李が演じる。

あらすじ動画

孤狼の血の主な出演者

大上章吾(役所広司)、日岡秀一(松坂桃李)、高木里佳子(真木よう子)、嵯峨大輔(滝藤賢一)、吉田滋(音尾琢真)、上早稲二郎(駿河太郎)、永川恭二(中村倫也)、高坂隆文(中村獅童)、友竹啓二(矢島健一)、土井秀雄(田口トモロヲ)、瀧井銀次(ピエール瀧)、五十子正平(石橋蓮司)、一之瀬守孝(江口洋介)、野崎康介(竹野内豊)、岡田桃子(阿部純子)、加古村猛(嶋田久作)、尾谷憲次(伊吹吾郎)、吉原圭輔(中山峻)、善田新輔(九十九一)、善田大輝(岩永ジョーイ)、上早稲潤子(MEGUMI)、岩本恒夫(井上肇)、毛利克志(滝川英次)、菊地(さいねい龍二)、有原(沖原一生)、瀧井洋子(町田マリー)、苗代広行(勝矢)

孤狼の血のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①昭和63年、呉原市の尾谷組と広島・五十子会の傘下・加古村組が、抗争しようとしていた。大上は手荒な手法で双方を諌めようとする。大上の相棒・日岡は大上の監察官の任務を極秘に言い渡されていたが、次第に大上に傾倒していく。 ②大上の奮闘の甲斐あり、加古村組員が逮捕されるが、大上は殺害され事故として片付けられる。警察上層部こそが真の悪だと気付いた日岡は、大上のあとを継ごうと決意。

【起】- 孤狼の血のあらすじ1

孤狼の血のシーン1 (注:劇中に出てくる「呉原市」とは、架空の都市です。呉市がモデル)

〝昭和49年
広島県呉原市の暴力団『尾谷(おだに)組』に対し
広島市内に拠点を置く『五十子(いらこ)組』が
抗争を仕掛けた。
いわゆる第三次広島抗争である。
多くの死傷者を出した報復合戦は
血で血を洗う泥沼の抗争へと発展し
勝者なき結末を迎えた
あれから14年が経ち
ヤクザ組織が群雄割拠した『昭和』は
終わろうとしていた
しかし呉原では
新たな抗争の火種が燻(くすぶ)り始めていた
辛うじて生き延びた尾谷組の残党に
牙を剥(む)いたのは
五十子会の下部組織である
『加古村組』であった〟


〔昭和六十三年 四月〕

呉原金融の経理をしていた男性・上早稲が、拷問を受けます。
上早稲は金融会社から金をごまかして、加古村組に融通していました。
加古村組が上早稲を脅し、金を巻き上げていたのは、尾谷組との抗争資金にするためです。
ところが金額がかさみ、上早稲は呉原金融の本店にまで、手を出すようになります。
呉原金融の本店とは、「広島のホワイト信金」…つまり、五十子会の系列の店でした。

上早稲が加古村組に資金を融通していたことが露見すると、自分の親である五十子会に対して面目が立たなくなります。
そこで加古村組では、「すべて上早稲が個人でやったこと(業務上横領)」にしようと考えました。
上早稲を連行し、拷問して殺害します。

ところがこれは、最もやってはいけないことでした。
やくざがカタギの者に手を出すのは、御法度なのです…。


〔昭和六十三年 八月 呉原市〕

この時代は当然のことながら、暴対法(暴力団対策法)は存在していません。
暴力団の取り締まりがきつくなる暴対法が成立したのは平成3年のことであり、それ以前の暴力団員は野放し状態でした。

呉原東警察署には、ガミさんこと大上(おおがみ)章吾巡査部長がいます。
大上と相棒を組むのは、日岡秀一というまだ若い刑事でした。広大出の日岡は県警本部から異動になり、大上についています。

呉原東署に、潤子という女性が訪ねてきました。
潤子は自分の兄・上早稲二郎が、4月から行方不明であることを告げます。
大上は、失踪した上早稲が、加古村組の息のかかった会社・呉原金融に勤務していたと知りました。

折しも呉原では、尾谷組と加古村組(五十子会系列)の抗争が激化しようとしています。
大上は、上早稲の件を口実にして、抗争を止めようと考えました。

尾谷組へ行った大上は、組の若頭・一之瀬守孝から現金を受け取ります。
それを見た日岡は、眉をひそめました。大上は尾谷組の味方に見えます。
尾谷組の組長・尾谷憲次は現在刑務所で、もうすぐ出所予定でした。
大上は「御大(尾谷)が出所するまで自重しろ」と言いますが、すでに加古村組に挑発を何度も受けている一之瀬側は、納得がいきません。
加古村組は、尾谷組長が出所するまでに、抗争を起こしたいと考えています。
それでも大上は、今動くのは得策ではないと諭しました。

帰宅した日岡は、広島県警察本部へ提出する書類に、大上と尾谷組の癒着について記します。
実は日岡は、大上の素行を調査するよう命ぜられた、いわば監察官なのでした。
その後コインランドリーを利用した日岡は、大上と一之瀬が会った店にいた女性・桃子と出会い、会話をかわします。


その後も日岡は大上について、大上の捜査を見張っていました。
大上は型破りでした。柄もやくざ並みに悪く、加古村組の近所のタバコ屋のおばちゃんを買収するために、高額なライターを購入します。
(注:この時に購入したライターが、非常に重要な役割を果たす)
ライターの代金よりも多い金を握らせながら、大上は探りを入れてくれと頼みました。


〔広島市〕

広島市の仁正会系列の右翼団体・瀧井銀次に会った大上は、銀次から情報を得ます。
今年の4月頃、加古村組の者が近所にある連れ込み宿に、男性を拉致したとのことでした。
大上は早速その宿へ行きますが、宿の店主は「捜査令状がない」ということを理由に、監視カメラを見せることを拒否します。

大上は引きさがる振りをして店の裏手に回ると、灯油を撒いて火を付けました。
ボヤ騒ぎで店主が慌てている隙をみて、大上は監視カメラのテープを持ち去ろうとします。
違法捜査ばかりするので、日岡は反感を持ちました。
殴られた日岡は有段者で、日岡がつい殴り返すと、大上は気絶します。その足元に、テープがありました。
日岡はテープを持ち帰ります。

【承】- 孤狼の血のあらすじ2

孤狼の血のシーン2 監視カメラ映像には、上早稲が拉致される現場がはっきりと映っていました。
これで逮捕状が出せます。
大上は喜びますが、度が過ぎる大上の行動に、日岡は納得がいきませんでした。
大上が捜査のために無茶をすることが、日岡の気持ちを逆なでします。

加古村組は尾谷組を煽るために、尾谷の息のかかったクラブにわざと通います。
店のママ・リコこと、高木里佳子の情夫・タカシの前で、リコにセクハラまがいのことをしました。組員のタカシは怒って吉田に刃を向け、逆に射殺されます。

若い組員のタカシが射殺されたことで、加古村組と尾谷組の争いは激化します。
加古村組の事務所に3発の銃弾が深夜、発砲され、騒動になりました。
これ以上激化すると、市民へ影響を及ぼすと危惧した大上は、尾谷組の若頭・一之瀬に注意しますが、一之瀬はタカシが殺されたことに怒っていました。
大上は加古村組の事務所にも行き、通称:関取と呼ばれる体格の良い苗代の姿がないことに気付きます。
(上早稲殺害の実行犯のひとりであるために、雲隠れしている)

抗争を止めるには尾谷組の組長を説得する必要があると考えた大上は、尾谷がいる鳥取刑務所へ行きました。


〔鳥取刑務所〕

尾谷はもうすぐ出所の身分です。
組長の尾谷も、加古村組の手口は理解していました。
自分が出所する前に騒動を起こし、尾谷組に打撃を与えようとしているのは、火を見るより明らかでした。

大上が尾谷に会いに行ったことが、一之瀬に知れます。
気分を害した一之瀬は、大上に啖呵を切りました。
いわく、今から3日のうちに加古村組をなんとか(逮捕)しなければ、尾谷組が加古村組に抗争を仕掛けるとのことです。
大上は3日のうちに事件を解決しようと覚悟を決めますが、同行した日岡は、会話の一部始終を録音していました。


〔広島県警察本部〕

大上の内務調査をしている日岡は、県警本部に大上の行動を報告します。
上層部も、大上が強引な捜査をしていることは知っていました。

日岡の直属の上司・嵯峨大輔警視は、「大上はやくざとのやりとりを、日記に記しているらしい。告発本でも出すつもりか」と冗談めかして言い、日岡にその日記を入手しろと命令しました。
嵯峨は日岡に、「内定の最大の目的は、大上が加古に犯した殺人だ」と言い、昭和四十九年の抗争時に、大上が殺害した男性・金村がいることを明かします。


残された時間が少ないため、大上はより強引な手を使います。
リコに色目を使っていた加古村組の吉田という男を誘い出し、大上は拷問をすることで口を割らせました。
吉田は、上早稲が加古村組の「親」にあたる五十子会の傘下、ホワイト信金の金にまで手をつけたことを白状し、そのために殺害したと供述します。

吉田の情報から、上早稲殺害場所が養豚場だと知った大上と日岡は、養豚場の経営者の息子・善田大輝を覚せい剤所持容疑で逮捕しました。
取調室で大輝に厳しい取り調べをし、遺体が無人島に埋められていると知ります。

無人島へ渡った警官隊は、大輝の供述どおりに遺体を見つけました。
これでようやく、加古村組へ逮捕状が出せます。


尾谷組との約束期限である同日、呉原東署は、逃亡中の苗代広行、西渕次郎、矢部良一、小松努の4名を、全国特別指名手配しました。
勢いづいた大上は、これを機に加古村組の勢力を殺ぐつもりでしたが、そこへ「待った」がかかります。

大上が遺体探しに行っているあいだに、呉原東署の署長・毛利克志のもとに安芸新聞の記者・高坂隆文が訪れていました。
高坂は暴力団抗争の特集記事を作るつもりだと明かし、大上が逸脱した捜査方法を取っていることを指摘します。
新聞に書かれ、騒ぎになることを恐れた毛利署長は、大上に自宅謹慎をその場で言い渡しました。

【転】- 孤狼の血のあらすじ3

孤狼の血のシーン3 やっと加古村組を追い落とせると考えていた大上は、捜査を外されたことで怒り狂います。
始末書を書いている最中に、大上は他の同僚の制止を振り切って、どこかへ行きました。
逮捕状が出て家宅捜索の手が入ったものの、加古村組の事務所からは、確たる証拠が出ません。


大上の身に起きた一連の出来事を見ていた日岡は、釈然としませんでした。
署長が言っていた内容の一部に、「大上、日岡、吉田、リコしか知りえない事柄」が含まれていたのです。
もしほかに知る者があるとすれば…報告書を提出した嵯峨警視でした。

日岡は、安芸新聞の記者が署へやってきたのは、嵯峨警視の采配によるものではないかと感じ、次第に警察上層部への不信感を募らせることになります。

日岡が帰宅すると、部屋に大上が勝手にあがりこんでいました。ゆうゆうと煙草をふかしています。
約束の3日の期限を過ぎ、一之瀬たち尾谷組は、加古村組を襲撃しました。
一之瀬たちに襲撃され、負傷した五十子正平を病院に見舞った大上は、「なんとか事をおさめてくれ」と頼みます。
事の発端は、五十子会の傘下の加古村組が、尾谷組の青年・タカシを殺害したことだから、いわば「痛み分け」だと大上は指摘しました。

それに対して五十子は、条件を出します。
「1.見舞金1千万円」「2.組長である尾谷の引退」「3.若頭・一之瀬の破門」
あまりにも無茶な要求でした。
(注:組長を引退させると、当然ながら組は弱体化する。「破門」は暴力団内では最も重い処分)
当然のことながら、五十子の手打ちの条件を聞いた一之瀬は、はねつけます。


それでも大上はあきらめませんでした。
組長の尾谷を説得しに、刑務所を再び訪問したそうですが、一之瀬同様に、尾谷も引退は呑めないそうです。
奔走する大上を見た日岡は、「すごい刑事だと思うけど、引き際だと思う」と声をかけました。
大上は日岡に、「まるで県警の犬みたいな口ぶりじゃのう」と言うと、笑います。
(注:大上は日岡の正体を見抜いていた)

日岡は大上を内務調査するうちに、身を粉にして抗争を止めようとする大上に対し、不思議な感情が芽生えていました。
なぜそこまで暴力団同士の抗争制止にのめり込めるのか…日岡は大上にいつしか、畏敬の念を抱くようになっていました。

大上は「わしは綱渡りしとるんじゃ。落ちないよう、前に進むしかない」と言うと、日岡と別れます。
日岡は大上の後ろ姿を、いつまでも見守っていました。
そしてそれが、大上を見た最後の夜でした。その日から、大上の消息はぷっつり途絶えます。


〔松山・道後温泉〕

…3日後。
道後温泉でどんちゃん騒ぎをする苗代たちのもとへ、警察が乱入し、苗代たちは逮捕されました。
苗代は自供をし、加古村組の関与も認めます。

警察はこれをもって「事件解決」をマスコミ陣の前で告げました。
しかし、日岡は釈然としません。
嵯峨警視に「なぜ記者に話したのか」と詰め寄りますが、嵯峨警視は「早く物証を手に入れろ」との一点張りです。


消えた大上の手がかりを得たい日岡は、大上と仲の良い右翼団体・瀧井銀次のもとを訪れました。
そこで銀次から「あの人は、かたぎの人を守っている。そのために、極道を躾けている」と聞いた日岡は、やっと大上の真意を理解します。
大上は私利私欲のために、暴力団員と癒着していたのではありませんでした。
むしろその逆で、一般市民を守るために、暴力団同士が抗争を起こさないよう、見張っていたのだと気付きます。


リコが日岡を呼び出すと、包みを差し出しました。何かあった時に日岡に渡してくれと、大上から頼まれていたそうです。
包みの中身は、スクラップブックでした。嵯峨警視が「日記」と表現していたものです。
但し中身は、嵯峨警視から聞かされていたものとはまるで異なりました。
嵯峨警視は「暴力団のことを緻密に記している」と触れていましたが、大上のスクラップブックは、「警察官上層部のお歴々の情報」でした。

【結】- 孤狼の血のあらすじ4

孤狼の血のシーン2 大上が最も恐れていたのは、暴力団ではなく「警察」でした。
警察上層部こそが、暴力団と癒着していました。
大上は、上層部から警察官という任務を解かれることを恐れ、そのために警察上層部の「弱み」を握っていたのです。
弱みさえ握っておけば、多少逸脱しても大上が辞めさせられることはありません。
本当の真相を知った日岡は、ばかばかしくなりました。

ところで、その情報を集めるために、リコも協力していたと告げます。
リコは色仕掛けで、それらの情報を得ていました。
大上が14年前に犯したという殺人事件は、リコが言下に否定します。
実は金村を殺害したのは、リコでした。リコの夫が金村に殺されたため、復讐のためにリコが殺害したのです。
殺害後にリコが大上に助けの電話をし、大上が事件をもみ消したのでした。
大上がリコを刑務所に送らないようにしたのは、リコが死んだ夫の子を身ごもっていたからです。

リコの告白を聞きながら、日岡はスクラップブックの最後のページに、日岡のデータがあることに気付きました…。


大上の腐乱遺体が、海で揚がります。
遺体には10か所以上の刺し傷があるにも関わらず、血液成分からアルコールと睡眠薬の成分があったことで、警察は「事故か自殺」として片付けました。
日岡は、大上の胃の中に異物、豚の糞があったと聞いて、養豚場へ行きます。

大輝は前回と異なり、余裕綽々で日岡に臨みます。
このたび、五十子会から正式にバッジをもらった(五十子会の組員になった、後ろ盾がある、という意味)と自慢する大輝を無視し、日岡は豚小屋に入って、大上殺害の証拠がないか、這いつくばって探します。
日岡は小屋の隅に、ライターを見つけました。タバコ屋の女性を買収するために購入した、高級品のライターです。

それを見つけた瞬間、日岡の憎悪の念がはじけました。
日岡は大輝に殴りかかり、馬乗りになって何度も殴ります。
大輝の父・新輔が「殺さんとってくれ」とシャベルで日岡の後頭部を殴るまで、日岡は大輝が気絶しても拳をゆるめませんでした。


帰宅した日岡は、自分が書いた捜査報告書を取り出し、記入しようとします。
報告書を開くと、そこには大上の大きな文字が躍っていました。
大上が部屋にあがりこんでいた日、大上は日岡の報告書を添削していたのです。
つぶさに添削している大上は、最後のところに「ようやったのう、褒めちゃるわ」と書いていました。
それを見た日岡は、男泣きします…。


日岡は、大上のような刑事になろうと決意しました。
銀次と一之瀬に話を持ちかけます。

五十子会の一大イベント「やっちゃれ会大総会」には、県警の上層部のお歴々も顔を連ねていました。そこには、嵯峨警視の顔もあります。
日岡の手引きで一之瀬たち尾谷組は五十子会を襲撃し、一之瀬が組長の五十子を殺害しました。
銀次は愛国者としてイベントに参加し、県警上層部を会場から避難させる手配をします。
(注:銀次の真の使命は、嵯峨警視がこの現場にいたという証拠をつかむこと)


後日。
日岡は嵯峨警視に、スクラップブックを渡しました。
嵯峨警視は満足げに受け取りますが、日岡は「最後のページは、私が付け足しました」と言います。
嵯峨警視が最後のページを見ると、そこには嵯峨警視の資料が加わっていました。先日の五十子会の総会に参加していたことも、記載されています。

こうして日岡は、大上のあとを継いで「警察上層部を脅かす存在」となりました。
嵯峨警視は本部に戻すと、日岡に出世をにおわせますが(懐柔しようとした)、日岡は「まだしばらく、呉原に留まります」と答えます。
(注:日岡は出世よりも、一刑事として、捜査の最前線で働くことを希望した。
大上の遺志を継いで、大上と同じ手法で一般市民の安全を守ることを選択した)


大上の墓参りに行った日岡は、そこでリコの店の若い女性・桃子と会います。
桃子は日岡を誘惑していたのですが、そこには「大上の指示があった美人局(つつもたせ)」だと日岡は知りました。
(注:日岡と桃子に関係を持たせることで、大上は弱みを握ろうとしていた)
日岡はあぜんとしますが、桃子は「どっちもどっちじゃろう。あんたもガミさん(大上)を監視しとったんじゃろ」と、けろっと言うとタバコを吸います。
桃子の言うとおりだと思った日岡は、持っていた大上の遺品のライターを取り出しました。
喫煙者なのかと問う桃子に、日岡は「ああ、吸っとったわ」と言うと、大上が部屋に残したハイライトを出します…。

(日岡は大上のあとを継ぐつもり。
この映画、続編制作が決定している)

みんなの感想

ライターの感想

うーん、すごく骨太でハードボイルドな作品。さすが白石監督。
上早稲の拷問シーン、大上の腐乱死体など、思わず目をそむけたくなるシーンも多々あり。
残酷描写があるため、R15指定。
やくざ映画といえば『仁義なき戦い』『アウトレイジ』などがあるが、これは『仁義なき戦い』寄り、けっこうシリアス。
暴対法ができる以前の話なので、もうとにかくハード。
タイトルもかっこいい。「孤独な狼」=「大上(おおがみ→おおかみ)」。くーっ。
とにかく興味のあるかたは見た方がいい。期待を裏切らない出来。続編も決定している。

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