映画:完璧なストレンジャー

「完璧なストレンジャー」のネタバレあらすじと結末

完璧なストレンジャーの紹介:結婚してまだ3ヵ月の新婚でありながら、母親の死にも関心を示さない妻との生活に、嫌気が差していたジョナタン。その妻が車で事故を起こしたと聞き、病院へ駆けつけると。そこにいたのは妻とは全く別の他人だった・・・!彼女の正体は、そして妻の行方は?というフランス産のサスペンスで、主人公と「妻の名を語る見知らぬ女性」との心の揺れ動きを描く、ラブ・サスペンスになっています。

あらすじ動画

完璧なストレンジャーの主な出演者

ジョナタン(ブルーノ・デブラント)、クララ(オドレイ・フルーロ)、ルーシー(マリー・ドゥナルノー)

完璧なストレンジャーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 完璧なストレンジャーのあらすじ1

パリのマッサージ店に勤めているジョナタンは、お客のマダムたちから指名が次々入る、人気のマッサージ師でした。ある日、1人暮らしをしている母親が階段から落ちて死亡したという知らせを受け、結婚したばかりの新妻・ルーシーと共に、ジョナタンは母親の住むアパートへと向かいます。しかしルーシーは死んだ母親の部屋で携帯をいじってばかりで、悲しむ様子が全くありません。式を挙げてからまだ3ヶ月でしたが、ジョナタンはこの結婚は失敗だったとつくづく思うのでした。
家に帰ってからも会話がかみ合わず、ジョナタンは思わずルーシーに手をあげてしまいます。怯えたルーシーは警察に通報、ジョナタンは逮捕こそされませんでしたが、「この記録は残りますから」と婦人警官に釘を刺されます。そんな折、ジョナタンは弁護士のファレーリから呼び出しを受けます。
ファレーリは、長い間音信不通で、死亡したジョナタンの父親から、2千万ドルの遺産を預かっているという驚きべき話を始めます。母親がなくなった今、相続権はジョナタン1人にあると。そして、結婚したばかりのルーシーも、結婚前に特別な取り決めをしていなければ、2千万ドルの半分を相続する権利があると告げるのでした。

【承】- 完璧なストレンジャーのあらすじ2

思わぬ大金の相続話に戸惑うジョナタンでしたが、ここで事件が起きます。ルーシーが夜中に車で接触事故を起こし、重症を負って入院したのです。ルーシーへの暴行が「記録されて」いて、莫大な遺産の半分を妻に持っていかれるジョナタンは、ルーシーの車と故意に事故を起こしたのではないかと、警察に疑われます。ジョナタンにとっては「身に覚えのない話」でしたが、何はともあれ妻の様子を見に、病院へ向かいます。担当の医師から、ルーシーは頭を打っているので障害が残る可能性があると告げられ、重い気分で妻の病室へ入ると。そこに寝ていたのは、全く見ず知らずの女でした。
驚いたジョナタンが看護婦を呼ぼうとすると、ベッドの上の見知らぬ女は、「やめて」と言うように首を横に振ります。ジョナタンは女に、君は誰なんだと尋ねますが、事故の影響か女は言葉を喋れなくなっているようでした。更に驚くべきことに、病院から渡された「妻のIDカード」には、ルーシーの名前と共に、目の前にいる女の写真が映っていたのです。
いったい何が起きているのか、手がかりを見つけようと、ジョナタンは警察で受け取ったルーシーのカバンを探ります。すると知らない住所が書かれたメモと、見たことのないカギを見つけます。ジョナタンが住所に書かれた場所へ行くと、その家は「ルーシー」が住んでいる家で、しかも雇われている家政婦は、病院にいた見知らぬ女をルーシーだと思っていました。

【転】- 完璧なストレンジャーのあらすじ3

病院側も見知らぬ女を完全にルーシーだと思っていることから、女が退院する日にジョナタンは「夫として」迎えに行き。そのまま、「ルーシーの住んでいた家」へと連れ帰ります。ジョナタンは謎の女を問い詰める傍ら、事故の後遺症で歩けなくなってしまった足や動かなくなった右手を、得意のマッサージで癒し。同時にリハビリも進めるという、「懐柔策」を取ります。女は以前として口を聞かず、「本物のルーシー」の行方も不明なままでしたが、マッサージとリハビリを続ける日々の中、いつしかジョナタンと謎の女の心は通い合っていきます。
そんな時、ルーシーの妹と名乗る女が家に訪ねて来ます。彼女は「本物のルーシー」の妹でした。ジョナタンは、ルーシーは事故で顔に傷を負い、人に会いたくない状態なんだと妹の面会を断ります。そしてケータイで撮影した謎の女の顔写真を見せると、妹は「詐欺師のクララね」と即答します。本物のルーシーとクララは女性同士ですが、愛し合っていた「恋人同士だった」のです。
学生の頃から奔放だったクララは、素行の悪さを咎められ退学、その後売春婦になったはずだと妹は言います。それでもルーシーは、クララの後をついていったのだと。ようやくルーシーの名を名乗る謎の女=クララの正体を知ったジョナタンでしたが、しかし共に日々を過ごすうち、今やジョナタンはクララを愛し始めていたのでした。妻との生活では感じたことのなかった深い愛情が、ジョナタンの中で芽生えていたのです。
その後、ルーシー(クララ)の車と接触事故を起こした男が、警察に自首をします。遺産とはなんの関係もなく、飲酒をしてのスピート違反で捕まるのが怖くて、今まで黙っていたのでした。疑いの晴れたジョナタンは、妻のことはもういい、2人で一緒にどこか遠くへ行こうとクララを誘うのでした。

【結】- 完璧なストレンジャーのあらすじ4

そして、相続の手続きが整ったとファレーリから連絡が入り、ジョナタンは書類に署名をするため事務所へ向かいます。そこで事務所の人間から、ファレーリは昔からジョナタンの父親と知り合いで、息子=ジョナタンを探すのを長い間手伝っていたんだと語ります。父親とファレーリは、単に「遺産相続を依頼した者と弁護士」という間柄だと思っていたジョナタンは、父と旧知の仲であることを自分に黙っていたファレーリを疑い始めます。
果たして、事件の黒幕はファレーリでした。ファレーリは遺産がジョナタンの口座に入金されたことを確認すると、クララの家に向かいます。遺を横取りするため、ジョタナンの妻と親しいクララを誘惑し、男女の仲になり。クララの身分証を偽造し、ルーシーに成りすまして遺産を受け取る腹だったのです。しかしクララは、愛し合っていたルーシーとも遺産を分け合うつもりでしたが、分け前を減らしたくないファレーリがルーシーを殺害したのです。それを知ったクララがショックを受け、ファレーリから車で逃走。そこで「接触事故」が起きたのでした。
遺産がジョナタンのものになったことをクララに告げ、クララの「覚悟」を問うファレーリ。そこへジョナタンが帰ってきて、ファレーリともみ合いになります。ファレーリに首を絞められ危機に陥るジョナタンでしたが、クララがファレーリの頭を彫像で叩き割り、間一髪でジョナタンを救うのでした。
クララの住んでいた家の地下室には、ファレーリの策略で、遺体を埋めるための穴(恐らくはジョナタンを殺して埋めるためのもの)が掘られていました。そこへファレーリを埋葬し、ジョナタンとクララは何事もなかったかのように、「遠くへ出かける」準備を整え始めます。今やリハビリのおかげですっかり元通りに手を動かせるようになったクララは、それまでの「沈黙」を破り、突然ジョナタンに「話し始める」のでした。

みんなの感想

ライターの感想

離婚を考えるほど険悪な中になっていた妻が、交通事故にあった。見舞いに行ったら、そこには見ず知らずの女性が妻の名前を名乗ってベッドに寝ていたのだった!この女の正体は、そして妻の行方は・・・?というサスペンスでありますが。
amazonのプライムビデオで観賞したのですけど、アマゾンプライム特有の「直訳的字幕」と、訳してくれるのは会話だけで、画面に出る文字情報は訳してくれない(地図の地名など)ところもあって、ちょっとお話としてわかりにくい点はありましたが。謎を追うサスペンスよりも、見知らぬ女に愛情を抱いてしまう主人公の心の揺れを描く方に重きを置いた感はありましたかね?
主人公がリハビリのためマッサージをする場面では、いきなりクララさんの素敵な全裸背面姿が映って「エロチック・サスペンスなのか?」とも思ってしまいますが、それ以降は期待したほどそちら方面のサービスショットはなかったですね、奥さんが浴室で殺されたので、殺害シーンの回想が挿入されるたに、奥様のヌードが出てくるくらいで。
で、結局は遺産相続の絡みで殺されてしまった奥様のルーシーなんですけど、彼女が遺産横取りに関与してたのかどうかもよくわからないままなんですよね。あと、冒頭で死んだ母親もファレーリが階段から突き落とした(遺産をジョナタンに相続させるため)のだと思いますが、そこも終盤の「解決編」で、もう少しハッキリさせてくれても良かったかなと。
そんなわけで、サスペンス&ミステリーとしては、クララがルーシーになりきっちゃう設定の不可解さとか、脇が甘いところもある作品かと思いますが。物言わぬ謎の女に惹かれていく描写など、全体的な雰囲気的にはそう悪くなかったかなとも思います。ちょっとヒネリを加えたラブ・サスペンス、といったところだったでしょうか・・・?

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