映画:少女Aの殺人容疑者ドロレスは本当にカミラを殺したのか

「少女Aの殺人容疑者ドロレスは本当にカミラを殺したのか」のネタバレあらすじと結末

サスペンス映画

少女Aの殺人 容疑者ドロレスは、本当にカミラを殺したのか?の紹介:2018年製作のアルゼンチン&メキシコ合作映画。女子高校生カミラの刺殺体が自宅で発見され、カミラの動画をSNSで拡散した親友のドロレスが、殺人罪で告発されるが…。

あらすじ動画

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少女Aの殺人容疑者ドロレスは本当にカミラを殺したのかの主な出演者

ドロレス・イネス・ドライアー(ラリ・エスポジット)、マリオ・エルモ(ガエル・ガルシア・ベルナル)、ルイス(レオナルド・スバラーリャ)、ベティ(イネス・エステベス)、イグニシオ(ダニエル・ファネゴ)、タボアダ(ジェラルド・ロマノ)

少女Aの殺人容疑者ドロレスは本当にカミラを殺したのかのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①女子高校生・カミラが刺殺された。容疑者は親友のドロレス。証拠がないまま2年半後、ドロレスは警察に告発される。後半は国中の注目を浴びる。 ②証拠不十分でドロレスは無罪になったが、ドロレスの一家が失ったものは多い。

【起】- 少女Aの殺人容疑者ドロレスは本当にカミラを殺したのかのあらすじ1

少女Aの殺人容疑者ドロレスは本当にカミラを殺したのかのシーン1 〝この物語はフィクションです
登場する人物・団体・名称等は
実在のものと関係ありません〟

…2年半前。

18歳の女子高校生カミラ・ニエベスが、自宅で無残な刺殺体で発見されました。
犯人は分からず、証拠も見つかりませんが、第一容疑者として挙がっているのは、カミラの親友の女子高校生ドロレス・イネス・ドライアーでした。
ドロレスが容疑者とされたのは、「ドロレスとボーイフレンド・イバンの性行為の動画を、カミラがネットにアップロードした。ドロレスはそれを恨み、殺害したのではないか」と思われたからです。

警察の捜査もむなしく、その後、事件に進展はありませんでした。
そのまま2年半が経過し、21歳になったドロレスは、殺人罪で告発されます。
裁判を控えたドロレスは、家族たちに心配されていました。


ドロレスの家に、雑誌の取材がやってきます。
まだ幼い弟・マルティンを別室に追いやると、ドロレスと両親は取材に応じました。
カメラでの撮影を許可し、両親も一緒に写真におさまりますが、弟のマルティンは顔出ししないようにします。
カミラとの関係をきかれたドロレスは、真摯に取材に応じました。
「家族があっての私だ」と、ドロレスはロチという記者に答えます…。

告発されたドロレスは、第1回の後半を控えていました。
事件の後、父・ルイスはイグニシオ弁護士を雇い、農場を手放し自宅を抵当に入れてまで、弁護士費用を捻出しています。
母のベティも、ドロレスの味方となっていました。

カミラの母マリサ・ニエベスに犯人扱いされながらも、ドロレスがくじけずにいられたのは、両親が信じてくれていたからです。
しかし犯人が逮捕されず、2年半が経過していました。
表立って口には出しませんが、周囲の人たちはドロレスのことを「どうせ犯人だろう」と思っているのがありありです。

弟・マルティンは、聖体拝領の儀式に行くなと言われて、「姉ちゃんのせいだ」と怒ります。
第1回公判と儀式が近いため、マスコミの餌食になるのを避けるためでした。
ドロレスは両親を説得し、マルティンを儀式に参加させるよう言います。


女友だちのラルゴが、従兄弟のルカスを連れてきました。
ラルゴは中座し、ドロレスはルカスと身体を重ねます。
以後、ルカスはドロレスのボーイフレンドになりました。
ドロレスの家へときどきやってくるようになります。

警察から告訴されているドロレスは、基本的には自由の身です。
国内を自由に旅行することができますが、海外へ行くときには許可が必要でした。
何よりも、周囲から容疑者扱いされていることが、ドロレスはたまりません。

公判が近いので、ドロレスは練習します。
訊かれたときにどうこたえるか、どういう態度を貫くか、弁護士のイグニシオから指導を受ける毎日です。


取材された内容が雑誌に掲載されます。
ロチという記者により、記事は面白おかしく捏造されていました。
それを読んだ父・ルイスは憤り、ロチに抗議すると怒ります。

【承】- 少女Aの殺人容疑者ドロレスは本当にカミラを殺したのかのあらすじ2

少女Aの殺人容疑者ドロレスは本当にカミラを殺したのかのシーン2 自由を制限されているのが窮屈で、ドロレスは嫌になりました。
弟・マルティンの聖体拝領の儀式に家族ぐるみで参加したあと、ドロレスたちはマスコミの取材に囲まれます。
雑誌の効果と、この界隈を賑わせているピューマ騒動も関係していました。
(動物のピューマが住宅街に出没するというニュースが、まことしやかに流れていた)

イライラしたドロレスは衝動的に髪の毛を切り、フードをかぶってこっそり外へ出かけます。
それを知った父・ルイスは、ドロレスを叱りました。
ルイスは早速、イグニシオ弁護士を呼び、作戦を立て直します。

髪の毛ひとつとっても、ドロレスに自由はありませんでした。
切ったら切ったで、あらぬ疑いを抱かれる状態なのです。
そのため、ルイスはイグニシオ弁護士に「マスコミに訊かれたとき用の応答」を考えてもらっていました。


公判が始まります。
ドロレスは、警察に起訴されて法廷に立っています。
裁判員たちの前で証言をし、無罪を勝ち得ることが大事でした。
事件当時のことを検察官に厳しく追及されたドロレスは、それでもきちんと答えます。

…事件の2週間前、ドロレスとカミラは口論になりました。
ファッションの話で喧嘩をしたのですが、その後、仲直りをします。
その際に、事件が起きるきっかけとなったパーティを開く話題が出たのでした。

それは「記録を残すことを禁じるパーティ(フリーレンジ・パーティ)」で、SNSなどの拡散を禁止するものです。
カミラの送別会を兼ねていました。
最終的にはカメラを持ち込んだ者がいるため、写真が公判でも出てくるのですが、イグニシオ弁護士は「記録を残すことを禁じたパーティだから、被告・ドロレスに不利ではないか、だから犯行を行なうわけがない」と主張します。

ドロレスが容疑者になっているのは、動画流出以外にもまだ理由がありました。
カミラが殺された日、最後までカミラの家にのこっていたのが、ドロレスだったからです…。


公判には、容疑者のドロレスと死んだカミラの友人、フロレンシアやベルタ、エウレルが証言台に立ちます。
ベルタはドロレスに不利な証言をしますが、エウレルはドロレスの証人になってくれます。


エウレルは、ドロレスの証人になりました。
確かに疑わしいのはドロレスですが、そんなことをするわけがないと言います。

【転】- 少女Aの殺人容疑者ドロレスは本当にカミラを殺したのかのあらすじ3

少女Aの殺人容疑者ドロレスは本当にカミラを殺したのかのシーン3 …ドロレスとボーイフレンド・イバンの行為を、カミラが撮影しました。
カミラはその動画を拡散します。
カミラは冗談でアップロードしたのですが、ドロレスは怒りました。
親友であるカミラが拡散したから怒り狂ったらしいのですが、ドロレスが怒って「マジで殺す」と発言したことは、同級生の間ですごく有名になっています…。

公判でこのことが話題に及んだあと、ドロレスは気分が悪くてトイレで休憩を入れます。


公判で検察が、新たな情報をもたらします。
カミラの死体の刺傷は、ハサミによるものだということ、ドロレスが服飾専門学校のデザイン科に進む予定だったことを挙げたのです。

この報道がテレビで生中継されました。
ドロレスが帰宅すると、捜査令状を持った警察が家宅捜索をしていました。
押収されたハサミには、カミラのDNAが検出されたとして、大きな話題になります。


落胆するドロレスに、父・ルイスは「パリのエスモード学校に合格が決まった」と知らせます。
父親はホームページを見せてドロレスを喜ばせようとしますが、実際に通うとなるとお金もかかります。
ドロレスを動転させまいと、家ではネット閲覧にも制限をかけていました。
パリの学校に本当に受かっているのか、ドロレスは確かめようがありません。

事件以来、気になっているドロレスは、カミラの母親の家を訪問します。
ドロレスを母・ベティが尾行していました。
カミラの母・マリサに話しかけようとするドロレスを、ベティが連れ去ります。
ドロレスはひとことも話せないままでした。

あとでマリサは取材陣に「容疑者が家を訪ねてきて怖かった」と答えます。


次の後半では、ドロレスのハサミからカミラのDNAが検出されたことが争点となりました。
不利になるかと思われますが、イグニシオ弁護士が「カミラ宅のハサミからも検出された(ドロレスが犯人とは限らない)」「カミラ、ドロレス、他の3人のDNAも出ている(ドロレス以外の犯人の可能性を示唆)」と主張します。

ハサミが凶器ではないかと取沙汰されて以来、より一層周囲の反応が「ドロレスが犯人だ」というものになります。
幼い弟・マルティンは「姉ちゃんが犯人でも、僕は好き」と言い、両親に叱られました。
ドロレスはその両親に向かって「どうせ犯人と思ってるんでしょ」とかみつきます。


ドロレスは限りなく不利でした。
イグニシオ弁護士は最後の案として、「ドロレスがテレビ出演し、無罪を主張する」ことを提案します。
ところがドロレスは「テレビに出るくらいなら、刑務所へ行く」と言いました。
その様子からイグニシオ弁護士は「ドロレスはカミラに対し、なんらかの罪悪感を持っている」と気づきます。

【結】- 少女Aの殺人容疑者ドロレスは本当にカミラを殺したのかのあらすじ4

少女Aの殺人容疑者ドロレスは本当にカミラを殺したのかのシーン2 25年間刑務所へ入ると、出所する頃には46歳だとイグニシオ弁護士が説得をしました。
それでもいいとドロレスは言いますが、最終的にテレビ出演に応じます。


テレビの司会者に訊かれたドロレスは、途中から用意した脚本を逸脱していきます。
捜査の時に謎だったもののひとつに、「ドロレスが着用していた服がなくなっている」というものがあります。
ドロレスはカミラと服をシェアしており、だから不自然ではありませんでした。
司会者は、カミラが動画を拡散したことを指摘して、「よく許せたね」と話題にします。
それを聞いたドロレスが、告白します。

ドロレスは「カミラを許していない。頭の中で何度も殺した。死ねと思った。でも殺していない」と答えました。
テレビの前で語ったその言葉は、信ぴょう性がありました。


その後、ボーイフレンドのルカスと農場へ行ったドロレスは、井戸のところへ腰かけます。
心配し手迎えに来た父に、ドロレスは「どうしてリュックを捨てたの?」と質問します。
父は、「血がついていたから」と答えました。
ドロレスは「でもパパ、私はやっていない」と言います。
(父親は娘のドロレスが犯人だと思い、証拠を隠滅させた。
ドロレスは父が自分を疑っていると知って、ショックを受けていた)


…その日、最後まで残ったドロレスは、寝ているという姿を撮影されていました(顔は見えず、足のみ)。
ところがドロレスとされる写真は、白いタンクトップではないのです。

「ドロレスがカミラを殺したわけではない」
「しかし、なんらかの理由で〝カミラを見殺しにした〟という罪悪感で、ドロレスは悩んでいる」
父・ルイスはその可能性に至りました。
改めて当時の記録を探ると、窓ガラスが割れていました。
カミラを殺害したのは強盗の仕業かもしれないのですが、ドロレスは何も言いません…。

父・ルイスとイグニシオ弁護士は、2人の間だけで出た強盗説にうなります。
事件当初、ルイスもイグニシオ弁護士も、「ドロレスが犯人だ」と内心では思っており、それで詳しく聞かなかったのです。
それが、ドロレスの心を閉ざすことになっていました。


…後日。
審議が終わり、ドロレスは「証拠不十分で無罪」になりました。
ネットでは早くも、推理合戦が始まります。

無罪になったものの、ドロレスが失ったものは多くあります。
母は職を追われ、父は農場を売り、自宅は抵当に入っています。
弟のマルティンもドロレスも、2年半、窮屈な暮らしをしていました。
無実とされましたが、これからも周囲の人間はドロレスを「犯人かもしれない」という目で見続けるでしょう。

ボーイフレンドのルカスがドロレスを探すと、ドロレスは屋根裏部屋にいました。
屋根裏の窓から、向かいの家にいる猫を見るドロレスは、なにやら思索にふけっています…。

(けっきょくドロレスが犯人かどうかは謎のまま。テーマはそこではない)

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みんなの感想

ライターの感想

テーマは犯人捜しではないので、犯人が判らないまま終わっても仕方ないのだが、少しもやもやする。
個人的にはやはり、暴いてほしかった。ドロレスではないのかな。でも疑いも残っているから、不完全燃焼。
もし「モヤモヤ」を監督が狙っているのならば、成功している。
SNSで誰もが気軽に動画をアップロードできるようになったことに対する警鐘。
それがもとで殺人事件が起きたよ、という話。家族が振り回され犠牲になっているが、まさしくこんな感じなのだろうと思う。

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